失敗しない粉ミルクの作り方とコツで赤ちゃんとの外出も安心!

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2018/04/11

粉ミルクを作っている様子

赤ちゃんが飲む粉ミルクには母乳に近い成分が含まれています。

お湯で粉ミルクを溶かすため時間が経ったミルクは雑菌が繁殖しやすく、食中毒の原因になってしまいます。

余ったからといってミルクを次回の授乳に回したりせず、いつも新鮮なミルクを赤ちゃんに飲ませてあげましょう。

粉ミルク用の調乳水と使用できるミネラルウォーターについて

粉ミルクの調乳水は水道水で作るのが一般的ですが、緊急時や外出時にミネラルウォーターを使って粉ミルクを作ることができます。

粉ミルク用の調乳水は水道水が基本

日本の水道水は水質基準が厳しいため基本的に飲料水としても飲むことができます。水道水を沸騰させるだけで粉ミルクの栄養素を保つことができます。

浄水器を通した水でもミネラルが添加されている物がありますので使用するときは必ず水質成分を確認する必要があります。

ミネラルウォーターで作る場合は軟水or純水を使用する

ミネラルウォーターとは「特定水源から採取された地下水のうち、地下でミネラル分が溶け込んだもの」とされています。

ミネラルウォーターに含まれるミネラル成分により、硬水と軟水に分けられ硬度とは、水1リットルの中に溶け込んでいるカルシウムとマグネシウムの量を表す数値のこと。

したがって、120mg/未満のものを軟水と呼ばれています。

※日本で発売されている以下のミネラルウォーターは、粉ミルクに使用することができます。

名称 硬度
南アルプス天然水 約30mg/l
いろはす天然水 約29.1~43mg/l
六甲のおいしい水 約84mg/l
森の水だより(富士の天然水) 約32mg/l
立山の天然水 約50mg/l

ミネラルウォーターを使用するときも水道水と同様、一度煮沸をしてから調乳用に使用します。

日本のミネラルウォーターの中にも硬度が高い物があります。

硬度の高いミネラルウォーターを使用してしまうと、カルシウムやミネラルを過剰に摂取しまうので必ず硬度表示を確認してから購入するようにしましょう。
ベビー用のピュアウォーター
ベビー用のピュアウォーターはミネラルウォーターと違い「純水」なので水が足らなくなった外出先でも安心して使うことができます。

ピュアウォーターで粉ミルクを溶かす場合は、一度沸騰させてから70℃以上で使用します。

出来上がり量まで注ぎ足す場合や、調乳したミルクの温度調整に使う場合は煮沸なしで使用が可能です。

一般的な粉ミルクの作り方!赤ちゃんに必要な量と最適温度

粉ミルクに使用する調乳水の理解が深まったところで、粉ミルクを作っていきましょう。粉ミルクにはたくさんの種類がありますが、基本的な作り方はほとんど変わりません。

メーカーによっては、成分の違いも若干ありますが自分の好みの粉ミルクを用意します。

一般的な粉ミルクの作り方

粉ミルク缶の説明書き、注意点を確認しながら準備していきます。ミルク作りに必要な準備は日常使うものばかりです。

  • 粉ミルク
  • 哺乳瓶
  • ポット
  • 湯冷まし用ボウル
1.綺麗に手を洗い、周辺を清潔にする
低月齢の赤ちゃんは免疫が少なく雑菌への抵抗力も弱いので、粉ミルクを作るときは綺麗に手を洗い、使用する周辺を清潔にしてから作るようにします。
2.消毒された哺乳瓶に粉ミルクを入れる
消毒された哺乳瓶に、ミルクの缶の説明書を確認し付属されているすりきりで規定量の粉ミルクを入れていきます。スティックやキューブ型の場合も必要量を入れます。

3.70℃以上の熱湯を入れ哺乳瓶を振る
赤ちゃんのミルクは国際基準で70℃以上の熱湯で調乳するとされています。哺乳瓶にできあがり量1/3~2/3の熱湯をそそぎ、乳首とキャップをつけて哺乳瓶を軽く振って粉を溶かしていきます。

4.できあがり量まで熱湯を加えてさらに溶かす
キャップと乳首を外し、さらにできあがり量の熱湯を加えて粉ミルクを溶かしていきます。

お湯が少なすぎたり多すぎたりすると、ミルクの味が変わるだけでなく栄養量がじゅうぶんにとれなくなるので注意しましょう。

5.ミルクを水や氷水にさらして適温まで冷ます
熱湯の状態で赤ちゃんに飲ませてしまうと火傷をしてしまうので、必ず水や氷水にさらして適温まで冷まします。適温は人肌温度の40℃前後といわれています。

手首内側は皮膚が薄く温度を確かめやすい場所です。手首内側に数滴ミルクをたらして温度を確かめてください。

もし心配な場合は、コップにミルクを少し入れて自分の舌で確かめてみると安心です

ミルクを素早く冷ますコツ

1つ目は、湯冷まし用のボウルに哺乳瓶と氷水を入れて冷まします。短時間で冷ますことができるので時間がないときでも安心です。

長時間つけすぎると急激に温度が下がってしまうのでこまめに確認をしましょう。

2つ目は、哺乳瓶を流水に長く当てながら冷まします。流水を哺乳瓶に当てていると比較的早く冷ますことができます。

こちらも当てすぎると温度が急激に下がってしまうので注意が必要です。

赤ちゃんに粉ミルクを作るときの注意点

粉ミルクを作るときに注意したいことがいくつかあります。

ミルクを作った2時間以内に飲ませる

赤ちゃんに粉ミルクを作ったあとは、2時間以内に飲ませてあげましょう。

ミルクは温度が高く雑菌が繁殖しやすいので作り置きや飲み残しが出た場合は必ず破棄します。もちろん、ミルクの作り置きもNGです。

もったいないかもしれませんが、食中毒の危険性があるので注意が必要です。使った後は必ず器具を消毒することも大切です。

夜間の授乳は何度も洗ったりすることが大変なので、哺乳瓶を数本準備して使ったらまとめて朝に消毒をするといいでしょう。

粉ミルクが溶け切らない…薄めるのはNG

お湯をいれるとミルクに泡が少し立ちますが、正しいお湯の量は泡の下の位置です。初めに規定量たっぷりにお湯をいれてしまうとミルクが溶け残ってしまう可能性があります。

規定量より気持ち少なめに、泡の下の量で調整するとミルクが溶けやすくなります。

哺乳瓶を振るときは、泡を立てないようにくるくる円を描くように溶かしていきます。

粉ミルクがうまく溶けないため、薄めて作ってしまうと赤ちゃんに必要な栄養素がしっかり摂れなくなるので、最初は難しいかもしれませんが粉ミルクをしっかり溶かしてからあげるようにしましょう。

熱湯を全て注ぐと栄養成分が破壊されることも!

粉ミルクを作るときは、できあがり量1/3~2/3の熱湯を注ぐことが基本ですが、面倒だからといってできあがり量一度に熱湯を注いでしまうと栄養成分が破壊されてしまうことがあります。

また、できあがり量1/3~2/3の熱湯を入れることで、しっかり粉ミルクが溶けやすく、湯冷ましや調乳用の水を入れた後も適温に持っていきやすくなります。

外出時の粉ミルク作りはどうすればいい?事前準備と作り方

家でミルクを作るときは、哺乳瓶に粉ミルクとお湯を入れて溶かし、水に浸して冷ますだけでかんたんに作ることができます。

しかし、外出先ではミルクを冷ます水や氷があるとは限りません。急な外出でもしっかり準備をすればミルクも作ることができ、赤ちゃんとの外出も心配ありません。

  • 粉ミルク
  • 哺乳瓶
  • 70℃以上のお湯を保てる魔法瓶
  • 湯冷まし用の水
  • タオル
  • ウェットティッシュ

必要な持ち物で万全準備で乗り切ろう

必要な持ち物でも、粉ミルクを小分けにしたり70℃以上お湯が保てる哺乳瓶が必要だったりと事前準備が必要になります。1つ1つ確認しながら、準備をしていきます。

粉ミルク
大缶の粉ミルクはそのまま持っていくと重たく荷物になってしまいます。ミルカーを使うと3回分の粉ミルクを計り置きできるので移し替えるだけで適量を入れることができます。スティックタイプのミルクやキューブ型のミルクもあるのでじょうずに利用しましょう。

哺乳瓶
携帯用の哺乳瓶はガラス製よりプラスチック製軽量タイプがおすすめです。月齢が低く授乳回数が多い赤ちゃんの場合は消毒ができないことから、授乳頻度に合わせて2~3本用意をすると安心です。

70℃以上のお湯を保てる魔法瓶
ショッピングセンターや児童館はポットが備え付けられているところもありますが、場所によってはないところもあります。粉ミルクを十分に溶かすことができる、70℃以上のお湯を保てる哺乳瓶に入れて持参しましょう。

湯冷まし用の水
煮沸消毒をした水道水を持参します。毎回沸かして持参するのが大変な場合はミルクにも使用できるベビー用ピュアウォーターを持参すると手間が省けて時短にもなります。

タオル
赤ちゃんがミルクをこぼしたり、吐いたりしてしまったときにあると便利です。

ウェットティッシュ
外出時に手洗い場がないときはウェットティッシュがあると手を清潔にすることができます。肌で温度を確かめたりすることがあるので持っていくと便利です。

洗浄スペースがないことが多い…作り方のコツ

外出先ではお湯や洗浄スペースがないことが多く、消毒をすることができません。とくに月齢が小さい赤ちゃんの場合は消毒をしないと心配です。

先輩ママたちが実践した、外出先でも安心できるおすすめの方法を紹介します。

1.ウェットティッシュで手を綺麗に拭く
外出先に手洗い場がない場合はウェットティッシュで手を清潔にしてから粉ミルクを作りましょう。
2.粉ミルクと、70℃以上の熱湯をできあがり量1/3~2/3注ぐ
哺乳瓶にできあがり量1/3~2/3の熱湯をそそぎ、キャップをしてしっかり粉ミルクを溶かします。
3.湯冷まし用の水をできあがり量まで注ぐ
しっかり粉ミルクが溶けたら、湯冷まし用の水をできあがり量まで入れます。
4.手首内側で温度を確認する
手首内側に数滴ミルクをたらして温度を確認します。
5.適温を確認したら赤ちゃんにミルクを飲ませる
しっかり温度を確認したら赤ちゃんにミルクを飲ませましょう。

軽量タイプの哺乳瓶を数本用意して持参

外出の時間と赤ちゃんの飲む量に合わせて軽量タイプの哺乳瓶を数本用意して持っていく方法です。

一回飲むたびに洗ったり消毒をしたりすることができないので、自宅で消毒した哺乳瓶を飲む量に合わせて持参することですぐにミルクを作ることができます。

荷物は多くなりますが、軽量タイプだと重たくありません。

使い捨てタイプの哺乳瓶を持参

外出先で飲んだ哺乳瓶を持ち帰って洗ったり消毒したりするのも手間がかかってしまうので、使い捨てタイプの哺乳瓶を持参します。

使い捨て哺乳瓶は軽くてコンパクトに折りたたみができるものもあります。遠出や災害時にも便利な哺乳瓶です。

ミルカーを使って粉ミルクを小分けしておく

外出する前に、赤ちゃんが飲む量の粉ミルクをミルカー(ミルクケース)に小分けして入れておくと、すぐに粉ミルクを作ることができます。

キューブタイプやスティックタイプは元々分量が決まっているので、量を調整する必要があります。

必要量をしっかりあげるためにはミルカーを使うと、きっちり決まった分量をあげることができるので安心です。

70℃以上に設定できる電気ケトルでお湯を沸かす

温度調整のできる電気ケトルで、赤ちゃんのミルクの調整に最適な、70℃の温度調整ができる電気ケトルが増えてきました。

ティファールの電気ケトルには、土台の所に温度表示盤がついていて温度を調整することができます。

やかんやポットでお湯を沸かすより、短時間でお湯が沸かせるので、是非活用したいアイテムです。

湯冷ましを作り置きして冷蔵庫に保存

湯冷ましはミルクを作るたびにお湯を沸かすと手間がかかってしまいます。毎朝、必要量の湯冷ましを準備して冷蔵庫に保存しておくだけで直ぐにミルクを飲ませることができます。

常温で放置したり、一度作った物を何日も使用しないように注意しましょう。

毎朝、必要量の湯冷ましを作ることで雑菌の繁殖を抑えることができるの安心です。

粉ミルクを作る時には「消毒」についても併せて考えよう!

新鮮で安全なミルクを作るには、器具の消毒が肝心です。眠たい夜間は消毒する時間も辛いと思いますが、かんたんにできる消毒のやり方があります。

鍋で煮沸消毒
一般的な消毒のやり方です。鍋に器具が隠れる程度、水を入れて沸騰させます。沸騰したら器具を入れて、5分~10分煮沸させます。乳首や乳首ケースは2分~3分程度で取り出しましょう。

電子レンジで消毒
忙しいママや夜間にぴったりな電子レンジ消毒。マイクロ波の加熱で高温スチームを発生させて消毒します。専用ケースに入れてあとは電子レンジにお任せなのでとってもかんたんです。哺乳瓶は熱に強い「ガラス製」を使うのがおすすめ。

薬剤でつけ置き消毒
つけ置き消毒はとにかく簡単です。指定容器に薬液をつくり器具を浸して時間になったら取り出すだけです。デメリットとしてはかんたんにできる分、薬液の費用がかかります。

哺乳瓶消毒の目安は生後4ヶ月を過ぎるまで

生まれたばかりの赤ちゃんは免疫力が少ないので、病原菌に対する抵抗力がなく病気にかかりやすくなります。

赤ちゃんが毎日口にする哺乳瓶は、免疫が急激に低下する4ヶ月を過ぎるまでは必要とされています。

しかし、4ヶ月を過ぎても、赤ちゃんの体調が悪いとき、食中毒が発生しやすい梅雨や夏場は様子を見ながら消毒をしてあげましょう。

外出先ではどうやって消毒すればいいの?
ショッピングモールやキッズコーナーにはポットや洗浄スペースが設置されていることが多く、哺乳瓶をポットの熱湯で消毒をすることができます。

水できれいに洗ってから、熱湯で哺乳瓶を洗いミルクを作ってあげましょう。

消毒と適温適量がカギ!安全なミルクを赤ちゃんに飲ませましょう

とくに月齢が低い赤ちゃんの場合は、抵抗力が弱いので消毒や適温適量をしっかり守ることが大切です。

抵抗力がある月齢になれば消毒を省き持ち物を少なくしていきましょう。持ち物が少なくなるとだいぶ外出もしやすくなります。

今は、外出時のミルク作りもママの負担が少なくなるような商品もたくさん出ているので上手に活用してみましょう。

子育てに疲れたときはパパや家族にミルク作りをお願いして、みんなで赤ちゃんの成長を見守れるような子育てをしていきたいですね!

みんなのコメント
  • あやさん

    いつの情報っすか?
    熱湯だとミルクの成分が壊れる?
    それ20年ぐらい前の話ですよ。
    いまはその分も見越して粉ミルクが作られています。
    また、逆に温度が低すぎることのほうが粉ミルク中の雑菌を殺菌できないので問題です。

    • marchさん

      あやさん
      コメント・訂正ありがとうございます。
      「70℃以上のお湯で溶かす」という記述と熱湯でのミルクの成分の記述を修正しました!

      情報ありがとうございました!

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