東京都が薦める認証保育園!独自の制度には多くのメリットあり

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2018/12/07

ワーキングママが増え核家族化傾向にある日本では、保育園の数と入園希望者のバランスが悪く、待機児童問題があとを絶たない現状です。

経済的負担が少なく大切な子供を信頼できる保育園に預け、仕事復帰したい!

ただそれだけのことなのに現実は厳しく、保活中のママの頭を悩ませています。

そんな状況を見て東京都は独自の制度をもうけ、大都市のニーズに応える「認証保育園」を誕生させました。

独自の制度を持つ認証保育園とは、どのような特徴やメリットがあるのでしょうか。

そもそも認証保育園とは!?

東京都の保育所は大きく分けて以下の種類に分かれます。

認可保育園
保護者が仕事や病気などで子供を保育できない場合に預かる、国が認可した保育所
無認可保育園
保護者に求める条件が緩い、国が認可していない保育所(ベビーホテル、事業所内保育所など)
認定こども園
幼児教育・保育を一体的に行う施設
認証保育園
東京都独自の基準により設置された保育所

このうち人気が集中するのは、保育料などの問題からダントツで認可保育園です。

ところが認可保育園は、様々な基準をクリアする必要があり、東京都では入園希望者に応えられる数の設置が難しい状況でした。

また産休後の早急な仕事復帰や延長保育などのワーキングママの希望も多様化してきます。

そこで東京都は独自の認証基準を設けた制度を作り、保育の量と質を充実させた新しいスタイルの認証保育園が生まれたのです。

認証保育園には二種類ある!

認証保育園の中にも、目的別で二種類に分かれます。それぞれの目的と特徴を見ていきましょう。

駅前基本型のA型
  • 対象年齢:0~5歳
  • 定員:20~120名の規模での運営
  • 園庭:園もしくは近所の公園等の代替場所に設置
  • 基本的に駅前に設置
  • 長時間保育を希望するフルタイムで働くママ向け
家庭保育型のB型
  • 対象年齢:0~2歳
  • 定員:6~29名の規模での運営
  • 園庭:特に規定無し
  • 小規模で家庭的保育所

就学前までの比較的大人数の子供がいる駅前設置のA型と、2歳までの少人数制アットホームなB型ですが、その他の目的や保育料は同じです。

認証保育園はメリットがたくさん!

認証保育園には都民の保育ニーズに応えた、認可保育園にはないメリットがあります。

認証保育園にして良かったという先輩ママからの口コミで多いメリット八つをご紹介しましょう。

①区によって補助金が出る!

区によっては、認証保育所の利用者の保育料負担を軽減するため保育料の補助をしています。

それぞれの区が定めた、保育料算定区市町村民税所得割課税対象額を超えていないことなどの条件はありますが、毎月の補助金はかなり家計には助かりますね。

それぞれの区で体制が違うので、事前に調査が必要でしょう。

②全保育施設で0歳児からお預かり可能!

認可保育園は保育園により入園年齢が異なりますが、認証保育園は全施設で0歳からの保育が義務付けられています。

産休明けすぐに仕事復帰したいママにも安心です。

③保育時間が長い!

認可保育園は、一日8時間から最大でも11時間の保育時間となりますが、認証保育園は全施設で13時間のお預かりを基本としています。

認可保育園は延長保育に融通がきかない園があるため、保育料が高い認可外保育施設に入園せざるを得ない状況のママには嬉しい味方です。

④保護者が仕事をしていなくても入園可能!

認可保育園は保護者がフルタイムなどで就業していることが条件ですが、認証保育園は専業主婦・パート・求職中、どんな状況でも入園希望を出すことができます。

また、在園中に保護者が転職したり内定が取消になったとしても、保育料さえ支払っていれば退園となることはほぼありません。

保育園を変えたくないために、転職や退職を我慢しなくてはいけない現状も避けられます。

⑤駅前にある園が多い!

A型の認証保育園は基本的に駅の近くに設置されています。

いくら保育の内容が良くても、駅から距離がある保育園は毎日の送り迎えだけでヘトヘトに…。少しでも働くママを援助する配慮と言えるでしょう。

⑤行政の目が届きながら独自の教育プログラムがある!

都が設置を認証し、各自治体とともに保育の指導をするため安心です。

それでいて保育園独自に、リトミックや英語などの教育プログラムを取り入れている園もあり、子供の将来のためにと選択するママも多いようです。

⑦手厚く細やかな保育サービス!

認証保育園は民間企業を含む様々な事業者がサービスを競うため、保育従事者から見て保護者はお客様、預かる子供はお客様の大切な宝物という意識が強くあります。

そのため保育サービスが充実しており、先生方とのコミュニケーションも密にとれ、家庭的保育で安心して子どもを登園させられる保育環境です。

入園前保護者会への参加や参観日に外遊びなどをしている在園児の児童の顔を見てみると、保育園の様子がよくわかるでしょう。

⑧下の子が優先的に入れる場合が多い!

認可保育園では上の子が在園中でも下の子が同じ園に通える確実性はありません。

兄弟で別々の保育園に通わせることは、パパやママにとっては時間も労力も二倍!絶対に避けたいところですね。

その点、認証保育園は上の子が在園していればかなりの確率で下の子を入園させることができることは大きなメリット。これなら安心して二人目を考えられます。

認証保育園にはこんな特徴もある!

他にも認証保育園には独自の特徴があります。

保育園選びには必要な情報にもなるので是非押さえておいてください。

利用者と保育園が直接入園契約する!

認可保育園の入園希望は市区町村が一括管理し、保育の必要度が高い家庭から優先的に入園が決まります。

そのため待機人数が多くなり激戦になるわけですね。

それに対して認証保育園は保育園に入園希望を申請し保護者と保育園が直接契約を結ぶ形です。

もちろん4月入園を待たずに空き状況をみて入園が可能です。

保育料には上限がある!

認可保育園は保護者の収入に応じて段階的に保育料が定められていますが、認証保育園は各保育園が料金を定めます。

月220時間以下の保育で、3歳未満は80,000円、3歳以上は77,000円を超えないよう上限を設けており、保護者の収入によっての違いはありません。

ちなみに保育料の月額は、1食目の給食・おやつ代、光熱水費、年会費、保育に必要な保育材料費、消費税が含まれています。

家庭によっては認可保育園よりも認証保育所の保育料が高い場合が多いとされています。

選考基準は第一希望か否かが重要!

認証保育園は都が認定していますが選考は都や区の管理下にはなく、入園者は全て保育園が選んでいます。

選考基準は先着順など各保育園により様々ですが、認可保育園との併願希望ではなく第一希望(単願)であることが選考には重要になるようです。

認可保育園に申し込みしており合格したらそちらに行くという子供は、優先して入園させないと言うことですね。

認証保育園には看護婦がいない場合が多い!

認可保育園には保育士の他に看護婦を常駐させることが義務(努力義務)となっていますが、認証保育園にはそのような義務付けはありません。

そのため子供が体調が悪くなったときに対応する看護婦さんがいないので、お迎えまでの時間が短い両親が優遇される要素はあるようです。

認可保育園と認証保育園の違い

これまでに認可保育園と比べての認証保育園のメリットや特徴をお話しましたが、わかりやすく表にまとめてみました。

認可保育園 認証保育園
定員 60人以上
(小規模保育施設は20人以上)
A型:20~120名 
B型:6~29名
入園可能年齢 0歳児枠がない保育所がある 0歳からの受入が必須
対象年齢 0歳~小学校就学前 A型 0~5歳(就学前)
B型 0~2歳
運営 国や各自治体 各施設ごとに運営
(A型 民間企業等 B型 個人)
保育料 所得税額により各家庭で異なる 各施設で一律(3歳未満児は80,000円、3歳以上児は77,000円が上限)
申込方法 各自治体 各施設に直接
申込時期 4月入園は11~12月を目途に一斉受付 年度途中・4月入園問わず、
各施設が状況に合わせて設定
入所条件 保護者の勤務体制等の条件がある 保護者の勤務体制等の条件はない
保育時間 1日8時間~最大11時間
(朝7時半~18時半)
13時間の開所が基本
保育内容 国が定めた保育所保育指針に沿い各施設が保育内容を決定 都独自の基準で適切な保育水準を決定
保育室基準面積
(0、1歳児一人当たり)
3.3㎡ が必要 2.5㎡ まで緩和
看護婦 義務付け 義務付けしてない

家庭にとって一番の保育園を見つけましょう!

小学校入学前に子どもが通う場所には、幼稚園・保育園の二つがあります。

幼稚園は幼児が教育を受ける場所、保育園は両親に代わり保育をする場所という定義づけですが、働くママが増え保育園に通わせる子供が増加傾向にあるようです。

子供が6歳にまるまでは育児の中でもとても大切な時期!一日の大半を過ごすことになる保育園は、納得できるところを選びたいですね。

都内在住者ならではの認証保育園のメリットや特徴など、保育制度をしっかりと理解した上で、家庭や子供にとってベストな保育園を見つけましょう。

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