専業主婦にお小遣い制は効果的?自宅でお小遣いを稼ぐ方法も紹介
主婦の毎日の働きを、年収に換算すると300万円とも言われています。実際に、専業主婦はどれくらいの金額のお小遣いを、何に使っているのでしょうか?
おこづかいをやりくりする方法や、自宅でお小遣い稼ぎをする方法についてもあわせて紹介します。
この記事の目次
お小遣いはどれ位?ワーキングマザーと専業主婦の平均額
希望するお小遣いの金額は、夫が48,245円、妻が27,984円なので、夫婦ともにあと1~1.5万円ほど欲しいと思いつつも、うまくやりくりしてお小遣いの範囲内で収めていることがうかがえます。
ワーキングマザーと専業主婦では、お小遣い額に差はあるのでしょうか。2012年に行われた、博報堂の「ママのワークスタイルと消費」というレポートで、ママの働き方によるお小遣いの金額を調査しています。
フルタイムで仕事をして収入を得ているママは、そうではないママに比べて自由に使えるお金が1万円ほど多いですね。
また、自由に使えるお金に対し、実際に1か月に自分のために使ったお金は、フルタイムで働くママが18,716円、パート・アルバイトで働くママが10,769円、専業主婦のママが9,919円です。
自由に使えるお金があっても、5,000円ほどは使っていないのですね。ママを対象とした調査なので、子どものことも考えて貯蓄に回しているのかなと思います。
お小遣いの使い道は美容に掛ける費用が多め
お小遣いは、主に以下のような使い道をされているようです。
- 美容院代
- 化粧品代
- 洋服代
- 趣味にかかる費用
- ランチ代
- 交際費
- スマホ代
前述の博報堂のレポートによると、美容に使うお金は、フルタイムのママで6,347円、パート・アルバイトのママで4,674円、専業主婦のママで4,759円です。美容費がかなりの割合を占めていますね。
特に、カラーやパーマなどの美容院代を払うと、月のお小遣いでは足りなくなることもあるかもしれません。たとえば、毎月3,000円を美容院代のために積み立てる(使わないで取っておく)などの工夫をしている人もいるようです。
お小遣い制は必要?使いすぎを防ぐメリットはある
明治安田生命の調査では、女性ではお小遣いが0円という人も17.0%を占めていました。
全く自分のためにお金を使っていないとは考えにくいので、お小遣いとして毎月決まった金額を貰っているのではなく、家計費に含めている人が、このくらいの割合なのかと思います。
その都度家計から自分のためのお金を出すことと、お小遣い制にすることはどちらがよいのでしょうか。
お小遣い制でないと自由度が高い
共働きで2つの収入があると、夫婦で個別に管理をしていて、そもそも相手の収入や支出を知らないということもあるかもしれません。不透明な部分はありますが、自由ではありますね。
専業主婦の場合、収入が旦那さんの1本だけなので、自分のためのお金はこのように捻出することになると思います
- 毎月旦那さんから定額を貰う
- 自分のために使うお金を家計費から出す
- 生活費をやり繰りした残りを自由に使える
生活費と自分のためのお金を一緒にすると使いすぎることも
お小遣い制にすると、自分のために使ったお金がどれ位なのか簡単に把握できます。生活費の中に自分のために使ったお金が埋もれてしまうと、知らず知らず使いすぎでしまいがちです。
お小遣い制にしなくとも、自分のために使った金額は把握しておくと、家計の圧迫も防げそうです。
お小遣いをちょっと増やしたいときに自宅でできること
サラリーマンの男性は、おこづかいのやりくりのために昼食代を節約したり、飲みに行く回数を減らしている人が多いようです。
専業主婦で、お小遣いをちょっと増やしたいな、もう少し欲しいなという時には、次のような方法があります。
フリマアプリで不要なものを売る
最近上場を果たしたメルカリなど、フリマアプリでいらない服や小物などを売って、まとまったお金を得ているという話も結構聞きます。いらないものを売ってお金にして、欲しいものも安く買うことができます。
アンケートに答えてポイントを貰う
マクロミル、ポイントタウンといったアンケートサイト・ポイントサイトは、会社員の人の副業としても人気が高いです。
サイトに登録して、アンケートに答えたりモニターをしたりして、ポイントを貯めて換金したり別のポイントと交換したりすることができます。
フリマサイトで手作りアクセサリーなどを販売
上の二つに比べて少しハードルが高くなりますが、手先が器用な人はアクセサリーや子供用品などを手作りして、ネットのフリマサイトで販売するという方法もあります。
「Creema」や「minne」といったサイトでは、ハンドメイド作品を売ることができます。出品は無料で、作品が売れた時に10%ほどの手数料が発生します。
プロの作家さん以外にも、素人の人も多く出品しているので、手作りが得意な人にはおすすめです。
お小遣い制の方が貯金がしやすいがある程度の自由も必要
専業主婦の人は、奥さんの方が家計管理をしているケースが多いようですが、お小遣い制は、ついつい使いすぎてしまう人には向いています。
家計費を何にどれ位使っているのか透明な方が、貯金はしやすくなります。しかし、毎月決まった金額でやりくりするので、不満に感じることは多くなります。
家族でお小遣い制にするにしても、お小遣いの中身を互いに追及しすぎない、イベントが発生して必要なお金が増えるときは柔軟に対応するなど、ある程度の自由は残すことが、お小遣い制を続けるコツと言えます。
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