スマホ代を節約!キャリアごとの見直し方法とおすすめ格安SIM
スマホ代を節約する方法としては、今使っているスマホの料金が安くならないか見直すか、格安SIMへ乗り換えるかという選択肢があります。
費用削減効果は、格安SIMへ乗り換えた方が大きいですが、注意したい点もあります。大手キャリアと格安SIMの特性を知って、自分に合った方法を選びたいですね。
※各情報とも、2018.8月時点での数値となります。
この記事の目次
スマホ代の平均はどれくらい?
平成29年度の総務省の家計調査によると、移動電話の通信料の全世帯の平均は、1年間で100,250円でした。月平均にすると、1世帯で約8,300円になります。
ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアの利用料金は、標準的なプランでは大体6,000円から8,000円ほどに収まっている人が多いのではないのでしょうか。
家族全員でスマホを持つと、結構料金が掛かってしまうので、節約できるとよいですよね。
今のキャリアのままスマホ料金を安くする方法
格安スマホへ乗り換えずに、料金を安くしたい人のための方法です。
不要なオプションサービスを解約する
スマートフォンの料金は、このような項目で構成されています。
- 端末代
- 通話料金
- データ通信料
- オプション料金
簡単にできる見直し方法としては、いらないオプションを払っていないか確認することです。
キャリアで契約をした時に、店員さんにすすめられるままに加入したオプションがあれば、一度見直してみた方が良いと思います。
ドコモの不要なオプションをウェブで解約する手順
以下は、ドコモのオプションの一例です。お店に行かなくても、ウェブ上で簡単に解約できます。
- dTV・・・月額540円
- dマガジン・・・月額480円
- i チャンネル・・・月額162円
- いちおしパック・・・月額540円
ウェブでドコモのオプションを解約する手順
- ドコモのサイトへアクセスし「お客様サポート」をクリック
- 「ドコモオンライン手続き」をクリック
- docomo IDとパスワードを入力してログイン
- 各種手続きの「ご契約内容確認・変更」をクリック
- 契約状況の確認ができるので不要なオプションを解約
auの不要なオプションをウェブで解約する手順
auのオプションの一例です。デザリングは、2年間無料ということで、購入時にオプションとしてつけたまま2年が経過していないでしょうか?
- テザリング・・・月額540円
- auスマートパス・・・月額401円
- うたパス・・・月額324円
- ブックパス・・・606円
auのオプションをウェブで解約する手順
- auのサイトへアクセスしてお客様サポートをクリック
- au IDとパスワードを入力してログイン
- 契約の確認・変更の「登録内容を確認/変更する」を選択
- 「ご契約情報」をクリックしてオプションサービスを解約する
ソフトバンクの不要なオプションをウェブで解約する手順
ソフトバンクのオプションの一例です。
- テザリング・・・月額540円
- ブック放題・・・月額540円
- とく放題・・・637円
- カーナビプラン・・・月額216円
ソフトバンクのオプションをウェブで解約する手順
- ソフトバンクのサイトへアクセスしMy Soft Bankへログイン
- オプションサービスの手続きをクリック
- 契約確認をクリック
- オプションサービスの変更から解約する
携帯端末と自宅のネット回線をセット契約
自宅でインターネット回線を利用している人は、端末とセットにすると料金の割引を受けられます。
- ドコモユーザーはネット回線をドコモ光にすると「ドコモ光セット割り」
- auユーザーは、ネット回線をauひかりにすると「スマートバリュー」
- ソフトバンクユーザーはネット回線をソフトバンク光にすると「おうち割り」
お使いのスマートフォンによって、数千円ほどの割引を受けることもできます。
格安SIMへの乗り換えが向いているのはこんな人
MVNOと呼ばれる格安SIMを提供している事業者は、独自の通信ネットワークを持たず、ドコモなど他社の回線を借りてサービスを行っています。
格安SIMが安いのは、回線を借りているので維持費用がかからないこと、ネット契約を主にして人件費を抑えていることが主な理由です。
格安SIMはこんな人に向いています
- 電話をあまり使わないorアプリの無料通話機能で十分
- キャリアのメールアドレスを使う必要がない
- 短い期間で最新のスマホへ買い替えなくても良いと思っている
格安SIMを利用する時の注意点
- キャリアから乗り換えると、キャリアのメールアドレス(docomo.ne.jpなど)が使えなくなる。
- 「かけ放題プラン」のように無制限の通話プランがないので、電話を長時間使うと料金が高くなる
- キャリアに比べて通信速度が遅くなりがち
格安SIMに乗り換えると、今までのメールアドレスを使うことができなくなるので、gmailなどのフリーメールを利用することになります。
また、キャリアに比べて通話料金が高いので、LINEなどの無料通話の利用で料金を抑えることになります。
格安SIMを検討している人は、上記のような点に気を付けて選びましょう。
ネット契約を主としているので、対面での手厚いサポートを受けたい人、店員さんに全てお任せでお願いしたい人には、あまり格安SIMは向いていないでしょう。
MVNOによって利用回線が異なる
MVNOは、ドコモ回線を利用したもの、au回線を利用したものなど、業者によって利用回線が異なります。
今ドコモと契約している人は、ドコモ回線を利用した業者への乗り換えであれば、SIMロック解除と呼ばれる作業を行わずに済みます。
ドコモユーザーは、ドコモだけでなくau回線を利用した業者にも乗り換えることは出来ますが、SIMロック解除が必要となってきます。
また、他社回線を使用したMVNOへ乗り換えた場合、電波帯が合わず通信状況が悪くなる可能性もあります。
ドコモ回線を利用した格安SIM
格安SIMの回線の多くが、ドコモ回線を借りて営業をしています。今docomoを利用している人は、ドコモ回線を利用したMVNOへ乗り換える場合、選択肢が多いです。
- イオンモバイル
- 楽天モバイル
- LINEモバイル
- b-mobile
- BIGLOBEモバイル
- mineo
- IIJmio
などこの他にも多数
au回線を利用した格安SIM
- UQ mobile
- mineo
- BIGLOBEモバイル
- IIJmio
ソフトバンク回線を選べる格安SIM
- Yモバイル
- LINEモバイル
- b-mobile S
- nuroモバイル
- リペアSIM
ソフトバンク系の格安SIMは、三大キャリアのうち最も遅く登場しました。ソフトバンクのスマホを使っていて、ソフトバンク系の乗り換える場合でも、多くの場合SIMロック解除が必要となってきます。
キャリア別おすすめのとMVNOと料金とプラン
キャリア別に、格安SIMに乗り換えるらくに、通信速度も安定していておすすめの通信業者を紹介します。
データ容量は、2GBの料金プランを載せました。2GBは、1か月で動画を4時間ほど見ることができるデータ通信量です。多くの携帯利用者は、月に2GBも使わないようですが、自宅でwi-fiルーターを設置すると、使用データ量を抑えることができます。
楽天スーパーポイントが貯まる【楽天モバイル】
楽天モバイルは、ドコモ回線を利用したMVNOなので、ドコモユーザーにおすすめです。楽天会員であれば、料金の優遇があり、利用料金に応じて楽天会員ポイントが貯まります。
【スーパーホーダイプランS】
データ容量:2GB
通話:10分以内の電話であればかけ放題
2年目以降月々の料金が上がるMVNOもある中で、楽天モバイルは2年間料金が変わらない(3年目から上がる)点も魅力です。
固有のメールアドレスが持てる【UQモバイル】
UQモバイルは、au回線を利用したMVNOなので、auユーザーからの乗り換えに適しています。
モバレコの通信速度ランキングでも、上位をキープしており、つながりやすさを求める人にもおすすめです。
機種代コミコミなのもかなり魅力ですね!スマホデビューの方や、今使っているスマホを新しい物に変えたい!という方は検討してみてはいかがでしょうか。
ただし注意点が一つ。UQモバイルはauのサブブランドのため、2年目以降の月額料金が上がります。
【音声通話付きおしゃべりプランS】
データ容量:2GB(25か月間は無料オプションで)
通話:何度でも5分間までかけ放題
毎月200円払うと(uqmobile.jp)というフリーメールではない固有のアドレスを持つことができます。
通信速度が速い【ワイモバイル】
ワイモバイルは、ソフトバンク系回線と、ワイモバイル独自の自社回線を利用したMVNOで、通信速度も安定しています。ソフトバンクから乗り換える人におすすめです。
ただしソフトバンクのサブブランドのため、2年目以降料金が上がります。
【スマホプランS】
データ容量:2GB
通話:1回10分以内であれば何度でも無料
ワイモバイルを契約すると、ヤフープレミアムのサービスを無料で利用できるというメリットもあります。
また、家のネット回線をソフトバンク光にすると受けられる特典や、家族で複数台所有すれば割引なども要チェックです!
格安SIMに乗り換える手順
新しくスマホ端末を購入するにも費用が掛かりますよね。今自分が使っているスマホを、電話番号そのままで乗り換える手順は、以下のようになります。
ウェブでの格安SIMへの申し込みは簡単にできます
- 必要に応じてスマホのSIMロックを解除
- 今契約している通話会社に電話して、MNP予約番号を教えてもらう
- 契約したいMVNOのサイトへアクセスする
- MNP予約番号、クレジットカード、本人確認書類を用意して契約ページを入力
- 数日後、契約したMVNOからSIMカードが届く
- 自分のスマホにSIMカードを挿入して、ネットワークの接続を行う
- MNPの転入手続きを行う
- 格安SIMでの通話が可能になる
MVNOの店舗で契約すると、予約番号の取得など店員さんにお願いできます。
注意点としては、乗り換えたいMVNOのホームページの動作確認一覧を見て、今使っているスマホが乗り換え先でも使えるのか、確認が必要です。また、2年に一度の契約月以外の乗り換えは、1万円ほどの違約金が発生します。
スマホのSIMロックの解除と注意点
例えば、auで契約して購入したスマホには、auが用意したSIMカードと呼ばれる電話番号などの情報が記録されているカードが入っています。
お店でSIMロック解除をお願いすると、3,240円の手数料が掛かります。ウェブ上で自分で行えば手数料が掛かりません。IMEI(製造番号)を控えておけば、スムーズに行えます。
お使いのスマホによっては、ロック解除を行えないものもあります。解除可能かどうかは、キャリアのホームページで確認できます。
格安SIMの利用が節約には効果的
スマホの費用を節約するには、やはり格安SIMへの乗り換えがお得です。今のキャリアのスマホの利用料が毎月6,000円程だとしても、乗り換えにより毎月4,000円ほど安く利用することが可能となります。
今のメールアドレスを使い続けたい場合は、キャリアでガラケーにして安い料金で契約して、スマホはデータ通信専用SIMにする2台持ちの方法もあります。
格安スマホというと、怪しく感じてしまうかもしれませんが、料金は安く今までと同じように使うことができるので、乗り換えの検討の価値は十分にあります。
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