保育園のおたよりの作成にもう困らない!先生に向けた文例と作成のコツ

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2018/08/30

園のおたよりって結構たくさんありますよね。

文章を考えたりネタを探したり困っていませんか?おたより担当の保育士に役立つ文例と作成のコツをご紹介します。

中にはよく目を通さずに処分する、あまり多いと処分に困るという保護者の声もあります。

先生は、何を伝えたくてお手紙を出しているのでしょうか。保護者が読みたくなるおたよりの書き方もアドバイスします!

園からのおたよりの種類

おたよりには、園からのもの・保護者の会からのもの・業者のお知らせやセールスなどがあります。

【園の先生が作成するおたより例】

  • 園だより
  • 学年だより
  • クラスだより
  • 給食だよりや保健だより

毎月文や挨拶を考えるのは大変!同じような内容になりがちで困っている先生も多いのではないでしょうか。

季節のあいさつと子どもの様子の文例

おたよりに必ず入れるのが季節のあいさつ。堅苦しくなっても保護者の読む気を削いでしまうし、端的だとなんだかしまりません。

季節のあいさつも、いつも同じだとは思いながらも、ガラッと変わるようなアイディアは浮かばず、結局毎月似たような文面に…なんてことも。

子どもの様子もいつも「元気に」「遊んで」「走って」になってしまっていませんか?子どもの姿は主観もOKです。

【4月】元気に温かく、保護者は新生活への不安を解消したい

4月には、はじめてお便りを見る保護者もいます。比較的固めの文章でも良いでしょう。

入園・進級の挨拶や式への参加のお礼、「宜しくお願いします」が必須で定番です。
  • 毎朝お忙しい時間に、余裕を持っての送り出し&身辺整理のお手伝いを頂きありがとうございます。
  • 新年度がスタートして○週間。
  • ちょっぴり大きな制服が、こぼれそうな涙を支えているような、新入園児のお友達。
  • 大粒の涙が小粒になってきました。(笑)
  • 涙でお別れした後は好きな遊びを見つけて楽しむ姿が増えてきました。
  • 保護者の皆様の、泣き声を背に振り返らずお仕事に向かう姿や門を出て涙を拭う姿…

4月は不安な保護者も多いので、泣いているのが我が子だけじゃないと思えたり、1日中泣いているわけではないと安心できると良いですね。

【5月】子どもの日に母の日。慣れてきた様子を伝えよう!

5月の行事といえば、子どもの日や母の日。行事にちなんだ季節のあいさつが定番です。

印象的な出だしにするなら、歌の歌詞を使うのも効果的です。そのまま読み進めていただけるのではないでしょうか。

子どもの様子は、慣れてきたことで安心してもらいたいですね。具体的な姿を書くことで、保護者の園の様子がつかめない不安も軽くなるかもしれません。
  • 先日は、こいのぼりあげに参加してくださった皆様、ありがとうございました。
  • 園庭のこいのぼりも、子どもたちの元気な挨拶に驚いているようです。
  • 日々お子様の笑顔が増えていることに大変ありがたく感じている毎日です。
  • 子どもたちは、頼もしいことに新入園児の手を引いて色々なことを教えてくれています。
  • 「おかあさん なぁに おかあさんって いいにおい」毎朝歌っている子どもたち。

【6月】保護者のジメジメも子どもの元気吹き飛ばして

6月の行事は虫歯の日や父の日があります。歯磨きについては保健だより等で取り扱うのも良いですね。正しい磨き方を知りたい保護者も多いです。

子どもが園に慣れると同時に保護者も慣れてきます。おたよりも、保護者に寄り添う文面を考えてみるのも良いかもしれません。
  • 今日も、洗濯物が乾きませんね。柔軟剤を変えて香りで気持ちをあげる毎日です。
  • 真っ青、群青、赤紫、ピンク…園に来るまでに、たくさんのアジサイに元気をもらいます。
  • 園庭のアジサイ、カタツムリの元気な姿に、子どもたちは雨でもはつらつとしています。
  • アジサイの葉に、ちょこんと座るカタツムリ…とちょこんと座って微笑む○○組のお友達。
  • 子どもたちは雨にも負けず元気に室内遊びを楽しんでいます。

【7月】梅雨明け・七夕・プール開きで盛り上がる

7月になると、園行事も多く、行事予定やお知らせ、お願いでスペースを取るかと思います。

夏祭りの服装やお願い、プール開きの注意点、夏期休暇中の特記事項と共に、挨拶や子どもの様子は小さめでも良いかもしれませんね。

  • 子どもたちの笑い声で、すっかり梅雨も明けました。
  • 明日は七夕。雨の心配もあるようですが、織姫と彦星は会えるのでしょうか。
  • 昨日は職員全員休日出勤でプールのお掃除をしました。準備万端!夏到来です。
  • 久々の青空の下、子どもたちの笑顔と笑い声も一層キラキラしています。
  • 七夕祭り後、「先生が食べ過ぎませんように」優しい短冊を見つけました。
  • 七夕のゼリーを「先生見て!」とキラキラした目で教えてくれた子が15人。(笑)

【8月】暑さに負けない涼しい話題を!

幼稚園は夏休みでおたよりはでないかもしれません。保育園では通常保育が行われ、おたよりもいつも通り作成すると思います。

暑い中、おたよりを読む意欲も半減している保護者に、涼しい情報提供もちょっと遊びがあって喜ばれます。

  • 暑い毎日、夏バテなどしていませんか?紫蘇ジュースのクエン酸が良いそうです。
  • ウナギ、山芋、栄養ドリンク…?で元気いっぱい乗り切りましょう!
  • なんて可愛いひまわり!?と思ったら、子どもたちでした。
  • 今年はセミが元気だなぁ…と思ったら、子どもたちでした。
  • 毎日のプール遊びで、子どもたちは午後ぐっすりです。
  • 汗びっしょりで走り回る子供たち。毎日多め着替えの準備&お洗濯ありがとうございます。
  • 食欲がないお子さんもいます。そんな時は無理せずゆっくり過ごすようにしています。
  • 虫を追いかけたり追いかけられたり(?)飛び回っている子ども達

【9月】夏の名残と運動会の練習で子どもたちにも疲れが

9月は運動会の準備で先生も大忙し。ただ、子どもの様子はいっぱいかけるのではないでしょうか。

特に初めての運動会という親御さんにはおたよりの情報が頼りです。子どもの様子を具体的にお知らせしたり、ワンコーナー設けると良いかもしれません。

  • 少しずつ風が心地よい季節になってきました。
  • 快晴続きですが保育室の冷房もつけない日が出てきました。
  • コオロギの泣き声を聞きながら、時にはゆっくり風情を感じながら過ごしています。
  • 来月の運動会に向けて子どもたちもやる気がみなぎっています。
  • 運動会の練習で身も心もちょっぴり疲れているかも…。
  • 頑張りすぎないよう、体調の変化にも気を付けてまいります。
  • お家でも、運動会のお遊戯を披露している子もいるようですね。お楽しみに。

【10月】運動会や遠足など、保護者の負担も多い月

運動会のお礼や感想、遠足のお知らせやお願いと、盛りだくさんになりがちな10月は、季節のあいさつも控えめでも良いでしょう。

運動会の振り返りで、写真だけのお便りが出ても、保護者に喜ばれるかと思います。

  • 運動会では、役員さんの準備&お手伝いでとてもスムーズに進行できました。
  • 青空と色づき始めた木々が、優雅な気持ちにさせてくれる気持ちの良い毎日。
  • 運動会では、子どもたちの頑張る姿に大きな成長を感じて頂けたことと思います。
  • 今月は、親子遠足もあります。保護者の皆様にはご負担をおかけしますが…
  • 遠足の際は、素敵な親子ショットを撮らせていただきます。
  • 運動会、遠足とお弁当が続きますが、子どもも私も楽しみにしています。
  • 子どもたちは、運動会の疲れなんて感じさせない元気いっぱいの毎日です。
  • 自発的に運動会ごっこと称しほかのクラスの遊戯やリレーを楽しんでいます

【11月】季節の変わり目。ケアの呼びかけも

季節の変わり目で、感染症の流行第一波が11月頃です。保健だよりでの呼びかけも大切ですが、保護者が目を通しやすい園だよりや学年・クラスだよりもりようしましょう。

  • 11月に入り、子どもたちにはこれまで以上に手洗いうがいを呼びかけています。
  • 朝晩冷え込む、体調管理が大切な時期です。お布団をかけて寝ていますか?
  • 落ち葉拾いを楽しむ子供たち。これから注意したいのは感染症の流行です。
  • 園では、歌と共に手洗いうがいをこまめにする○○組のこどもたち。
  • 寒くなってきましたが、子どもたちは元気に体を動かして遊んでいます。
  • 落ち葉と共に子どもたちもクルクル風に舞っています。
  • 風邪に負けないように、手洗い・うがいと元気な挨拶に取り組む○○組さん。

【12月】子どものイベントと保護者の忙しさにも配慮

年末は忙しくてゆっくりおたよりを読んでいられない保護者も多いかもしれません。無いような端的に、年末のあいさつはしっかりできたら良いですね。

保護者は、子どもの情報はもちろん、」主婦のお役立ち丈夫にはいつもアンテナを張っています。大掃除情報は喜ばれますよ。

  • クリスマスに年賀状、大掃除と保護者の皆様にはお忙しい毎日かと存じます。
  • 今年もあとわずか。大掃除は1日1ヵ所と決めて、頑張りすぎないことにしています。
  • クリスマスソングのかかる街並みを、笑顔の子どもと速足で過ぎ去る大人たち…。
  • ○日は生活発表会です。大掃除や年末の忙しい毎日の一休みになればと思います。
  • 「サンタさんに○○貰う!」「サンタさん見たことある」と、クリスマス全開の子どもたち。
  • 生活発表会に向けてお遊戯の練習も頑張っている○○組のお友だち。
  • 体調を崩して欠席の子が多く、なかなか全員揃わずちょっぴり淋しかった○○組さん。

【1月】新年のあいさつと休み明けの子どもたちの様子を

定番は新年のあいさつ。必須ですね。そして、多くは残りの日数に淋しくなるでしょう。

この頃から、年長さんでは、「卒園まであと○日」といったカウントダウンが始まったりします。

  • 新年あけましておめでとうございます(1月15日松の内まで)
  • いよいよ新しい年がスタートしました。○○組さんも残り3か月。
  • 冬はつとめて…とはよく言ったもので、ツンと冷える早朝の空気に身が引き締まります。
  • 「あけましておめでとうございます!」お正月休み明けの元気な子どもたちの声。
  • 冬休みにお話ししたいことがいっぱい貯まっていたようで、大盛り上がりの子どもたち。
  • 色々なところに行かれたようで、子どもたちからお土産話をお腹いっぱい聞いています。
  • 子どもたちと会えない年末年始は、とても淋しかったです。

【2月】進級に不安を抱える保護者の背中を押して

やっと年が明けたと思ったら来月は進級・卒園です。保護者は次年度に向けて不安感を高め始めます。

小学校入学への不安は、相談で消化できることが多いです。いつでも相談してもらえるよう呼び掛けてみるのもオススメです。

  • 寒い日が続き、雪の降る日もありますが、体調など崩していませんか?
  • 雪で延期になった園外保育ですが、○日はお天気になるようで一安心です。
  • 先日の雪の日には、みんなで可愛い雪だるまをいっぱい作りました。
  • 雪の日にも園庭で遊ぶ子供たち。多めの着替えの用意ありがとうございます。
  • いつも元気な○○組さんは雪とお友だちになったそうで、今日も元気いっぱいです。
  • 進級・卒園まであと1ヶ月ちょっととなりました。子どもたちは意欲満々。
  • お手紙のやりとりが増えています。就学後一文字ずつ学習するので心配はいりません。
  • ○○組に上がることを楽しみに、給食やトイレを頑張っている姿が微笑ましいです。

【3月】春の兆しに進級の喜びと、一番伝えたい感謝

1年を振り返ると、淋しく温かく感謝の気持ちになるのは先生だけではありません。保護者とそんな気持ちを共有できるのもたよりがあるからでしょう。

1年を振り返りながら、先生の子どもたちへの思いを目いっぱい伝えましょう。

  • 少しずつ暖かくなり、虫たちやお花も可愛い顔を出しています。
  • 園庭の桜のつぼみに、暖かい風が優しく触れ、春の訪れを感じます。
  • 4月にぶかぶかだった制服が、しっかり似合うようになった子どもたち。
  • 年長さんらしい顔つきになった子どもたち。1年生にはまだ幼く、手放したくありません。
  • 子どもたちは、それぞれの進級への思いと、新入園児さんを迎える心の準備が進んでいるようです
  • 卒園式の練習が始まりました。可愛い子どもたちの歌声に、入園してからの子どもたちの姿を思い胸が熱くなる毎日です。

おたより作成のポイントと困ったときのアドバイス

保育士は、月ごとや年間を通しておたより作成の担当が回ってきます。季節のあいさつから、園児の様子、メインテーマ等、文章を考えるのも一苦労ですよね。

また、パソコンか手書きかで得意不得意もありますよね。イラストやレイアウトにも悩む先生が多いです。

【おたより作成の手順】

  1. 季節のあいさつ
  2. 子どもの様子
  3. 記事の確認(内容・数・長さ)
  4. レイアウト
  5. 文章を考える
  6. 清書

急に入れ込む必要がある内容が発生する可能性もあるので、レイアウトに余裕があると良いでしょう。

記事が多くて隙間がない時には、別紙で付け加える方が見やすいです。

【園だより】毎月の行事とミニコラムで惹き付ける

全園児に配布する園だよりは、月一の情報として必須の記事がいくつかあります。また、園を代表して園長からの一言やミニコラムが一般的です。

  • 園だよりに必ず載せる内容
  • 行事のお礼
  • 月間行事予定表
  • 園児の様子

園だよりは、比較的まじめな文章で構成します。園全体の行事と単調な文章では、保護者も関心を持ってくれませんよね。毎月ネタを探すのも、何年も続けるとなかなか…。

園だよりの場合、園長や副園長の言葉の重みもあります。字が上手な先生は、ぜひ手書きをおすすめします。そこで書いていただきたいのがミニコラム。

保護者は、園長先生の言葉を聞くことが少なく、入園式以来顔もわからないなんてことも。中には、園長の言葉も、どこかで拾った名言を職員がパソコンで打っていると思われていることがあります。

日頃のふれあいが少ないからこそ自筆で思いを伝えてみてはいかがでしょうか。

保育・育児に関するアドバイスや提言ばかりでなくてもいい!

保護者は、育児情報は勿論ですが、園長の人間性もおたよりを通して見ています。時には、園児とのやり取りなどほっこりする話を書いてみることも良いかもしれません。

園長先生が、子どもたちに思いをはせて書いてくださった…と、喜んでくれる保護者が多いようです。

すき間記事には、先生の「おすすめ絵本」はいかがですか?不定期に掲載することができて、先生方から集めてストックできるので助かります。

【学年だより】実は知りたいよその子事情

1学年に複数のクラスがある園では「学年だより」も作成します。学年の行事を全体の月間行事予定と共に掲載します。

【画像挿入:1画像1】

年齢・学年に応じた発達課題等を共有できる大切なおたよりです。

学年だよりに載せる情報例
  • 各クラス○人くらいがお箸で上手に食べています。お箸を持ってきている子は倍の○人。お友だちを見て興味を持つこともあるので、お箸も持たせていただいてもかまいません。
  • 運動遊びで鉄棒に挑戦しています。お家の方と一緒に練習してみてくださいね。
  • 鍵盤ハーモニカの練習をしています。「かえるのうた」をドレミで歌える子が増えています。
  • 今月の歌に反響をいただいています。歌詞をご紹介します

保護者が知りたいことは「我が子が同学年の子と比べてどうなのか」

保育士は、比べる必要がないことも、それぞれ一人一人の育ちもよく見て関わっていますが、お家の方は不安も持っているようです。

特に第一子の保護者は、同学年児の情報を求めています。

【今まで反響の大きかった記事テーマ】

  • おむつの外れている子の割合
  • おねしょをする子の割合
  • 好き嫌いはあるか
  • でんぐりがえしはできる子の割合
  • 「わんわん」ではなく「犬」が分かる子の割合
  • 読み書きができる子の割合
  • お箸が持てる子の割合
  • けんかをする子がいるか
  • お家で園でのことを話す?話さない?
  • 「今日も一人で遊んでた」という子がいるか

学年だよりでは、この学年でできるようになること、まだできない子も多いこと、少なくても他にもいるということを伝えることで、焦りを取り払いましょう。

園で練習していることを伝えると、お家でも取り組んでくださり子どもの育ちにつながることも多いです。

問題があれば、個人的に「お宅のお子さんは…」というより「この年齢ではよくあることですが、こんな関わり方を…」などと掲載すると柔らかく伝わります。

また、保護者からのアイディアや悩みを募集することもオススメします。アンケートを取ることも、先生にとっての発見にもなりますよ。

【クラスだより】保護者の協力で盛り上げる

クラス担任が必ず抱える「クラスだより」は、月1~週1で出すこともあります。毎回一人で書いていると内容や表現が偏ってしまうことも多いです。

学年である程度統一した内容を載せたり、他のクラスのおたよりを見せてもらうことはとても大事です。

クラスだよりに載せる内容は、多くがクラスの出来事です。個人情報の取り扱いには細心の注意を。個人名を出すこともあるかもしれません。必ず保護者の許可をもらうようにしましょう。

年度初めに「クラスだよりやおたよりに写真や名前を載せても良い」としていても、「この話題は載せないでほしかった」「○○さんには知られたくなかった」といった問題が出てくることも。

その都度保護者に聞いてから記事にするのがベスト!

ご家庭のプライベートな出来事も、保護者の協力で掲載すると盛り上がります。お家であったおもしろ話や、ママの失敗談など、とても反響があります。

また、イニシャルで載せていると、「だれだれ?」と興味を持つという心理作戦も。親子遠足や参観でママたちの話題になることも多いです。

保護者には、面白い失敗談をいっぱい提供してくれる方もいますし、我が子自慢を載せてほしい方もいます。

ママ友の輪に影響が出ないよう配慮も必要!

「先生、何で載せてくれなかったの?」には、「ほかのネタが多くて…またご協力をお願いしますね」とやんわり伝えましょう。

また、なかなか分かってくださらない方には、おたよりの主導権が先生であることをうやむやにしないようにしましょう。

「すみませんが、私の判断で今回は見送りました。でも、すごいですね。○○ちゃんには、しっかり伝えましたよ~!」と、はっきり、思いやりをもって伝えると良いかもしれません。

クラスだよりで行き詰まったときの裏技を2つ紹介!

クラスだよりをお休みする時を作る

運動会などハードな行事の間などは、学年や園でお休みにすることも良いと思います。負担になりすぎては楽しいおたよりも書けません。先生の笑顔のためにも勇気をもってお休みを。

他のクラスの先生とクラスだよりを交換

隣のクラスの先生とお互いのクラスの様子についておたよりを書き、配布してみましょう。違う目線で保護者も見れるので好評です。

【給食だよりや保健だより】関心の第一歩を

給食だよりは調理員や栄養士が担当することが多いです。月間の給食のメニューだけになることも。

よく見ないで処分する保護者が多いのは給食中の「昨日もカレーだった」発言でも分かります。

給食だよりを読んでもらうためにできること

栄養についてや食材の情報、旬の野菜など様々な情報を載せていることも多いです。保護者に知ってもらい、読んでもらいましょう。

例えば園だよりに「先日の給食で子どもたちが大喜びした手作りおやつ。レシピは給食だよりをご覧ください。」の一文を入れるだけで、読む保護者は断然増えます。

一度読んで興味を持ってくださると、次から目を通してくださいます。「苦手な野菜を食べてくれた」と、給食室にお礼を言いに来たママも。

保健だよりは園の状況などが含まれている!

感染症が出たときに出したり、毎月出したりまちまちです。内容は以下のようなものです。

  • 健康情報
  • 園で出ている感染症
  • 季節によって気を付けてほしい病気の情報

特に働くお母さんにとって、」子どもの健康はとても大切です。仕事中の呼び出しに怯えないで済むよう、園の状況をお知らせしましょう。

例えば「インフルエンザが出ています。○○組1名、○○組3名、○○組0名…」と知っていれば、発熱にすぐ対応できます。

インフルエンザであれば、「発熱して10時間だから、病院へは明日の朝行かなきゃ」といった判断がしやすいです。

嘔吐なども、「何か食べたかな?様子を見よう」となるところに我が子のクラスで感染性胃腸炎が流行っているとわかれば迅速な対処ができます。

夏場や冬場、感染拡大を防ぐためにも呼びかけのおたよりは大切です。

「プールが始まりました。アタマジラミの確認をお願いします」いうおたよりを見ていれば、頭を乾かしながら「ン?ま、いっか」とはなりにくいかもしれません。

イラスト・レイアウトはプロを真似る

パソコンで作成する場合、写真の効果は絶大です。カラーで出す園は特に喜ばれます。イラストは、イラスト集やネットで画材集を検索する方が多いのではないでしょうか。

お便りを読みやすく分かりやすくするにはレイアウトも大切です。レイアウトに悩む先生も多く、パソコンとにらめっこが数時間ということもあります。

レイアウトは育児系の雑誌やフリーペーパーを参考に

困ったときにはプロの仕事を参考にしてみましょう。育児雑誌やフリーペーパーは、色遣いやレイアウト、テーマなど参考になることも多いです。

読むだけでも一呼吸おけるかもしれませんよ。

写真の撮り方自体も工夫されていて、行事の時に「こう載せよう」と考えながら撮るようになります。

手描きの似顔絵で保護者を惹きつける

イラストは、画材系のサイトも無数にあり、保育に関するイラストは、行事、年代、季節、あらゆるシーンのイラストが揃います。

手書きのお便りを出す園もまだまだあります。手描きのイラストも、保護者に喜ばれることが多いです。

似顔絵になっていると、保護者から「昨日の、○○君でしょ?」「うちの子が芋ほりしてた!」「○○ちゃんのネズミ可愛かった!」などの反応を頂きます。

【画像挿入:1画像2】

手描きの場合は、下書き、清書が大変ですよね。それぞれ切って貼ってレイアウトすると、書き直しが減るかもしれません。

頑張りすぎず、楽しく作成して保護者との懸け橋に

先生方はおたよりをサービス残業や帰宅後に作成する方も多いでしょう。スピーディーにかつ見やすいおたよりを目指してみてください。

保育士・幼稚園教諭にとって、おたより作成も大切なお仕事です。でも、子どもたちと笑顔で温かく過ごし時間を妨げてしまっては大変です。

日頃から子どもたちをよく観察して、ネタをストックしておくこと、写真を新聞用に撮影しておくこともコツになるかと思います。

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