読んでみて!妊娠・子育ての不安が和らぐ「ママが泣ける本」11選

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2015/08/31

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妊娠・子育て中は何かと不安になったりイライラしてしまいがち。ストレスは溜まっていませんか?

実はストレス解消には「泣く」ことが効果的だと言われます。イライラしていると無性に泣きたくなること、ありますよね。これって涙と一緒にストレス物質を流そうとするという自然な行為だったんですね。

そこで今回は「泣ける」だけでなく妊娠・子育て中のママたちの心が軽くなり、悩んだ時に何度も読み返したくなるような11冊をご紹介します。

妊婦さんの不安を優しく受け止めてくれる2冊

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まずは妊婦さんにオススメの2冊を見ていきましょう。

1.「びっくり妊娠 なんとか出産」等身大の妊娠生活に共感!

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「びっくり妊娠 なんとか出産」
細川 貂々 著 小学館 2008年発行

こちらは「ツレがうつになりまして」の細川貂々さんが自身の妊娠・出産を赤裸々につづったコミックエッセイ。

子供を持つつもりなんてなかった著者が37歳にして突然の妊娠発覚!「急に言われても…」ととまどいと不安、襲ってくる吐き気に絶望を感じながら「立ち向かっていくしかない」と徐々に受け入れていく姿がコミカルに描かれています。

子供が苦手だったのに、自分の子をカワイイと思える?仕事は続けていける?…という不安が頭から離れない。でもお腹の中では赤ちゃんはどんどん育ち「人」らしくなっていく…。

そんなプレッシャーと不安に襲われて毎日を過ごす妊婦さんには共感できる部分がとても多いです。

特につわり中、ダンナさんが頑張って作ってくれるお料理にも「うぇ~!」な貂々さん。むっとするダンナさん。そんなどこにでもありそうな夫婦の風景に心がホッとします。

逆子でドタバタな帝王切開での出産のシーンも、最後はほろっとさせられました。突然の妊娠に振り回されながらもだんだん親になっていく二人にエールを送るとともに、自分も何とかなると気楽になれる1冊です。

2.「母になるあなたへ」産婦人科医が妊婦さんに伝えたいこと

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「母になるあなたへ」
鮫島 浩二 著  主婦の友社 2007年発行

こちらは産婦人科医であり「わたしがあなたを選びました」の著者としても有名な鮫島浩二さんの本です。

「わたしがあなたを…」のようなスピリチュアルなものではなく、妊婦さんが感じる不安や悩みに丁寧に答えてくれている、とても優しい気持ちになれる内容になっています。

妊娠中に襲ってくる不安、夫婦のちょっとしたすれ違い、体調の変化や不調、情報に振り回され検索しまくる毎日…。

そんな不安定な日々を送る妊婦さんの具体的な悩みに「こうすればいいんだよ」という心強いメッセージがつまっています。

産婦人科医として「無事に元気な赤ちゃんをとりあげればそれでいい」のではなく、もっと妊産婦の不安や痛み、悲しみに寄り添っていかなければと考えるようになってきたと語る著者の、全てのママたちへの温かい愛情を感じる1冊です。

ママの悩みに共感できて心強くなれる2冊

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続いて実際に悩んで不安を感じながら子育てしている著者に共感して、「みんな悩んでるんだ」と心強くなれる2冊をご紹介します。

3.「育児なし日記 vs 育児され日記」親子別々の視点から描く

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「育児なし日記 vs 育児され日記」
逢坂 みえこ 著  ベネッセコーポレーション 2008年発行

こちらは「育児なし日記」=親の視点から、「育児され日記」=息子、ハルくんの視点から同じような子育てでの場面を描いているコミックエッセイです。

特にハルくんの視点から描かれている後半部分は必見!親からすると「あ゛~!」と思ってしまうようないたずらも「こんな気持ちなんだ」と愛しくなり「仕方ない」と笑えるようになるかも。

また良かれと思って色々と子のために頑張る両親と子供の気持ちとのギャップが笑えます。みんなそうなんだよね、一生懸命だよねと微笑ましいです。

最後には小6になったハルくん直筆のあとがきが。なんだかんだで立派に育ってるんだ!私も力を抜いて頑張ろうとホッとする気分。

笑うところばかりなんですが、悩んでいるママが読むとほんわかと心が温かくなってじわりと泣けてくるのでは?

4.「おだやかママの幸せ子育て法」超人気ブログが書籍化

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「おだやかママの幸せ子育て法」
LICO 著  主婦の友社 2015年発行

こちらは3人のお子さんを持つママの人気子育てブログが書籍化されたもの。同じように子育てをしているママたちから絶大な支持を得ています。

著者が日々の子育ての中の苦悩をとってもリアルに書いているからこそ、その中に自分を発見できて救われる気分になります。

その時その時で移り変わっていくママの気持ちにとても共感できます。子供にはこう接しなきゃ、笑顔でいなきゃと分かっていながらもイライラしてしまう最低な自分。その心の中を正直に吐きだしています。

でもただの愚痴ではなく、そんな毎日の中から分かってきた自分なりの子育てのあり方が優しい言葉でつづられていて、子育てのプロでも偉い先生でもない、自分と同じママの言葉だからこそスッと胸に染み込んできます。

難しい子育て論は苦手だけど子供と一緒に穏やかに生きていきたいと願う全てのママにオススメしたい1冊です。

辛い時にふわっと包み込んでくれるような優しく温かい3冊

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次は子育ての辛い悩みを少し軽くしてくれて、その上でママが笑顔で前を向いて生きて行こうと思える手助けをしてくれる温かい3冊をご紹介します。

5.「おかあさんがもっと自分を好きになる本」ママを褒めよう!

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「おかあさんがもっと自分を好きになる本 – 子育てがラクになる自己尊重トレーニング」
北村 年子 著  学陽書房 2006年発行(新装版)

そんな毎日から脱出するためには、まずママ自身がもっともっと褒められて自信を持つことが大切なんです!この本にはママが自分を「認め」「ゆるし」「褒めて」いくために実際に書き込むワークもたくさん掲載されています。

ジャーナリストであり自己尊重トレーニング・トレーナーである北村年子さんによるこの本には「いいお母さん」ではなく「幸せなお母さん」になるためのエッセンスがいっぱいつまっています。

ママになるとなぜか自己評価が下がってしまう人が多いといいます。世の中のママは忙しくて目が回りそう…そんな自分の頑張りを認めてくれる人もいない。

いざ外へ出ると子供のちょっとした行動を見た周囲から、自分への冷たい視線を感じてしまう…。でもパパはというと、少し子育てに参加するだけで「えらい、すごい!」と褒められる…。

そしてうまくいかない子育てに悩み、育児本を開くと「子どもは愛情たっぷりに褒めて育てよう」と書かれている…。それが正しいことと分かっていても子供に対してイライラが止められない自分に、またイライラ。

ただ本を読むだけでなく、自分の思いを言葉にして書き留めていくことは自分を客観的に見つめる上でとても効果的な作業。ぜひどんどん書き込んでいきましょう!

子供との具体的な関わりも細かく書かれていてとても勉強になるんですが、「これはダメ!こうしなさい!」といった威圧感のある内容ではないのでご安心を。

著者自身の経験を根底に書かれているので共感できる部分がとても多いです。また息子さんの言葉が素敵で、ホッとします。

「母親という重圧」に押しつぶされそうになりながら生きていくのは大変だけど、何とか前を向こう。「私は子供にとって唯一の母親なんだ」それだけで素晴らしいじゃない!と自分を褒めてあげたくなる1冊です。

6.「ママの心がふわりと軽くなる子育てサプリ」そのままでいい

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「ママの心がふわりと軽くなる子育てサプリ」
佐々木 正美 著 松本 ぷりっつ 著  主婦の友社 2012年発行

児童精神科医の佐々木正美さんと「うちの3姉妹」シリーズが大人気の松本ぷりっつさんがコラボレーションした1冊。

佐々木先生の「そのままでいいんだよ」という温かいメッセージは、本当に心がふわりと軽くなるように感じます。「子供のいる家庭は散らかっていて当たり前」なんて言ってもらえると「そうだよね!」と肩の荷がおりた気分。

ぷりっつさんの漫画もママの本音をズバリとついていて、やっぱり笑えます。佐々木先生の温かさを感じているところにプッと笑えて、このバランスが絶妙。

子育て中のママを応援するお二人の優しさが溢れた、とても素敵な1冊です。

7.「お母さんと呼ばれるあなたへ」自分の存在を見つめたくなる

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「お母さんと呼ばれるあなたへ」
浜 文子 著  立風書房 2001年発行

詩人である浜文子さんの温かい詩と、ご自身の子育てのエピソードを交えたエッセイとが交互に書かれている、とても読みやすい本です。

浜さんの母としての子供への温かい眼差しに心がホンワカと温かくなり、また母としての不安や痛みに共感して、自分が漠然と感じていたことを言葉にしてもらえたような気になります。

子供はとにかくお母さんが大好き。それは苦しみながらも自分を生んでくれた大切な人だからなんですね。でもそれが煩わしく感じられる時もあるもの。そんな時にはこの本を開いて欲しいと思います。

どの詩もスッと心に入り込んで沁みわたっていくように感じるのですが、特に巻末の「抱きなさい 子を」という詩に心を打たれます。

子供はいずれ自分の手から離れていくことを分かっていながらも目をそらし、それでいて目の前の自分の思い通りにならない部分にばかり振り回されていることに気づきハッとさせられます。そしてとにかく子供をギュッと抱きしめたくなります。

自分が子供にとって唯一の「母」という存在であること。そして子供は自分を信じ切って手を伸ばしてくるのだと改めて知らされます。小さな体で懸命に生きる子供と、それを見守る自分も愛おしくなるような1冊です。

自分が母であり娘であると実感!母の愛の深さを知る2冊

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ママたちは目の前の育児に追われて、つい「母」であることしか意識しないものですが、その前に「娘」であることを思い出させてくれて母に改めて感謝したくなる2冊をご紹介します。

8.「ちいさなあなたへ」母から娘へ~受け継がれていく命の物語

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「ちいさなあなたへ」
アリスン・マギー 作  ピーター・レイノルズ 絵  なかがわ ちひろ 訳
主婦の友社 2008年発行

こちらはとても人気の高い絵本なので今さらご紹介するまでもないかもしれませんが、やはりどうしても外すことができませんでした。

とても優しい絵のタッチに優しい気持ちになりながら、描かれている母と生まれてきた娘の姿を見ていくと、だんだん大きく育つ娘に自分を重ねるようになっていきます。

生きていく中で辛く苦しいことにぶつかるかもしれないけれど、どんな時にも娘を優しく見守っていく母の深い愛情がこの1冊に込められています。

自分もこうして育てられてきたんだ、そして子供をこうやって育てていき、その子供もいつか子供を持つ。こうして命が繋がってきたんだと改めて実感し、自分の母だけでなくずっと繋がってきた命すべてに感謝したくなります。

子供の頃に読む、母となって読む、祖母となって読むとまたそれぞれに違った感じ方をするんだろうなという気持ちになりました。子育ての色々な場面で読み返したい1冊です。

9.「おかあさんとあたし。」何気ない日常の一コマが愛おしい

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「おかあさんとあたし。」
ムラマツ エリコ 著 なかがわ みどり 著  大和書房 2000年発行

2000年と発行は随分前なんですが、TVで紹介されたこともありまた話題になっている、どこにでもある母と子の日常の一コマを描いた作品。「あー、言う言う!」とか「子供ってこうなんだよな」と激しく共感しながら、どんどん引き込まれていつの間にか涙が…。

子供の「みててー」攻撃だったり、母の「はやく!」だったり。たった一言の場面。でもとてつもなく懐かしく、愛おしい場面。

自分の子供がそうしている場面を鮮明に思い出したり、自分の母親の言葉を思い出したりしながら、こんな毎日を送れることへの感謝の気持ちでいっぱいになりました。

場面設定も長いセリフも描かれておらず、母と子の顔も特徴がないからこそ誰もが「こんなことあった」と自分の記憶の中にある風景を思い出すことができると思います。

母親になったからこそ、この本の中に自分と子供、また自分と母親を見つけてじんわりと泣けてくる。何気ないけれど、二度と訪れることのないその一瞬の記憶が愛おしく、これからの毎日を大切に過ごしていきたいと思える1冊です。

命があるからこそ別れもやってくる~命の絆を描いた2冊

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最後に「親の死」を残された子供の側から、そして幼い子を残して逝かなければならない親の側から描いた2冊をご紹介します。

10.「よっつめの約束」父親を亡くした姉弟の涙の物語

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「よっつめの約束」
高野 優 著  主婦の友社 2012年発行

こちらは子育て漫画が大人気の高野優さんの初めての絵本。実はご主人を亡くしている高野さんが描くこの物語は心の奥底に響いてきます。

パパが病気で亡くなってから「もう寝ない」「もう笑わない」とすっかり閉じこもってしまった弟。そしてパパとの「よっつめの約束」を思い出すことができない姉。

二人の心の動きと「忘れてしまう」ことへの恐怖がひしひしと伝わってきます。でも姉に伝えられてきたパパの言葉がとても温かくて、優しくて。

忘れていた4つめの約束は本当に素敵で、自分の子にもぜひ伝えようと思いました。泣きたい時は泣いていいんだよ、ちゃんと見守っているよ。パパの優しさが空から降ってくるようで悲しくも温かい気持ちになり涙が溢れてきます。

きっとこの子たちはパパの言葉をしっかり受け止めて、真っ直ぐ前を向いて生きて行くことができるでしょう。自分の命もいつまで続くか分からない。だからこそ今できることをしよう、子供にしっかり伝えようと思わせてくれる1冊です。

11.「ゆりちかへ ママからの伝言」難病の母から娘へ

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「ゆりちかへ ママからの伝言」
テレニン晃子 著  書肆侃侃房 2007年発行

妊娠中に脊髄に悪性腫瘍ができるという難病が発覚したテレニン晃子さんの娘へ、ご主人への思いがつまった1冊。

前半は娘、ゆりあちゃんへのメッセージ。生きていればゆっくり伝えていけることも、病気が発覚した時点で5年生存率40%と言われた著者には難しいかもしれない。

そこでお金のこと、ファッションのこと、生理のこと、恋のこと…。母として、母だからこそ娘に伝えたいことを本当に正直に書いておられます。

「いいお友達をつくってね」「片付け上手になるにはこうするといい」「学校はたまにはずる休みしてもいいんだよ」…。娘の成長を想い、見届けていけないことを覚悟しているかのような著者の言葉は温かくもとても切なく響きます。

後半は病気が発覚し、手術、様々な治療、再発、転移…パニックになりながらも懸命に毎日を送っている著者の日記がつづられています。

自分の病気が原因で心が壊れてしまいそうな夫。成長する娘の側にいられず麻痺の進む体では何もできない自分。もどかしさが本からあふれ出してきます。本の出版後、半年で36歳の生涯を終えた著者は穏やかな気持ちでその時を迎えられたでしょうか。

そしてこの本を読んだ今現在、自分が何気なく送っている毎日はとてもかけがえのないものであることを感じずにはいられなくなります。

病気に限らず事故や災害などで、私たちはいつ命を落としてもおかしくないということをつい忘れて生きていることに感謝せずに、小さなことにとらわれてイライラしてばかり。

そんな毎日ではもったいない!生きていることの素晴らしさを感じ、子供に何を残していけるのかを考えながら一日一日を送っていかなければならないのだなと思わされます。

いつか訪れる死への恐怖におびえるのではなく、自分が生きている毎日を大切に過ごしていこうと天国から著者が優しく話しかけてくれているかのような気持ちになる1冊です。

心に響く1冊を辛い時に読み返して

いかがでしたか?コミックも含め、本が苦手なママでも読みやすいものばかりですのでぜひ一度手に取って読んでいただけたらと思います。

子育て法に触れているものもあり、この内容には賛成できないというご意見もあるかと思いますがそれも人それぞれ。何が心に響くかも人それぞれ。

でもきっとこの11冊の中にあなたの心を優しく包み、何度も手に取ってみたくなる1冊があるのではと思います。そこから子育ての忙しい毎日の中で本を読む余裕が生まれ、悩みが少しでも軽くなることを願っています。

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