子供の作品はスッキリ小さく収納!どんどん増える作品の整理術

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2015/03/15

子供が書いたお絵描き作品や粘土作品など…。可愛い子供の成長の証として取っておきたいのは山々ですが、場所も取るしどんどん増えるので何とかしたい!と考えるお母さんも多いはず。

なかなか捨てにくい子供の作品ですが、思い切って捨てられるようになる方法と思い出を残しつつコンパクトに収納できる整理術をご紹介します。

どんどん増える作品は一時保存ボックスで整理

保育園や幼稚園に通っている子は特にどんどん増え続ける作品類。毎日整理するのも大変ですよね。そこでおすすめなのが一時保管ボックスの活用です。

一時保存ボックスにとりあえず収納しよう

一時保存ボックスには子供の作品を何でも収納するボックスです。保育園・幼稚園のプリント類や遠足のしおりなんかも一緒に仕舞ってもOKです。

この一時保存ボックスは大みそかや進学するタイミングで中身を見直して、いるものといらないものを分けます。

箱は蓋つきのクラフトボックスがおすすめ

一時保管ボックスにする箱は、蓋がついてクラフトボックスが便利です。紙でできていて軽いので子供も扱いやすく、不要になって捨てる時にも便利です。

100円ショップなどで売っているクラフトボックスはデザインが可愛いものも多いので、見えるところに置いても違和感がないと思います。

ボックスのサイズは、大きめの作品も折らずに収納できるたっぷりサイズがおすすめです。

子供が自分で収納できる場所に置くと便利

一時保存ボックスは子供が自分で管理できるように、手の届く場所に置いておくと便利です。自分の作品を大切に扱えるようになりますし自主的なお片付けも学べます。

お母さんの手間を削減するためにも、子供にお任せするのもひとつの方法です。

1年の終わりに長期保存ボックスに収納しよう

1年の終わりなどの区切りのいい節目に一時保管ボックスに溜まった作品類を整理して、今度は長期保存ボックスに収納し直します。

その際には、いらないものはできるだけ処分するように心がけましょう。

長期保存ボックスはプラスチックケースがおすすめ

長期保存ボックスに使う箱は、プラスチックケースか段ボールで迷ってしまうお母さんも多いはずです。

プラスチックケースは、型崩れせずに底が抜ける事もないので取扱いに便利ですが、少々重くなるのが難点です。

一番困りものなのが、湿気が溜まってしまう事。長期に保存する場合は湿気のせいで紙や粘土にカビが生える可能性もあります。

一方で段ボールは軽く扱いやすい事と通気性がいいのでカビが生えにくいというメリットがあります。しかし、収納場所自体に湿気がこもっていると段ボールごとふにゃふにゃになってしまいます。

また、段ボールの構造は保温性があるため長期で押し入れの奥に入れっぱなしにすると虫が住み着きやすいなるそうです。

どちらを使用するかはお好みで構いませんが、比較的扱いやすいのはプラスチックケースです。しかし、使用する時は必ず防虫剤と除湿剤を一緒に入れてください。

学年ごとに袋に入れるか仕切りで分ける

長期保存ボックスはできれば子供1人に付き1箱で管理するのが便利です。学年ごとに仕切りで分けたり、袋につめてわかりやすいように収納しておきましょう。

何の作品かが分かるように紙の裏に「平成〇年〇月〇日:夏休みの宿題絵画コンクール」など日付やイベント名を記入しておくとわかりやすくなります。

お絵描きなどかさばるものはクリアファイルに入れる

折り紙作品やお絵描き作品、遠足のしおりなどちょっとしたものでも取って置きたいものって多いですよね。かさばってまとまりにくい紙類はクリアファイルに入れて収納しましょう。

作品が増えたらクリアポケットを増やせるリングファイルも便利です。

できるだけボックスは増やさないで入る分だけ保管する

長期保存ボックスは大きめサイズを1箱使用するようにして、箱の数は増やさないのが上手な整理方法です。

どんどん増えてしまう作品は厳選してお気に入りだけ取っておくように意識して、箱に入る分だけ収納します。

成長する事に箱がパンパンになってきたら、過去の作品を整理していらないものは捨てるようにしましょう。

捨てられない!子供の作品が増えてしまう時の対処法

子供の作品はどんどん増えるけど、なかなか捨てられない…そんな状況もよくありがちです。子供が小さいうちは自分でもお気に入りを選ぶ事ができずに困ってしまいますよね。

子供の作品を捨てらない時に実施してもらいたい対処法をご紹介します。

1年の終わりに子供の個展を開こう

家の中で展示コーナーを設けて、1年間作ってきた子供の作品を飾って楽しみます。絵は額に入れて飾ったり、立体的な作品は棚の上にスペースを作って飾ります。

子供にとっては思い出を振り返るいい機会になりますし、家族に見てもらい評価してもらう事で満足感が高まるのです。

自分の自信にも繋がり、作り甲斐や達成感を感じる事もできます。

個展に満足すると子供自身もいるものいらないものの区別がつきやすくなり、その後のお片付けもスムーズになるようです。

子供のベストアイテムは大切に保管し、それ以外の作品は思い切って処分できるとスッキリします。

子供がいらないと言っても目の前で捨てないで!

いらない作品を処分する時は、子供の目の前でゴミ箱にぐしゃっと入れる事はしないようにしましょう。

捨てるものでも、親は子供の作品を大事に扱い敬意を持つことが大切です。子供が見ていないところで片付けましょう。

全部捨てる技!写真に撮ってフォトアルバムを作ろう

押し入れを占領している子供の作品をどうにかしてスッキリさせたい…そんな時は、全部丸ごと捨ててしまうのもひとつの方法です。

思い出を残しながらも全部処分したい時は、フォトアルバムの作成がおすすめです。

子供の作品のフォトアルバムの作り方

「5歳○○くんの作品集」などという題名でフォトアルバムを作成します。1年に1冊が区切りがよくおすすめです。

お絵描きなど紙の作品は、正面からぴったりカメラに収まるように撮影をします。歪みがない方がフォトアルバムにした際に、作品そのままの雰囲気を残す事ができます。

立体的な作品は、正面からの他に残しておきたいディテールがあれば角度を変えて数枚撮っておきましょう。子供も一緒に撮ると大きさや雰囲気も伝わり思い出にもなります。

撮影した写真データはそのままで保管せずにフォトアルバムにして作品集にしてあげると子供はとっても喜びます。

フォトアルバムのメリット・デメリット

フォトアルバムの良さは、かさばって収納場所にも困っていた大量の子供の作品がコンパクトにまとめられる事です。

さらに、1冊にまとめる事で思い出を振り返る時も面倒がなく、時間軸で子供の成長を実感する事ができます。

しかし、そんなフォトアルバムにもデメリットがあります。やはり作品独特の手触りや凹凸など細やかなディテールは失われます。

時間を重ねるごとに黄ばんで古びていく小さい頃の作品には、それなりの哀愁が漂い思い出深いものです

「思い出は大事に取っておきたい」と強く思うお母さんには、フォトアルバムは向いていません。

作品を全部捨てるタイミングは子供と相談して

自分の作品を1年区切りで捨てられる子供もいれば、ずっと取っておきたい子供もいます。特に絵画が好きで自分の作品に誇りを持っている子供は、片付けできるのが5年も10年も先になる事もあります。

子供の作品を処分する時は必ず子供の意見を尊重して、作品の片づけ方法を選択してください。

捨てられない子供にはフォトアルバムだけ作ってあげるのも効果的です。フォトアルバムは自分の作品集にもなるので自信や満足感にも繋がります。

自分の作品を大事に扱ってくれていると感じれば、実物の作品は思い切って処分できる気持ちも芽生えるかもしれませんね。

思い出は子供と相談して保管しよう

子供の作品は親にとっても子供自身にとっても大切な思い出ですよね。コンパクトに収納しながらもキレイに保存できるのがベストです。

当時の記憶が鮮明に戻ってきてくれるように、1年に一度はキレイに整理しできるだけ作品を厳選して保管しておきましょう。

保管するもの捨てるものを分ける時は、ぜひ子供と相談して行ってください。子供の作品を整理する時は、何より子供の意見を尊重する事が大切です。

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