育休中のキッチンの片付け!保管場所を作り復職時に役立てよう
育児休暇を取得したら、復帰日までにキッチンの見直しをしましょう。
週末にまとめ買いした食品が保存できるスペースがいるからです。また、短時間で調理・後片付けができるよう、使いやすいキッチンにする必要があります。
赤ちゃんが昼寝している間に、少しづつ片付ける方法をご紹介します。
この記事の目次
育休ママのキッチン片付けポイント
ワーイングマザーのキッチンに必要な条件はこちらです。
- 食材や調理器具の保管スペースが確保できている
- 短時間の掃除で綺麗を保てる
- 何がどこにあるのか、誰でもわかるようにする
共働きになると、週末にまとめ買いや作り置きをするスタイルになりますね。常温の食材や冷蔵庫のスペース確保が求められます。
また、食洗機や圧力鍋など便利な家電の買い替え・買い足しをする家庭は、調理器具の保管スペースも再考します。
掃除する時間をとりにくくなります。乱雑になりにくく、汚れてもサッとふけばOKにしましょう。
また、子どもが病気で保育園に預けられず、ベビーシッターさんや両親・義両親を自宅に呼んで出社するかもしれません。誰でも何がどこにあるのかわかるキッチンが必要です。
1.まずは不要品を処分!
保管スペースの確保は、まず物を減らす事!要るもの・要らないものを仕分ける事から始めましょう!
1カ所づつ不用品を取り除きます。今日は食器棚の上の段、明日は真ん中、明後日は下の段など無理のないペースで行ってください。
手順はシンプルです。
- 片付けるスペースのものを全て出す
- 不用品をゴミ袋へ入れる
- 要るものを元のスペースに戻す
まずは不用品を処分し、収納スペースを確保することだけ考えましょう!
物を捨てるのが苦手な方は、こちらの方法で!
断捨離が苦手な方は、以下に当てはまる物のみ処分してください。
- 賞味期限切れの食材
- 欠けた食器
- 壊れた調理器具
処分するものを明確にしてから片づけると、処分するか悩む回数が減って作業がはかどります。
このひと手間で、処分するか否か悩む時間を最小限にできます。全ての片付けが終わったら、段ボールを開けて処分するか再検討してください。
2.収納する場所を決める
キッチン用品は、使う場所の付近にしまうのが大原則!コンロで使うものはコンロの近く、調理台の近くで使うものは調理台の近くにしまいます。
同じく重要なポイントは「高さ」です!自分の身長に合わせて収納すると、使いやすくなります。
- 頭部から臀部の高さ
- 手に取りやすい場所。使用頻度の高い菜箸やフライ返しなどの調理道具、サランラップやチャック袋をしまいます。
- 臀部より下
- かがむ必要があるので重い物を入れます。鍋やフライパン、ホットプレートなどの調理道具がおすすめです。
- 頭部より高い場所
- 背伸びや踏み台を使う場所は使用頻度の低い物を。季節の物(かき氷機・おせちのお重など)、お客様用の食器、ストック品をしまいます。
原則として、調理台の上は何も配置しないようにしましょう。置きっぱなしにすると掃除に手間がかかり、小さなお子さんがひっくり返す可能性もあります。
また、シンク下は風通しが悪く湿気が溜まりやすいです。食品や家電の保存には向きませんので、鍋やザル・洗剤などをしまいましょう。
3.100均ケースをフル活用して収納を
不用品の処分と必需品をしまう場所を決めたら、綺麗に使いやすく収納していきます。
収納ボックスは無印良品やIKEAはもちろん、セリアなどの100円ショップの収納グッズで充分です。カゴ・CDケース・ファイルボックスなど用途毎に使い分けましょう。
ケースのデザインは、透明だと中身がわかりやすい反面ごちゃつきやすく生活感が出ます。好みに合わせて選んでください。
なお、お菓子などの紙箱は濡れやすいキッチンには向きませんので、やめましょう。
ケースを買うときは、事前に各収納庫の長さを測ります。野菜室や冷凍室の上段の高さ、冷蔵室のドアポケットなどは特に注意です!
また、冷凍庫収納に使うケースは耐熱温度を確認してくださいね。
収納場所ごとの注意点
収納場所ごとに整頓の方法も異なります。以下のポイントを押さえながら収納してみましょう。
- 引き出し・ラック
- プラスチックのケースで仕切り、収納量は八分目までに収めます。いっぱいに入れると出し入れしづらく、中身が下段に落ちてしまいます。
- 吊り戸棚
- A4サイズのファイルボックスを使います。ボックスごと取り出せば、背伸びする時間も短くすみます。
- 食器棚
- 割れやすい物は、小さなお子さんの手が届かない場所にしまいます。できれば重い物を下段、軽い物は上段に。
- シンク下
- 3段ラックなどを使って、整頓をしましょう。小さなものはチャック袋に入れると散らばりません。
- 冷蔵室
- 食材ごとに収納場所を決めます。何が不足しているか一目でわかるようにします。トレーを置けば、こぼれても掃除が楽です。
- 冷凍室
- 基本は縦向きで収納。ファイルボックスを使い、お弁当用・子供用・主食・副菜など用途別に配置します。保冷剤は必要最低限の数にしてください。
- 野菜室
- 冷凍室と同様に、ファイルボックスを使って縦に収納します。まとめて切ってチャック袋に入れて保存すると、省スペースで収納できます。
不用品の処分と同様に、今日は冷蔵庫、明日は野菜室など一カ所筒行ってくださいね。
4.メモを残して、誰でもわかるキッチンに
今までママが中心にキッチンに立っていた家庭も、共働きになればそうもいきません。パパはもちろん、別居の祖父母やベビーシッターさんに来てもらう事もあるでしょう。
何がどこにあるのかママしか分からない…ワンオペ育児の原因にもなりかねないキッチンは、育児休業中に改善しましょう!
基本はキッチンの一覧表&記名
キッチンの見取り図を描いて冷蔵庫に貼っておくのが基本です。
各収納の扉には、入っているものを簡単に書いておきます。吊戸棚など目線より上の収納は各ファイルボックスにも記名すると、取り出すべきボックスが一目でわかります。
テプラでも、油性ペンで記名したマスキングテープを貼ってもいいですよ。
調理器具の使い方はメモを残す
以下は、よその家庭のキッチンに立ったときに悩むことの一例です。
- コンロや電子レンジの使い方
- シンク下の扉ストッパーなど、赤ちゃんの安全グッズの外し方
- シンクのスポンジが食器洗い用か掃除用か不明
コンロもガスとIHでは操作方法が違いますし、電子レンジも多機能なものは初めてだと使いこなせません。
「レンジであたためるときは【電源】→【レンジ出力切替】→【あたためスタート】の順に押す」などメモをしましょう。
赤ちゃんのいたずら防止の安全グッズも、力づくで外されて壊れたというエピソードもあります。外し方を書いておいた方が無難です。
スポンジなど調理用か掃除用か悩みやすいものは、「調理用」「掃除用」とペンで記入をしましょう。
使いやすく片付いたキッチンで職場復帰を
忙しい中で夕食を作っていくには、料理しやすいキッチンが一番!
ワーママが育休期間に我が家を片付けるのは、業界の資格取得や専門誌を読むのと同じくらい重要です!
毎日30分でもいいので、少しづつ時間を作って片付けてくださいね!
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