育児中のパパのこの行動や勘違いにイライラ!!原因と解消法

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2018/02/09

夫にイライラしている妻

子育てはママひとりだけではできません。でも実際は子育ての主役になっているのは自分で、パパはほとんど参加してくれないケースが多いのです。

育児を手伝ってくれないパパに対してママのイライラはつのります。子育てに関して、パパと言い争いばかりしているのもつらいですよね。

パパの子育てにイライラしてしかたないとき、どんな風に接したらいいのでしょうか。またイライラがおさまらない時の対処法などを見てきましょう。

パパとママは置かれている状況がちがいます

パパの子育てにイライラしてしまう大きな原因は、置かれている状況のちがいにあります。妊娠すれば母性が芽生えるママと違い、父性はなかなか備わらないのです。

ママは赤ちゃんがお腹にいる時から、妊娠、産後の生活について情報をあつめて、自分でいろいろな準備をしておくものです。

しかしパパにはそんな感覚がありません。妊娠しているのはあくまでママなので、「赤ちゃん」が生まれるという現実感が湧かないのです。

そこで、パパとママの間には妊娠、出産についての大きな溝が生まれます。ママは体も辛いですし、自分がしっかりしないと元気な赤ちゃんが産めません。

ママの赤ちゃんを思う心はとても強いものです。でもパパにはそれがない。男性なので、どうしてもしかたがないことなのですね。

男性と女性の妊娠出産に対する感覚の大きな違い。それこそが、産後子育てをしていく上でママをイライラさせてしまう要因になるのです。

ママがイライラしてしまうパパの子育て

おむつの交換やミルクのあげ方など、ママは赤ちゃんのお世話をするときの段取りがすぐに身につきます。毎日のことなので当然ですね。

でも、時々パパに替わってもらうと、あまりにもやり方が違うので口論になったり、深刻な場合は離婚危機にまで発展します。

実際にどんなケースでママのイライラは増すのでしょうか。パパがしてしまいがちな育児の失敗を見て行きましょう。

子育てをするときのパパの勘違い

赤ちゃんのお世話をするときに、パパがママをイライラさせてしまう原因は、やるべき事の一部分しか見えていないということです。

家事や育児は一連の流れに沿ってスムーズに行うのが理想です。しかし、パパにはその段取りが分かっていません。

おむつを替えるとしたら、ただおむつを履かせればいいと思っているのです。おむつを替えるだけでもいろいろな手順があります。

  • おむつ入れの中身を整理する
  • おむつとゴミ袋、おしりふきを用意する
  • おむつを外しておしりをきれいにする
  • 新しいおむつを履かせる
  • 使用済みおむつをゴミ袋にいれて捨てる
  • 場合によっては着替えを用意しておく

パパには「新しいおむつを履かせる」というイメージしかないのです。おむつの保管場所を知らなかったり、使ったおむつをほったらかしにしてしまうのです。

女性は脳の性質から、一度に複数の作業をこなすことに長けていると言われています。一度に複数の料理を作れることなどからもわかりますね。

対して男性は、一度に一つのことしか出来ないと言われています。おしめを替えるならおしめを替える事しか出来ないのです。

その後の着替えや後始末まで考えが回りません。そういうところに、ママはイライラしてしまうのでしょう。

自分のペースで子どもと接していればいいと思っている

ママをイライラさせてしまうパパの特徴に、常に自分のペースを崩さないというものがあります。

家事を頼んでも、最後までやってくれない。自分と子どもの機嫌がいいときだけ一緒に遊んでいる。自分だけ飲みに行ったり趣味に時間をとったりしてしまう。

こんなパパは案外多いのです。ママとしては赤ちゃん中心の生活に合わせてほしいと思うのに、自分が中心な感覚が抜けません。

自分は外で仕事をしているから、自分のペースで動いていい、これがママをイライラさせるパパの勘違いなのです。

ママは毎日赤ちゃんに振り回されています。自分だけ好きなことをしていたら、ママはパパに対して強いストレスを感じてしまいますよ。

夫と子供との関係は特別!!だから夫は子供に甘くなる…

パパはどうしても仕事が多忙のため、子供と過ごす時間がママに比べると少ないというご家庭も多いのでは。

そうなると、メインで育児をするのはママになり、毎日怒ったりイライラしたりするのもママ。

それに比べ、夫は朝と夜(時々)と休日しか一緒に過ごしていないことが多く、我が子に対する考え方は違ってきても当然かもしれません。

怒られるのは、圧倒的にママよりもパパのほうが少ないので、夫に甘えやすいという流れになるのです。「パパなら怒らず理解してくれる!」と甘えるので、パパもかわいいかわいいと優しく接して・・・という繰り返しになります。

でも…

  • 夫がいつも子供に甘くて大事な部分でも注意しない
  • すぐにお菓子やジュースを買い与える・おもちゃもせがまれたらすぐに買う
  • これくらいのことは放っておけばいいんじゃない?と放置しがち

など甘いにもほどがあるというエピソード…。これは流石にイライラしてきますよね。

そんなときには、下記のような対処をしてみてはいかがでしょうか。

  • 「注意しない夫」にはママが家を空けて、一日の育児を全部任せてみる
  • 「すぐ物を買ってあげる夫」には思い切ってお小遣い制度に
  • 「この程度ならいいやと放置する夫」にはママは何もせず放置して、パパがやるように仕向ける

子供もパパもお互いの「やさしい面」「都合がいい面」「楽しい面」しか見えていない中だと、お互いに甘えが出てしまいます。

いつもママがどんな気持ちで、そしてどんなことに立ち向かって頑張っているのかを分かってもらうためにも、こういった方法は有効だと思います。

実際にママをイライラさせたパパの行動

男性は状況や性質的に、多くの人が子育てが苦手です。私の夫も子どもとの接し方が分からなくて子育てにはほとんど参加していません。

ママがイライラしたパパの言動、行動のまとめです。

  • 子どもが泣いているのにほったらかしにしている
  • 子どもの機嫌がよいときだけ面倒をみる
  • 「泣いてるから○○したら」など他人事
  • たまに出来ることをするだけでイクメンを装っている
  • ママや子どもの事情にお構いなしで旅行などの予定を入れる
  • 仕事から帰ってきて、せっかく寝たばかりの子どもを起こす(かまいたい)
  • 産後のママの容姿や態度について小言を言ってくる
  • ママの育児に口出しをする
  • 自分自身の事もママまかせ
  • 「明日の朝でもいいんじゃないの」
  • 「こんなに泣かせたら近所迷惑じゃないの?」
  • 「子どもと一緒にずっと居られていいねー」

多くのママがパパのこのような行為について悩んでいるようです。特に、ちょっと手を出しただけで子育てしている空気を出されると、余計イライラするようですね。

多くのパパは、子育てはママがやるものだと思っているのです。これが、子どもを育てていく間に夫婦の大きな亀裂となります。

子どもが幼児期の子育てのいさかいは、熟年離婚の原因にもなると言われています。ママのパパに対するイライラは、一生尾を引く問題なのです。

イライラを乗り越えるにはパパ教育を

男性は一部を除いて子育てのスキルが身に着くまで、時間がかかります。その間とんちんかんなことをされてはママは疲れるばかりです。

イライラを溜めずに二人で子育てをするには、パパに子育ての仕方を教えてあげなくてはなりません。

ママが先生になってパパを育児教育するのですね。いわばパパはこれから学校生活を送る新入生です。分からないことだらけなのですから。

上手に子育てのコツを教えていくための方法を解説します。根気よく取り組んでいきましょう。

子育ては父親の仕事でもあると自覚させる

育児を手伝ってくれないパパの中には、「男の自分には子育ては出来ない」と思い込んでいる方もいます。

先ず、「子育ては父親の仕事でもある」ということをしっかり自覚させなくてはいけません。

特に、おむつ交換を嫌がるパパは多いようです。汚物に触ることが生理的に嫌なのでしょうね。

そこで、先ずは一番の基礎であるおむつ交換からしっかりやってもらいましょう。言葉掛けのコツは、「忙しいからやってほしいの」と素直に頼むことです。

そして最初の一回目はママがお手本を見せながら、丁寧に教え込むのが大切です。ママには二度手間になってしまって辛い所ですが、ちょっと我慢してみてください。

やればできる、のスローガンのように、やり方さけ分かってもらえれば、パパにだって子育ての主役になれるのです。

そしてうまくいったら多少大げさでも感謝しましょう。この点は本当の子育てと同じです。「手伝ってもらって本当に助かった!」と伝えるのです。

自分のしたことで妻が喜んでくれた、と思えたらパパのモチベーションも上がります。自分からおむつを替えてくれるようになれば、パパ教育成功です。

深刻なケンカの原因になることも…一緒に子育てしてイライラを解消しましょう

パパは時として子育てに対して大きな勘違いをしています。自分は男だから子育てしなくてもいいとか、無理、とかそういったことです。

パパの子育てにイライラしないためにも、まずはこの勘違いから解消していくことが大切です。子育ては一人ではできません。パパも絶対に協力すべきなのです。

イライラを解消するために、パパと話し合う時間を持って、何をしてほしいのか、何が出来ていないのか伝えましょう。

夫婦のコミュニケーションの時間が増えるというのは、とても大切なことです。だからこそ子育てをケンカの原因にしてはいけません。

パパに対してイライラしてしまうことは、やはりパパに解決してもらうべきです。必要ならば再教育する覚悟で、パパとの接し方を工夫しましょう。

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