大人と同じ物を食べたがる2歳児でもOK!な食事メニュー

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2015/07/03

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なんでも大人の真似をして、自分でやりたい!という自我が芽生えてくるのが、2歳児です。食事も、食べやすいようにとママが工夫して作った物を素直に食べていたのが、大人と同じ物を欲しがるようになってくる子もいます。

今までは、大人用と子供用とで食材の大きさや、硬さ、味付けも分けていたので安心でしたが、まだ未発達の子供の胃腸を考えると、同じ物では心配になります。

そこで、同じお皿からでも安心していただける、子供に安心で大人も満足できるメニューをご紹介します。

準備が楽ちん!「ポトフ」はとてもオススメです

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子供の成長を考えると、栄養バランスを考えた食事を与えたいところですが、料理に時間をかけていられないのがママの悩みどころでもあると思います。

2歳頃になれば、昼寝もだんだんとしなくなることが多くなりますので、昼寝の間に済ませていた家事さえ、こなすことが困難になってくるかもしれません。

また、イヤイヤ期が真っ盛りでもありますので、台所にママが立つと嫌がってしまうこともあるかもしれませんね。

そんな時に、時間をかけずにぱぱっとできるメニューは重宝します。下ごしらえは材料を切るだけですし、お鍋に入れれば後はじっくりと煮込むだけ。準備に手間隙かけることなく、その分、子供にじっくりと愛情を注いであげられます。

ここで、オススメのメニュー「ポトフ」を紹介します。

「愛情たっぷり、あったかポトフ」
<大人2人分+幼児1人分>

  • じゃがいも…大きめ3個
  • にんじん…大1本
  • 玉ねぎ…大きめ3個
  • ベーコン…スライスで200gぐらい
  • キャベツ…3枚
  • パセリ…少々
  • 無添加コンソメ…適宜
  • 水…適宜

①野菜は大人が食べやすいぐらいのざく切りにします。

②鍋に野菜、ベーコンを入れて、かぶるくらい水を入れます。

③蓋をして、後はコトコト煮るだけです。

④沸騰したら火を弱め、にんじんが柔らかくなったら一度火を止めます。

⑤味をみながら、コンソメを入れます。

⑥できあがりです。お皿によそったら、パセリをちらして食卓へ。

彩りと栄養を考えて、さらにブロッコリーを入れるといいですね。ただ、我が家の子供は食べてくれないので、食べやすくてさらに栄養満点のパセリにしました。

ポイントは、味付けです。コンソメだけですが、ぜひ味をみながら入れてください。
ママの味覚で、これなら子供も一緒に食べられるという味付けにしてほしいのです。

ざく切りにする野菜の大きさや煮る硬さは、子供に合わせなくても大丈夫だと思います。この頃の子供は、食べ方も大人の真似をします。自分で噛みちぎったり、手づかみで少しずつ食べるなど、自分で工夫することも覚えていきます。

ただし、喉に詰まらせる可能性もありますので、必ず一緒に食卓について見守るようにしてください。

お刺身なし「お寿司」これなら一緒のものが食べられて子供も大喜び

2歳児ですと、まだお刺身などの生ものは控えた方が良いとされています。彩りも鮮やかなで簡単にできる、こんなお寿司はいかがでしょうか?

「みんなにっこり、彩りちらし寿司」
<大人2人分+幼児1人分>

  • 甘塩鮭(生鮭でも可)…3尾
  • アボカド…1個
  • 卵…2個
  • ご飯…2合ぐらい
  • 市販の寿司酢…適宜
  • ごま…少々
  • 醤油(わさび)…適宜
  • 油…少々
  • 塩…少々

①鍋に湯を沸騰させ、甘塩鮭をゆでる。(ゆでることで塩分が和らぎます)
ゆで上がったら、骨と皮を取り除いて食べやすくほぐす。

②フライパンに油を引き、卵に塩を少々加えて炒り卵を作る。

③アボカドは皮を剥いて種を取り、食べやすい大きさに切る。
醤油で和えますが、大人用にはわさび醤油にすると美味しくなります。

④市販の寿司酢を使って、酢飯を作る。
ごまを混ぜる。

⑤丼にご飯を盛りつける。
ほぐした鮭、炒り卵、醤油で和えたアボカドをのせて、できあがりです。

彩りが鮮やかになりますので、普段の食卓だけでなく、お祝い事にもたびたび登場する我が家の定番メニューです。お刺身ではありませんが、ゆでる事で鮭がふっくらと仕上がり、塩味も柔らかくなって子供でも食べやすくなります。

アボカドも醤油と和える事でトロリとした風味が、まるで刺身を食べているかのように美味しいです。栄養も満点ですので、子供にも嬉しい食材です。

一緒に食事することにはやっぱり意味がある!

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我が子が離乳食を始めた頃には、次から次へと催促する子供の口に食事を運ぶことで手一杯になり、とても一緒に食事ができる状態ではありませんでした。

朝でしたら子供を起こす前に、まず自分の食事を慌しく済ませ、主人と子供が一緒に食事が取れるようにしていました。

朝だけでしたが、それがいつしか習慣となり、子供が自分でスプーンやフォークを使って食事ができるようになってからも続いていました。ちょうど食べこぼしや残すことが多くなってきた時期でしたので、私が食べさせたりしていました。

そんなある日、子供が「どうしてお母さんは食べないの?」と聞いてきました。主人も、私が1人で先に食事を済ませてしまうことが気になっていたようで、「一緒に食べよう」と言ってくれ、翌日からは朝も一緒に食事をするようになりました。

何気ないことのようですが、その日から、不思議と子供の食べ残しが減ってきました。食事中何度も「お母さん、美味しいね」とにこにこしながら、私に微笑みかけながらたくさん食べるようになったのです。

同じ食卓に座り、同じ物をいただきながら食事の時間を共有することが、いかに大切なのかを感じた出来事でした。

一緒に食べられる食事を増やしていこう!

子供は、本当によく親を見ています。良いことも悪いことも、真似します。食べ方はもちろん、箸の置き方ひとつにしても、まず自分から気をつけなければいけないと思いました。

忙しい昨今、同じテーブルを囲むことは難しくなってきているのかもしれません。だからこそ、貴重な時間をできるだけ和やかに、大切にしたいと思うのです。

子供は、親と食卓を囲み、同じ食事を食べられる事にとても喜びを感じると思います。紹介したレシピを参考にしていただき、一緒に食べられるメニューをどんどん増やしていただければとても嬉しいです。

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