子供の運動神経が悪い主な原因5つと対策!今後に活かしてみよう
運動神経が悪いと子供が幼稚園や保育園で苦労するのではないか、そんな心配をするパパママも多いと思います。
「足が遅い」「体力がない」など気になるところがあると思いますが、まだまだ骨や筋肉は成長している途中です。
運動神経が悪い原因を探ってみましょう。原因を知ればこれからの生活に活かすことができます。
この記事の目次
1.運動が楽しいと子供が思っていない
幼稚園や保育園に通い出すと体育の時間があります。得意なものは楽しいですが、縄跳びや鉄棒、跳び箱などハッキリと「出来る」「出来ない」のジャッジをされてしまいます。
子供が「運動が嫌い」と言っているのは「体育の授業が嫌い」なのかもしれません。
いつまでも出来ないと楽しくないですし、苦手意識も高まってしまいます。好きな先生じゃないからやる気が出ないということも考えられます。
特定の運動が苦手でも、子供が楽しめる運動は必ずあります。跳び箱が出来なくても運動会で覚えたダンスは楽しいという子もいるのです。
先生に子供の体育の授業の様子を聞いてみよう!
送迎時は忙しいので、連絡帳に「うちの子供は運動が苦手なようなのですが、体育の時間はどのような様子でしょうか?」などと質問しておくと普段の様子が分かります。
2.ボールに慣れておらず苦手
球技が苦手という方も多いと思います。私はアニメに憧れて中学校からバスケットを始めたのですが、はじめの1、2ヶ月はバウンドしたボールすら怖いと思っていました。
小学校でミニバスケットボールをしていた友達は流石にボールに慣れていました。小さい頃からボール遊びをしておけば良かったと思った出来事です。
本格的に運動をやろうとハードルをあげなくても、ボールを投げたり蹴ったりは子供が楽しめる運動です。多少下手でも気にせずにボールに慣れておくといいですね。
サッカーボールやバスケットボール、バレーボールを買ってあげよう!
高いフェンスが設置してありボール遊びに特化した公園がある一方、ボール遊びが禁止されている公園もあります。公園の注意書きを確認しておきましょう。
3.家で遊ぶことが多い
公園が遠くにある場合はなかなか行けませんし、雨が降れば必然的に家にいます。またゲームやテレビは子供が大好きなものです。
盲点なのが家におもちゃが沢山あることです。
次々に遊ぶことができるので外に行かなくても楽しめるのです。家にいると身体を大きく動かすということも少なくなります。
家でずっとおもちゃ遊びをしていると「飽きたら新しいおもちゃが買わないといけないかな」と親は経済的負担が増えますし、子供は外遊びのことなどすっかり忘れてしまいます。
ゲームとテレビは時間を決めて制限、お手伝いをさせて家でも動こう!
おもちゃの数はほどほどにしよう!
運動のハードルを下げるとお手伝いも運動になります。新聞をとってくる、窓を拭くなど家でも動くことができます。
4.気付くと歩かない生活になっている
家族の移動は車、通園では園バス、買い物はネット、便利な生活はとても助かります。ただ油断すると歩かない生活になってしまいます。
歩くとセロトニンという幸せを感じるホルモンが分泌されますので、あまり歩かない生活はもったいないことだといえます。
「歩く」「走る」はほとんどの子供ができる運動です。最初はすぐにだっこと言っていた子供も、歩きなれてくると近場の駅までは歩いてくれたりなどの成長がみられます。
買い物や郵便局への用事などでいい、親と一緒に歩こう!
親子でウォーキングを楽しむのもいいと思います。注意点はウィーキング専用に靴をきちんと選んだほうがいいことです。
靴があっていないと「浮き指」といって足の指が地面につかなくなるなどのトラブルを抱えてしまうこともあります。子供に履き心地を聞いておくと安心です。
5.脳と体の成長途中
子供は元気はあってもまだまだ運動の経験値は少ないです。慣れない動きはぎこちないですし、何もないところで転ぶこともあります。
脳はたくさん使われる回路は処理が早くなります。運動を繰り返すほど脳は効率よく回路の処理をしてくれます。
成長の途中だということを思い出せば、子供が運動できないことに対してため息をつくこともありません。
いま出来なくても焦らないで大丈夫と思おう!
脳と体の成長には成長ホルモンが必要です。
成長ホルモンが多く分泌されるのは睡眠時といわれており、骨を強くする・筋肉をつくる・脳の疲労を回復させてくれるなどの役割があります。
▼子供の睡眠時間尾理想についてはコチラも参考にしてみて!
運動ができなくても諦めない!「できた」を積み重ねていこう
やり遂げるとやる気がでたり嬉しいのは大人も子供も一緒です。子供の運動神経が悪いと感じても、運動を好きになって継続することはできます。
具体的に出来たことを小さなことでもいいので「〇〇ができたね!」と言うと子供の自信につながります。
- すべり台すべれたね
- 鉄棒でぶらーんってできたね
- ボールで遊べたね
- 家まで歩けたね
- 階段のぼれたね
同じことを何度でも「できたね!」と言っていいのです。
繰り返し言い続けたほうが運動に対してポジティブなイメージが作られます。一度原因を見直して、子供の成長に寄り添っていきましょう。