【体験談】わがままで自己中心的な我が子に思いやりの心を!親子で努力した話

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2017/12/15

わがままな我が子にしつけしている様子

生まれ持った性格というのは皆あると思います。赤ちゃんにも神経質な子、おっとりした子、繊細な子…と様々です。3歳頃になると、性格がだいぶ固まってきます。幼稚園に行くようになると、家では見られなかった性格が出てくるようにもなります。

私は次女が小学校に上がった頃、彼女の性格が自分中心で、他人を気遣い思いやる気持ちに欠けていることに気がつきました。

ある程度の歳になってしまうと、とかく親は生まれつきの性格だからとあきらめがちですが、出来ることはあるはずです。

簡単なことではありませんでしたが、続けることが大事だと思って取り組みました。

人の話を聞かない…『他人の話を聞く耳を持たせる』施策を!

自己中だと感じたことの1つ目は、『人の話を聞かない』ことでした。

  • 話しかけても返事が返って来ない。
  • 自分から話を始めておいて、それに答えたこちらの話は聞いていない。
  • 自分の話したいことさえ済んでしまえば、他の人の話はどうでもいい。

こういった事が目立っていたのです。なので、下記のようなことから取り組んでみました。

  • 話しかける時は必ず名前を呼び返事をさせる。
  • TV視聴中などは消すかCMを狙って話しかける。ゲーム中もキリの良さそうなところで。
  • 今こちらが話した話を復唱させる。
自己中の特徴

良い意味でも悪い意味でも集中力があります。TVやゲームに夢中になっていると周りの音は聞こえません。聞こえても自分に話しかけているとは思いません。

集中しているだけに邪魔をされると不機嫌になります。声かけのタイミングは気をつけてください。

ちゃんとタイミングを見計らって名を呼んで、こちらを向かせて話をしても、上の空で聞いていることがあります。

その場合は「今、ママが言ったこと何?」と聞き、答えさせました。すぐに変われるわけではありませんが、これらをあきらめずに続けていくことが大事だと信じて頑張りました。

人が困っていても気が付かない…『気が利く子にする』ために感謝を表してあげて

もう1つ、人が困っていても気がつかないところがとても気になりました。

例えば私がお茶をこぼしたとします。長女は何も言わなくても、雑巾を取りに行ってくれるのですが、次女にはそれが出来ないのです。

言われれば動くのですが、言われなければいくらこっちで騒いでも、耳には入りません。

ヘタすれば、自分がこぼした時ですらやってくれるのを待つ始末です。やってもらってもありがとうすら言いませんでした。

まずはとにかく指示を出してやらせてみました。そしてお礼を伝えました。本当にすごく助かったよ~!と少し大げさなくらいに感謝を表しました。この時に子どもが少しでも嬉しそうな顔をすればしめたものです。

回数を重ねるごとに、人の役に立って感謝されることが気持ちの良い事だと彼女は気づいたのか、中学生になり、ようやく何も言わなくても動けるようになりました。

今では長女よりも速く駆けつけてくれます。何かしてもらえれば、自然と「ありがとう」の言葉が出てくるようにもなりました。

食事中に、私が次女のそばにあるお醤油に手を伸ばせば、黙って取ってくれるようになりました。察することが出来るようになったのです。

これは何でもない事の様に見えますが、自己中だった次女にはとても大きな成長でした。もう安心だな!と私が思った瞬間です。

▼思いやりのある優しい子に育てるコツについてはコチラも参考にしてみて!

叱りつけるだけではダメ

子供がわがままだと、「それはダメ!」と怒り、上から押さえつけがちですが、自己中な子はプライドが高いので逆効果です。

感情的にならず、「こういう時はこうするといい」と諭していくと上手くいきますよ。

叱ったとしても、都合の悪いことには耳をふさぐタイプですから、後で改めて何が悪かったのか説明しないと伝わらないのです。

絵本やお話から分かってもらうやり方もあります。私は、仕事場で人に迷惑をかける人の話をして次女に同意を求めました。

次女も学校に同じような人がいるよと、私に話してくれるようになりました。

そこから少しずつ、彼女は自分はそういった人と同じような事はしたくないと思うようになってくれたようです。

これらを実行しても、すぐに効果が出るものではありません。生まれ持った性格と言うのはなかなか頑固!

でもそのままにしていたら、学校での人間関係にも影響が出ていたかもしれないので、苦労してでも長期間頑張って良かったと感じています。

大人になり、社会人として独り立ちするまでに、なんとか人並みになってくれれば良いので、何年かかってもじっくり続けることが大事だと改めて感じました。

▼思いやりを育む声掛け例についてはコチラも参考にしてみて!

みんなのコメント
  • 果奈さん

    6歳の息子が、反抗期です、わがまま放題です、義理の母はすごく甘いです、困ってます。

  • ケイさん

    感情的に怒るのと、理性的に怒るのでは全く意味が違うと思う。
    無論起こらないのはおかしい。
    他人を傷つけたり、約束を破ったり、その行動が危ない事になるなら怒るのは当然。
    お菓子をねだったり、行こうと言っても聞かないなら、起こそうとしたりせず、
    「そう。お母さんそんな子知らない。自分でお家に帰りなさい」
    と言ってプイっとそこから遠ざかる。
    (ただし、子供の声が聞こえる範囲で店の入り口などに隠れ、だだが治まってきたら現れる。)
    8から10回に一回は思うものを一個だけ買ってあげる。
    これで私は育てられました。
    駄々こねても買ってもらえるわけではない。
    良い子にするから買ってもらえる。と覚えさせるんだー。
    そのうちちゃんとついてくるし、良い子にするからーと自分から良い子にする。
    と、母は当時の事を思い出して言ってました。
    確かにそうですw
    ディズニーなど長距離歩く様な所もそういった積み重ねと時々のご褒美で、ケイはちゃんと最後まで我慢して歩く子だったわー。
    とも。
    子供心に両親が妹を代わる代わる抱っこしてて、大変そうだな〜と思って頑張ってただけだったのですが。
    私、足腰強いはずだわー。とw

  • よしきこさん

    今…ホントに悩んでます。。。
    でも、ここに記載されているコメントを見て…少しだけ肩の荷がおりました。
    この春小学校に入学し毎日、宿題をさっさとやらない・朝はボケーッとして何事も遅い長男に…毎日イライラ…
    親は良かれと思って、早くやりなさい…遊ばないでさっさとやっちゃいなさい…の連発。。。
    自然と怒ってばっかり。。。
    でも、この子も環境の変化や状況の変化にもしかしたら?苛立ちや、わからない部分、楽しいこと、難しいこと、苦手なこと…
    イロイロ出てきたのかなぁ〜って本人の立場にたってみたら…私自身が子どもの事をわかっていなかったのかもしれないのかな?と思いはじめました。
    明日の朝…本人とキチンと話をしようと思います。

  • みぽりんさん

    長男(小5)の自己チュー度がひどく悩んでいます。
    話をしても自己チューの何が悪いん?別に今のままでいい、などと言い、開き直った態度。都合の悪い話は適当にながし、母親である私の気持ちをひとつも理解してくれようとしません。
    でも、これを読んで接し方が悪かったのかな~と思いました。
    もう少し長い目で見て、他人の話を聞ける人、気の利く人になれるよう根気強く接してみたいです。
    少し希望が見えてきました。頑張ります。

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