SNSの投稿はトラブルなく楽しもう!意識したい3つの対策

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2017/09/05

SNSの投稿時に3つのことを気を付けているママ

友人や知人と気軽にコミュニケーションをとれるSNSは、私たちの生活に密着したツールですが、そのぶん自分のプライバシーに関わる情報を無意識に公開してしまいがち。

今日食べたもの、くらいであれば問題はありませんが、なかには日記のように一日の出来事を細かく書いたり、子供の顔写真を公開しているパパ・ママも見かけます。

SNSのトラブルを防止するには投稿する人の意識が一番大切。どんな点に気をつけるべきか、その対策を見ていきましょう。

投稿の中に子供の名前は書き込まない

ネットストーカーなど、SNSから発生する事件やトラブルについてはテレビなどでも話題になっているので、「位置情報の管理はしっかりしている」「自分の実名は載せていない」という人もいるでしょう。

基本的なことですが、投稿の中に子供の名前は出さないようにしましょう。名前は大切な個人情報です。

「別に珍しい名前じゃないから大丈夫」と、たとえ名字を伏せて下の名前だけを書き込んでいたとしても、思わぬトラブルに子供が巻き込まれる可能性があります。

知らない大人でも、名前を呼ばれたら信じてしまうかも!

たとえば、ネットストーカーのように悪意をもった大人があなたの子供に接近し、「○○さんの家の○○ちゃんだよね?」とあなたや子供の名前を出し、さらに自分はパパ・ママの友達だと言ったら、子供は信じてしまうかもしれません。

日頃から「知らない大人についていってはダメ」と言っていても、パパ・ママの名前や自分の名前を知っている人に対しては警戒心が薄くなります。

それも、子供が一人でいるときなど少し心細いときに名前を呼ばれたら、安心すら覚えるかもしれません。「名前くらい載せても大丈夫」ということはないのです。

自分の知り合いに子供の名前を知らせたいなら、メールや会ったときに伝えるなど、他の方法があるはず。わざわざSNSで拡散させる必要はありません。

▼位置情報の確認・削除方法についてはコチラも参考にしてみて!

パパ・ママが仮名で登録していても、子供の実名は載せないで

SNSをしているパパ・ママがニックネームでアカウントを登録しているのに、子供の名前は実名で載せてしまっているという人も見かけます。

たしかに、「娘のA子です」と載せても、パパ・ママが実名ではないなら、子供の名前だけではどこの家のA子ちゃんなのかは一見わからなそうです。

しかし、SNSにはこれまで投稿してきた様々な情報がすでに載っていますし、パパ・ママがどんな人と友達なのかも分かってしまいます。

興味を持った人がパパ・ママの情報をSNSから拾い集めたら、これまでの投稿からパパ・ママや子供の行動範囲、生活圏などが分かるかもしれません。

もしかしたら、投稿の中にうっかり自分の実名を書きこんでしまっている可能性もあります。また、投稿にコメントをした友人が書き込んでいる場合もあります。

そういった情報から、SNSをしているパパ・ママだけでなく、子供のことまで調べられてしまうこともあり得るのです。

子供の情報がどのように悪用されてしまうのかは、こちらの記事に詳しく載っていますので、合わせて読んでみてくださいね。
SNSに子供を載せるのは注意!事件に巻き込まれる可能性

先ほども書きましたが、名前は個人情報です。もちろん、子供の名前もそうです。子供の個人情報は、パパ・ママがきちんと守ってあげましょう。

▼SNS投稿での注意点についてはコチラも参考にしてみて!

ひと手間かけて!子供の顔にはモザイク処理や隠す工夫

子供の写真を載せたい、家族の思い出をSNSでシェアしたいというときは、子供の顔にはスタンプやモザイクなどで見えないように加工することをおすすめします。

写真を加工するのはひと手間かかりますが、子供の写真が悪用されるのを防ぐのに効果的です。

投稿する前に!SNSの機能やアプリで写真を加工

顔を隠す方法としては、写真の顔の部分にキャラクターのイラストなどのスタンプをつけるのが簡単です。

  • SNSの写真編集機能
  • 無料の画像加工アプリ

スタンプを使うには、この2つを利用するのがお手軽です。SNSの写真編集機能は、それぞれのSNSによって異なるので、スタンプが使えるものと使えないものがあります。

たとえば、Facebookでは写真の編集機能にはスタンプがあるので他のアプリで加工しなくても投稿時に顔を隠すことができますが、instagramにはスタンプがありません。

写真の編集機能があることを知らなかったという人もいるかもしれませんが、一度利用しているSNSの写真編集機能をチェックしてみましょう。顔を隠せるような機能がなかったり、いまいち使いにくいという場合は、無料アプリをダウンロードしておきましょう。

写真加工のアプリはたくさんありますが、これらのアプリはスタンプの種類も多く、操作も簡単なのでおすすめです。

  • PicoSweet
  • LINE Camera
  • CandyCamera

キャラクターイラストなどで隠すのが簡単ですが、スタンプにはメガネや帽子、ひげといったプリクラ感覚で装飾を楽しめるものもあります。

かわいいわが子の顔を隠しつつも、そういった装飾スタンプで子供の可愛らしさを演出してみてはいかがでしょうか。

写真投稿が原因で親子の関係にヒビが入ることも!

海外では「自分の幼少期の写真を無断で投稿した」として子供が自分の親を訴えるケースも出ています。赤ちゃんや幼少期の裸の写真など、親は可愛くて投稿しているとしても、子供にとっては恥ずかしいものです。

思春期になって、小さい頃とはいえ、自分の知らないところでたくさんの人に裸の写真やオムツ替えの写真が見られていると知ってショックを受ける子どもたちもいます。

親にSNSに無断で載せられている子どもたちを「晒されチルドレン」と呼ぶ言葉もあります。第三者からの被害だけでなく、親が子供を傷つけてしまうことのないようにしましょう。

いくら小さい子供とはいえ、裸の写真をネット上で公開してしまうのは危険な行為。顔写真や身体の写真を児童ポルノなどに利用される可能性もあるのです。

わが子を守るはずのパパ・ママが、無意識に子供を危険に晒すような行為をしてしまう…そうならないように気をつけたいものです。

子供のプライバシーに関わる内容は書かない

子供の顔を隠すのと同様に、子供の身体の特徴や身なり、行動などについてもあまり詳しく書くのは避けましょう。

なかにはあなたの子供に興味を持って接触してくる人がいるかもしれません。また、自分のことをネット上で詳しく書かれたことで、子供が傷つく可能性もあるのです。

何でも書かないで!かわいい失敗も子供にとっては大事件

個人を特定されて、第三者からの被害に遭う可能性ももちろんありますが、写真の公開と同じように、自分の知らないところで、たくさんの人に自分の情報を知られているというのは子供にとって不愉快なものです。

パパやママも、小さいときに親戚の集まりなどで「お漏らしをした」「駄々をこねて泣いた」など自分の失敗や恥ずかしいことを親に言われて、嫌な気持ちになったことはありませんか?

親戚の集まりであればまだ身内の話ですが、それがSNSに書かれてしまうと不特定多数の人に知られてしまう可能性があるのです。

身長や体重をはっきり書かなくても大きめ・小さめなど体格について書いたり、「おねしょをした」など失敗について書けば、将来子供が傷つくかもしれません。

一度インターネット上に上がってしまったら、完全に消去することはできません。たとえ公開範囲を限定しているとしても、コピー・転載されてしまえば意味がありません。子供のプライバシーに関わることを親が自ら拡散することのないように気をつけましょう。

▼ママ友間のSNSトラブルについてはコチラも参考にしてみて!

その内容は大丈夫?子供の立場で考えて投稿を

かわいいわが子のこととなると、投稿の内容もついつい詳しく書き込んでしまいがちですが、書き終わったら即投稿!ではなく、一度読み返してみましょう。

子供が小さいうちは自分で判断ができないため、子供のことはパパやママが決めることが多いですよね。着る物や食べるものなど、親が適切に選んであげるのは自然なことです。

しかし、子供はパパ・ママとは別の個人です。かわいいわが子のことは自分の身体の一部のように思ってしまう気持ちもあるかと思いますが、自分の一部や所有物ではないということを改めて認識しましょう。

自分の友人の一日の出来事を日記のように詳しく書いたり、失敗してしまったことを面白いエピソードとして、本人に許可なく勝手に投稿する人はいないと思います。そんなことをしたら信用を失いますし、逆に自分が書かれたら嫌ですよね。

子供のことを投稿するのも同じです。では許可をとればいいのかといって、子供が乳幼児できちんと判断ができないのに「SNSに載せてもいい?」と聞いても意味がありません。そんなときこそ、親であるパパ・ママがきちんと判断してあげましょう。

  • 自分の投稿を将来子供が見てどう思うのか
  • 自分が同じことをされたら嫌な気持ちにならないか
  • わざわざSNSに投稿する内容なのか

その場の勢いで投稿せずに、きちんと内容を読み返して判断してみてください。

せっかくの思い出をトラブルや事件の引き金にしないで!

子供が小さいうちは親子で過ごす時間も長く、思い出もたくさん増えていくものです。そんな家族で過ごした思い出の写真は大切な宝物。親にとっても子供にとってもかけがえのないものです。

しかし、今はSNSが広く普及している時代。写真を投稿すれば、家族の思い出を全世界の人に一瞬で拡散させることができます。

「楽しかった家族の思い出をみんなに見せたい」「感動した子供の姿をみんなに見てほしい」親としてはそんな思いになることもあると思います。

けれどSNSは投稿の仕方次第で親自身が子どもたちを傷つけたり、危険に晒してしまうこともあります。

どんなにプライバシー設定などの環境を整えても、投稿の内容によっては、自分だけではなくわが子がネットを介した犯罪の被害に遭ってしまったり、トラブルに巻き込まれる可能性もあるのです。

大事な思い出の写真は気軽にシェアせず、一旦スマートフォンを置いて「投稿して本当に大丈夫か」考えてみましょう。

画像を加工したり、投稿の内容を見返すのは手間かもしれませんが、子供や家族を守るための作業です。自分だけでなく、子どもたちのプライバシーにも配慮しながらSNSを楽しみましょう。

▼SNSトラブルの回避方法についてはコチラも参考にしてみて!

みんなのコメント
  • しいなさん

    過去の失敗とか 恥ずかしい事をペラペラ言われて
    顔から 火が出るほど恥ずかしい思いをした人って
    いますよね。当時は 『将来話題にされるかも?』なんて
    思いませんよね。言った人は 『懐かしい』と
    思いますけど 言われた本人は 嫌な記憶になりますよね。
    思い出したくないから 『忘れた』と言ったり
    ほかの話題で ごまかしたり 部屋から 出てしまう
    人も いるかもしれませんね。事情を知らない人は
    興味本位で ききたがる事も ありますからね。 入浴 水遊び トイレ オムツ交換 お着替えなどの写真や動画をみて 『かわいい』と
    思うだけなら いいんですけど 性的な気持ちになる人が
    いるかもしれないから 注意です。写っている子が
    男の子でも 女の子でも 注意です。

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