ねんねトレーニングはいつから?赤ちゃんのスケジュール管理とポイント

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2018/10/24

ねんねトレーニングとは、赤ちゃんの時期から自分で眠れるようにトレーニングすることを言い、略して「ネントレ」と呼ばれています。

ネントレができるようになると、寝る前の遊びや添い乳なしでも時間がきたらスッと眠ってくれるので、ママの育児も大変楽になります。

そんな心強いネントレですが、赤ちゃんの泣いてる姿を放置して罪悪感を感じたり、なかなか睡眠サイクルが整わないなど、挫折してしまうことも。

厳格なルールを決めず、ゆったりとした気持ちで行えるように、ねんねトレーニングのやり方について紹介します。

ねんねトレーニングはいつから始める?

ネントレは離乳食が始まり、授乳回数が少なくなる6ヶ月頃から始めるのが適切なタイミングとされています。

離乳食がしっかり進んでいれば、夜間授乳がなくてもしっかり栄養が摂れているのでネントレを始める時期としては最適と言えます。

開始時期は赤ちゃんの様子を見て判断

6ヶ月頃からネントレを始めることができますが、赤ちゃんによってはネントレを始めても毎晩何時間も泣き続けることもあります。

そんなときは、まだねんねトレーニングをする時期ではなかったと判断しましょう。赤ちゃんが泣いている理由は、眠い以外にもおむつが汚れていたり、体調が悪くて訴えていることもあります。

体調が悪そうだったら中断して、赤ちゃんの様子を見ながら開始時期を判断していくと良いでしょう。

ねんねトレーニングのメリット・デメリット

ネントレが上手くいくと様々なメリットがある反面、行うことでいくつかのデメリットも生まれます。具体的にどのようなメリットとデメリットがあるのか見ていきましょう。

【ねんねトレーニングのメリット】

  • 夜泣きが少ない
  • 夜間断乳が早くなる
  • ママがぐっすり眠れる
  • 虫歯のリスクが低くなる

ネントレが成功すると、睡眠サイクルが整いやすくなるので夜泣きが減りママもぐっすり眠ることができます。また、夜間授乳が減ると断乳も早くなり、虫歯のリスクが低くなります。

今まで赤ちゃんの寝かしつけで時間を使っていた分、ネントレが完了していると自分の時間を確保しやすくなります。

【ねんねトレーニングのデメリット】

  • 赤ちゃんが泣くので罪悪感を感じやすい
  • 赤ちゃんの要求が分かりにくい
  • 住宅場所によってはネントレが難しい

ネントレを実行すると、赤ちゃんを泣かせたまま放置することになるので罪悪感を感じることが多くなります。

また、集合住宅や隣の家が近くにあると近所に迷惑をかけてしまい上手くネントレが行えないこともあります。

ねんねトレーニングをする必要は?夜間断乳も早い?

ネントレのメリットとデメリットを上記で紹介しましたが、赤ちゃんが1人で眠れるようになることは果たして必要なのか…悩んでいるママもいることでしょう。

できれば赤ちゃんに寄り添って一緒にいてあげたいと思うのがふつうですが、必ずネントレをしなければいけないわけではありません。

「1人で眠るというスキルを教える」のがネントレです。

ネントレは以下の理由で行うママが多いようです。

  • 夜泣きが続きママが寝不足になっている
  • 泣いたら抱っこ→おっぱいと癖になっている
  • 夜間断乳を卒業したい
  • 赤ちゃんがぐっすり眠れていない

ママも慢性的な睡眠不足が続くと精神的にきつくなってしまいます。赤ちゃんが夜中何度も起きるたびに、抱っこやおっぱいを繰り返ししていたら、癖になってしまい夜間断乳が遅くなるとも言います。

ネントレと一緒に行えば夜間断乳も早くなりやすい

ネントレを実践した先輩ママは、夜間断乳も一緒に試みています。夜間断乳が成功すれば、赤ちゃんが朝までぐっすり眠るようになるので、ママも睡眠不足から解消されます。

始めるタイミングは、離乳食が2回食になりある程度栄養がとれているころ、歯がそれなりに生えているなどで実践しているようです。

個人差もありますが、早くて1~2週間でネントレ&夜間断乳が成功した人もいれば、1~2ヶ月かかった人もいます。

ネントレと夜間断乳に成功したママたちは「以前よりいっぱい遊んであげれるようになった」「今まで以上に赤ちゃんが愛おしくなった」など、赤ちゃんに向き合う時間から気持ち的なゆとりまで激変するとの声もあります。

ねんねトレーニングの基本的なスケジュールと方法

準備が整っていない状態でいきなり1人で寝させようとしても、赤ちゃんもびっくりして、ますますトレーニングが長引くことも考えられます。

離乳食が始まり、ねんねトレーニングを始めても良い時期になったら少しずつ生活リズムを整えて、トレーニングを開始していきます。

①生活リズムを整える

だいたい同じ時間にリズムを整えれるよう、基本的な生活スタイルを決めておきましょう。

  1. 朝起きる
  2. ご飯を食べる
  3. おっぱいを飲む
  4. お昼寝をする
  5. お風呂に入る
  6. 布団に入る

このリズムを整えることは、赤ちゃんの午前中の活動やお昼寝時間によってズレ込むこともあり整いにくいのが現状です。

赤ちゃんのその時の状況によって上手くいったり、できなかったりもあるのできっちりとできなくても、だいたい同じ時間に実行できるようになればOKです。

②寝る前の入眠スタイルを決める

寝る前に添い乳で寝かしつけをしているママも多いはずです。ねんねトレーニングでは基本的に添い乳での寝かしつけはしません。

毎日寝る前に赤ちゃんの入眠スタイルを決めて寝かしつけをしていきます。

  • 絵本の読み聞かせ
  • 子守唄を歌う
  • 添い寝をする
  • 寝たふりをする

入眠スタイルを取り入れるのは、毎日行うことで赤ちゃんに「ねんねをする時間」ということを覚えてもらうためにするものです。

静かに楽しめて、ママが寝たふりをしながらいつの間にか、赤ちゃんもウトウト…が理想です。

しかし、かんたんに上手くいかないので、まずはお昼寝からスタートして慣れさせていきましょう。

泣かせないネントレ方法

どの赤ちゃんも始めは大泣きしてしまいますが、ネントレ方法には泣かせるネントレと泣かせないネントレ方法があります。

泣かせないネントレ方法では、入眠スタイルを取り入れた後に部屋を暗くして添い寝をします。

抱っこをしたり背中をとんとんしながら赤ちゃんを落ち着かせてあげますが、ここで注意したいのが大泣きをしてもおっぱいはあげないことです。

おっぱいがなくて泣いたとしても、優しく「ねんねしようね」と言いながら落ち着かせます。ママは根気がいりますが、スケジュールを毎日実行しながら抱っこしたり落ち着かせながらネントレを実施していきます。

ジーナ式ネントレスケジュール

ねんねトレーニングで有名な「ジーナ式」は、「カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」の著書、ジーナ・フォードさんが多くのベビーシッターで働いた経験を元に実践的にネントレ方法をまとめ、イギリスでは社会現象にまでなりました。

ジーナ式では、1日のスケジュールがしっかり決められており「赤ちゃんに生活リズムを教えること」を目的としてスケジュールを組み立てています。

では、どのようなスケジュールなのでしょうか。

【ジーナ式生後3ヶ月~4ヶ月のタイムスケジュール】

ジーナ式では、授乳と睡眠時間が細かく決められており、赤ちゃんが泣いても決められた時間以外に授乳はしません。

スケジュールがきっちり決められているので、挫折することもありますが、赤ちゃんに正しい生活リズムを教えることが基本です。

7:00 起床・授乳
9:00~9:45 朝寝
11:00 授乳
12:00~14:00 昼寝
14:15 授乳
17:45 入浴
18:15 授乳
19:00~22:00 睡眠
22:30 授乳
23:00~7:00 睡眠

ジーナ式では、最終的に赤ちゃんが1人で眠れるようになるのが目的ですが「赤ちゃんが大泣きをしたときは10分以上放置してはいけない」とあります。

赤ちゃんが大泣きをしたら、抱っこをしたり授乳したりあやしながら泣き止んだ後にまた寝かしつけを行っていきます。

【ジーナ式ネントレの決まり事】

ジーナ式では時間が細かく決められているだけでなく、ネントレの間に守らなければいけない決まり事がたくさんあります。

  • 朝の起床時は部屋を明るくする
  • お昼寝は3時間以上させない
  • お昼寝はカーテンを閉めた暗い部屋でさせる
  • 昼間の授乳は赤ちゃんがしっかりと目覚めた状態で行う
  • 19:00以降の授乳は暗い部屋で行う
  • 寝る前の時間は静かな状態で過ごす
  • 眠るときはおくるみで赤ちゃんを「おひなまき」にする

寝かせるときは抱っこをせずベッドや布団で1人で寝かせる「おひなまき」とは、バスタオルなどで赤ちゃんの身体をしっかり包むことです。

赤ちゃんの身体を包むことで、安心感を得られ眠りやすくなります。

ねんねトレーニングの注意事項

ねんねトレーニングを行うときはママも相当根気が必要です。しかし、神経質になって「絶対に泣いても抱っこしない」と決めてしまうと逆にネントレが長引いてしまうことも考えられます。

ネントレを行うときはスケジュール通りにならなくても「ま!いっか。」の気持ちが大切です。集合住宅や隣近所が近いと泣かせっぱなしも逆に迷惑になってしまいます。

ネントレを行うときは夫婦でしっかり話し合い、旦那さんにも一緒に協力してもらえると安心です。また、ネントレを行うときは赤ちゃんの様子を見ながら進めていくようにしましょう。

【ネントレの注意事項】

  • ネントレ前に生活リズムを整えるのが優先
  • 赤ちゃんの体調が悪いときは行わない
  • 大泣きしたときは10分以上放置しない

まずは、注意事項を頭に入れて赤ちゃんの体調に合わせながら少しずつネントレを始めてみてくださいね。

ねんねトレーニングに困ったら…役立つグッズ紹介

ネントレを初めようと思っている、ネントレを実践しているけど行き詰まってしまった…など、ネントレで困ったときに役立つグッズを紹介します。

【本】赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド/清水悦子

ジーナ式ネントレはちょっと厳しくて取り組める自信がない…というママにも、日本の風習に合わせた添い寝の方法で赤ちゃんの睡眠を改善します。

生活のリズムから寝かしつけのやり方を変えるだけで驚きの変化を実感できるはず。小倉優子さん、尾木ママさん、森貴美子さんなどたくさんの有名人も紹介しているネントレの育児書です。

  • 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド/清水悦子
  • 金額:1404円
  • 販売店:アマゾン

【おくるみ】赤ちゃんを優しく包んで安眠

おくるみで赤ちゃんを包むことでママの胎内に近い環境をつくり、赤ちゃんに安心感を与えます。赤ちゃんを包むことで、SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクも軽減できます。

  • スワドルミー おくるみ
  • 金額:1564円
  • 販売店:楽天

サイズはS~Lまで、種類も15種類あるのでお好きな柄やカラーを選べます。

【安眠毛布】可愛いうさぎを抱っこしてねんね

ネントレを実施したママさんが使っていたバニーズシリーズのねんねグッズ。ネントレ&夜間断乳後も離さず抱っこして寝る赤ちゃん多数。携帯に便利なストラップ付き。

  • バニーズバイザベイ お寝んねだっこ毛布
  • 金額:2916円
  • 発売店:アマゾン

軽くて持ち運びにも便利。汚れたら洗うこともできる赤ちゃん安眠グッズの必需品です。

ねんねトレーニング成功した先輩ママの体験談

ねんねトレーニングが成功したママによると、お昼寝のコントロールが一番難しいとのことでした。

その日によって外出時間が長かったり、はしゃぎすぎたりすると疲れ具合が左右されお昼寝の時間も夕方になったり、逆に夜は興奮してグズグズがひどくて眠れなかったり…とうまくいきません。

ネントレが成功したママは泣かせないネントレと泣かせるネントレを実践していましたが、どちらも共通していることは「規則正しい生活をすること」だそうです。

また、日頃から赤ちゃんの様子を観察をしていたそうです。

  • 赤ちゃんが眠たがっているサイン
  • いつも何時にぐずるか
  • 眠たくなるときにどんな癖があるのか

この我が子だけの癖や様子を観察することで、スケジュール管理がしやすくなると言います。入眠スタイル(儀式)では、赤ちゃんの意思が伝わるようになった10ヶ月頃からどの方法でねんねをするのか自分で決めさせていたようです。

その後は、添い寝(寝たふり)をして部屋を退出→泣いたら戻るを繰り返しして2~3ヶ月目でようやくねんねトレーニングが成功します。

それからは、徐々に1人で眠れるようになったとのことでした。

ねんねトレーニングは失敗しても構わない!という大らかな気持ちで取り組もう

ねんねトレーニングに成功した先輩ママの体験談から分かることは、自分の意思が伝えられる月齢になってから入眠スタイルを決めたり、どうしたいのかを考えさせていることです。

それまでは規則正しい生活をするために、どういうときにぐずったり眠たくなったりするのか日頃から我が子の様子や癖を観察しながら、スケジュールを管理しています。

ネントレを始めても、定着するまでは失敗の連続でママも根気が必要になりますが、それでも大らかな気持ちで「いずれ1人で眠れるようになる…」と気楽に考えることが大切です。

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