非常用持ち出し袋の準備できてますか?最低限準備したい中身や家族別チェックリスト

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2019/05/15

いつ起こるか分からない災害時に、非常用持ち出し袋の準備があればすぐに逃げることができます。

家族に合うものを人数分準備し、避難中の繋ぎとして必要最低限の備えをしておきましょう。

これからの準備でも遅くありません。非常用持ち出し袋の中身や保管場所、また非常用リュックの選び方や最低限持ち歩きたいチェックリストを紹介します。

非常用持ち出し袋最低限必要な中身とは?

防災グッズには「外出時に持ち歩くもの」「非常時に持ち出すもの」「備蓄用として準備するもの」の3つがあります。

今回は「非常時に持ち出すもの」を紹介しますが、非常時用として準備するのは様々な理由があるからです。

  • 家族や自分の命を守るため
  • 不安や混乱を避けるため
  • 避難中の一時的な繋ぎ

命に関わることなので防災グッズの準備があるとないとでは、不安や混乱が大きく変わってきます。

必要最低限の準備をして、しっかり備えておきましょう。

非常用持ち出し袋の中身

災害が起きたときに非常時用として持ち出すものはサッと逃げることを前提として、持ち運びができる必要最低限のものを入れておきます。

「総務省消防庁」が掲載した非常用持ち出し袋の中身は以下を推奨しています。

現金・通帳預金・印鑑・救急箱・懐中電灯・電池・ラジオ・ライター・缶切り・ロウソク・ナイフ・衣類・手袋・防災頭巾・毛布・ヘルメット・哺乳瓶・インスタントラーメン・食品・水

乳幼児がいる家庭、ペットや祖父母と同居している家庭ではこれだけでは少し不安要素が出てきます。上記のものプラス家族に合ったものをそれぞれ準備すると良いですね。

非常用リュックの選び方とおすすめ

非常用リュックは中身を入れた状態で、家族がそれぞれ持ち運びができる負担にならないものが前提です。

リュックの種類や形状によっては紐が出ていたり、たくさんの物を入れることができないなど、災害用として向かないものもあります。

実際使ってみないと欠点が分かりにくいので、後で後悔しないためにも適したものを選ぶようにしましょう。

成人男性に適した非常用リュック

非常用リュックは必要最低限の準備と言っても、量はそれなりにあります。容量が大きいものに越したことはありませんが、後は自分が動きやすいかどうかです。

一般的にアウトドアやスポーツ用品店で売られているリュックを準備している人が多いようですが、既に手持ちのリュックがある場合は使い慣れていることもあるので買い足さなくても大丈夫です。

身軽に動くことを考えて、重量の目安は成人男性で15㎏です。色は防犯防止のために落ち着いたカラーを選び、スカーフを巻いたり目印をつけておくと避難生活中の間違えを避けることができます。

成人女性に適した非常用リュック

成人女性が非常用に選ぶリュックは自分の体形に合ったものです。登山をする人たちは、自分の体重の約20%を上限としたリュックを背負っています。

例えば体重55㎏の女性なら重さは11kgが目安ですが、人によっては重たく感じることがあるかもしれません。

また、乳児がいる家庭ではママが赤ちゃんを抱っこして荷物を背負うことになるのでいざという時に自分が持てるかどうかシュミレーションしておくと安心です。

子供用に適した非常用リュック

子供用の荷物は、年齢や体重を含め普段からどれくらい荷物が持てるのか確認しておくと良いかもしれません。

また、親とはぐれたり1人になってしまった想定外なことも含めてリュックにあると便利な機能もあります。
  • 反射材がついたデザイン(反射シートをつける)
  • ホイッスルをつけておく

ホイッスルは家族人数分準備しますが、子どもは小さいのではぐれてしまうと見つけにくくなります。ホイッスルで助けを求める方法を教えておくといざという時に便利ですよ。

比較的軽い物はウエストポーチがおすすめ!

貴重品や軽いものは両手が空くウエストポーチがおすすめです。サッと取り出しができ、常に身に着けていられるので防犯にも役立ちます。

ウエストポーチに入れておきたいものは以下です。

  • 財布(小銭を多めに)
  • 通帳・印鑑
  • 家族分の健康保険証・運転免許証・乳児医療証
  • 自宅の鍵 ※災害時は盗難が増えるので鍵をかけて家を出ます
  • 携帯電話
  • ウェットティッシュ・ハンカチ
  • マスク

現金は最低でも2~3万を5,000円、1,000円、500円、100円、10円などわけて持ち出しておきましょう。

東日本大震災でも、ライフラインがストップしクレジットカードや電子マネーが使えず困っていた方が多くいました。

10,000円の大きい紙幣よりも、小銭のほうが何かと重宝します。

非常用持ち出し袋の置き場所は?

一般的に、非常用袋は下駄箱や各人の寝室に置いている人が多いですが、部屋の間取りや収納スペースによって「非常用持ち出し袋の置き場所がない!」という人もいるのではないでしょうか。家族が多ければなおさらです。

では、下駄箱や寝室に置けない人はどのようなところに置いているのでしょうか。クチコミを紹介します。

  • 床下収納があるキッチンに置いている
  • 常に持ち運びたいから車の中に置いている
  • 家族が多いので非常時用から備蓄用まで全て倉庫に入れている
  • 大きめの収納ケースをベランダに置いて保管している
  • 大きいバックに家族分をまとめて入れて寝室に置いている

このように、工夫しながら非常用持ち出し袋を置いているようです。逆に押入れやタンスなどはいざという時に取り出しにくいのであまりおすすめしません。

災害に備えた衣類や道具も枕元に準備

災害は寝ているときに発生することもあるので、枕元に災害に備えた衣類や道具を大人用と子供用に分けて準備するだけでも違います。

【大人用】

  • 履きなれている運動靴
  • スポーツウエア(スウェット)上下
  • 靴下
  • 上着(ウィンドブレーカー)
  • 懐中電灯
  • ヘルメット・防災頭巾
  • メガネ

【子供・赤ちゃん用】

  • ベビー服・防寒着
  • 長ズボン・長袖(ジャージ上下)
  • 靴下・下着
  • 履きなれた運動靴
  • ジャンパー・ライフジャケット(あれば)
  • ヘルメット(自転車用でもOK)or防災頭巾

備えがなければ停電中、暗闇の中で衣類を探したり準備をすることになるので逃げ遅れる可能性もあります。

たったこれだけを枕元に準備しておくだけでサッと着替えができて、すぐに避難ができます。

家族別非常時用の備え!最低限持ち歩きたいチェックリスト

非常時用持ち出し袋は家族人数分を準備し、自分で荷物を持てる子どもがいる場合も1つずつ準備しましょう。

まずは、基本の準備から紹介します。

非常時用持ち出し袋の最低限準備したいもの

家族1人につきこれだけは入れておきたい必要最低限の準備です。避難生活が長くなれば備蓄品を家へ取りに帰ります。

貴重品
現金、健康保険証、通帳、印鑑、自宅の鍵などは常に身に着けておけるウエストポーチに準備
非常食
非常時用として食べるので、火や水を使わずそのまま簡単に食べれるビスケットや乾パンなどを1日分準備します。お子さんのリュックにはかさばらないお菓子も一緒にいれておきましょう。
飲料水(紙コップ)
1日分なら1リットルで十分足りるので、500mlのペットボトルを2本準備します。水を飲むときは雑菌の繁殖を防ぐため直接口につけず、離して飲むか紙コップを使って飲むようにしましょう。
レインコート
体が雨に濡れると体温が一気に奪われて体調を崩しやすくなります。アウトドア用の防水・透湿に優れた素材のものが理想ですが、一時的なものに使うので100均やコンビニのものでも大丈夫です。
アルミ製保温シート
災害時は防寒対策が必須で、夜はとくに冷えます。防寒対策になるアルミ製保湿シートは持ち運びも便利で、体を巻くだけで保温ができます。床に敷いて使う分と体の保湿に使う場合はポンチョタイプや寝袋タイプがおすすめ。
ホイッスル
災害に巻き込まれたら大声を出して助けを求めていると体力を消耗しやすい、と言われています。ホイッスルを使って助けを求めたり居場所を知らせるために必ず準備しましょう。
懐中電灯
懐中電灯は手巻き式発電が可能なものが良いですが、なければ電池式でも大丈夫です。その時は予備の電池も一緒に携帯しておきましょう。
ラジオ
手巻き式発電が可能なものが良い。懐中電灯+ラジオ+携帯充電も一緒にできるタイプも便利。なければスピーカー対応のラジオを準備しておきます。
救急箱
絆創膏、マスク、消毒液、ガーゼ、包帯、ピンセット、常備薬など必要なものを準備。携帯用に救急セットがまとめて売られているものもあるので活用するのもあり。
衛生用品
歯ブラシ、ウェットティッシュ、生理用品など。避難中は水が使えないこともあるので歯磨きの代わりにキシリトール入りガムを用意しておくと便利。
トイレットペーパー
芯を潰して汚れ防止にジッパーに入れておく。災害用の芯なしトイレットペーパーの中には1本で4人家族が1ヶ月使える分量もあるので1本準備しておくだけでOK。
衣類
上着、下着、靴下、など防寒対策にもあると便利。地べたに座ると冷えるのでひざ掛けがあれば底冷えを防げます。靴下も2枚重ねをしながら冷え予防もできるので2~3枚あると便利。
タオル
小さめのタオルを1~2枚準備します。汚れ防止のために封つきジッパーに入れておきましょう。
スリッパ
防寒用としてだけでなく、足の裏を守るためにもスリッパは必要です。底があるタイプや折り曲げができる携帯タイプのスリッパも便利。

ここまでが非常時持ち出し袋に必要最低限入れておきたいものです。これだけでも多く感じますが、家族が多いところはまだ準備が増えてきます。

赤ちゃんがいる家庭のチェックリスト

赤ちゃん用品は全て入れることができるボストンバックが便利です。荷物が多くなることは仕方ないですが、最小限に抑えつつもしっかり準備しておくと安心です。

母子手帳
持ち歩くのが不便なら、出生証明書と病気・予防接種のページをコピーして携帯しても可。
おむつ
1日~2日分の必要量を準備。おむつがなくなった場合は、スーパーの袋、タオル、ハサミがあれば簡易おむつを作ることができます。
おしりふき
おしりふきは体を拭いたり衛生面でも使えるので多めに準備。水に流せるタイプだとゴミが出ずに便利。
ミルク・離乳食
キューブタイプやスティックタイプのものを必要分準備。離乳食はビンタイプより、袋や箱入った持ち運びがしやすいものがかさばりにくい。
ベビー用飲料水・マグ・スプーン等
ベビー用ウォーターや麦茶など。水道が出ない可能性もあるので、使い捨ての紙スプーンや紙皿だと便利。
授乳ケープ
避難中は授乳室がないので、人の目を気にしながら授乳することになります。授乳しやすい服と一緒に授乳ケープは必ず持参しましょう。
抱っこひも
災害時はベビーカーでの移動ができないので抱っこひもは必ず必要です。パパでも使える抱っこひもを準備しておくと疲れたときに安心です。

高齢者がいる家庭のチェックリスト

年齢や体調によって必要なものが違いますが、モレがないように1つずつチェックしていきましょう。

  • 普段飲んでいる薬
  • お薬手帳(薬の説明書)
  • メガネ・老眼鏡
  • オムツ(身体状況に合わせて)
  • 身元確認メモ(連絡先・アレルギー有無・持病など)

身体の状況に合わせて、必要なものを準備。障害手帳や病歴のメモがあればコピーして一緒に準備をしておきます。非常食も食べれるものを入れておきましょう。

ペットがいる家庭のチェックリスト

家族の一員として暮らしてきたペット。災害時は、人の食べ物より不足しやすいと言われています。非常時に持ち出せるようにペットの備えもしておきましょう。

  • ペットフード(食べなれているものを3~4日分)
  • お皿(折りたたみ式が便利)
  • 処方薬(持病・フィラリア・ノミ・ダニの薬など)
  • ペット用キャリー(トイレとセットの物もあり)
  • ペット用トイレ
  • リード
  • 排泄物入れ(袋)
  • ペットの写真(離れたときに探すため)

非常時袋の中身は決まりはない…本当に必要な物だけを準備しよう!

災害を想定すると、なんでも準備したほうが安心感はありますが荷物が重くて動けなかったら本末転倒です。

非常用に持ち運ぶ備えは1~2日の準備で、なんとか生きていける必要最低限の準備だけで十分です。

小さいお子さんがいるご家庭では準備が多くて大変かもしれませんが、ふだん外出時に持っていくものが少し多くなたった…という感覚で準備していくと良いですね。

少し大きい子どもさんがいる家庭では、かさばらないおもちゃやゲームなど普段の生活と変わらない楽しみが見つけられるような備えも必要でしょう。

家族分の準備も大変ですが、何よりも命を守るためにこれから1つずつ揃えていきませんか?

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