【状況別】幼稚園の役員決めの時は上手な断り方でトラブル回避
「役員をやっていただけるお母さんいませんか?」入園や進級後すぐの懇談会での先生のセリフ…ついつい下を向いて、当たりませんようにと心で願ってしまう経験、ありませんか?
仕事を持つお母さんが増えている今の世の中、仕事・家事・子育てなど日々の生活でいっぱいいっぱいなのに、さらに幼稚園の役員なんて!と少なからず思いますよね。
実は役員を引き受けると、やってよかったって思うこともたくさん!幼稚園の様子がわかり、先生と話しやすくなったり、子供の様子を見ることができるチャンスも増えたり。
メリットもたくさんあるのですが…どうしても引き受けられない場合ってありますよね。
その時の断り方には最大限の注意が必要!断り方によっては、トラブルに発展してしまう場合もあります。大人な対応でカドの立たない断り方を考えていきましょう!
役員決めでありがちトラブル3選
子供が通う幼稚園。せっかくなら他のママとも仲良く過ごせれば親も楽しい幼稚園生活になりますよね。ですが、役員決めがきっかけで起こってしまうこんなトラブルも…。
通用しない理由がきっかけで白い目で見られる
働く女性が多い現代の日本。かつては幼児教育の場は幼稚園と保育園が主体でしたが、認定こども園など、幼稚園と保育園が一体化した施設も増加しています。
幼稚園でも早朝保育・延長保育などサービスが充実していて、働いているママもたくさんいます。
「専業主婦=役員ができる」わけではない
先ほども説明したとおり、現代の幼稚園は専業主婦のママばかりではありません。いろいろな家庭環境の方がいます。
仕事をしているママからみると、専業主婦のママは時間があるように感じて、幼稚園の役員は専業主婦のママがするべきなんて考えてしまうこともあるでしょう。
専業主婦といえども、下の子のお世話に忙しいママ、介護にいそしむママなど、それぞれの家庭環境があります。
実は持病があって通院しなければならないなど、他人に言えない理由があって仕事をしていないのかもしれません。
上の子の時にしたからと横柄な態度はNG
上の子がすでに在園していたり、かつて在園していたというママは、幼稚園という環境に慣れていますし、先生になんでも言える間柄になっている場合があります。
「私、上の子の時この仕事したから…」などと、上の子の時の経験を断る理由に持ち出すのは、周りのママにいい印象を与えないでしょう。
「やったことあるなら要領もわかっているんだから、スムーズに仕事をこなせるんじゃない!?」と思ってしまったという体験談も。
そう心の中で思っていても、初めて子供を幼稚園に入れたママならそんな先輩ママに、意見することはできませんよね。とても横柄で怖い印象を受けます。
幼稚園の方針で、兄弟でやったことある場合は役員を免除するというルールがある場合はもちろん正当な理由になりますが、そうでない場合には発言に気を付けましょう。
そもそも役員決めの日に出席できない時の対処法
欠席したからといって、有無を言わせず役員を押し付けられる場合は少ないとは思います。しかし、決して役員を引き受けなくてもいいというわけではありません。
その場にいるママの中でやりたいママがいれば、決定しますが、決まらなかったものがある場合には、先生から「役員やっていただけませんか?」と電話かかってきます。
しかしながら、都合がつかずどうしても役員決めの日の懇談会に参加できない場合もあると思います。そんな時には先生に一言欠席の理由をお伝えしましょう。
と具体的な時間など伝えておくと、決まらなかった場合にお願いしても引き受けてくれる可能性は低いかなと感じるかもしれませんね。
役員決めがある懇談会の案内に欠席する際には委任状を提出させる幼稚園もあるようですね。内容は「くじびきで決めることになった場合は出席者にくじを引いてもらいます」など。
幼稚園によって内容が違いますから、しっかり目を通しましょう。
トラブル発展を防ぐ!引き受けられない場合別断り方!
やりたくないというだけでなく、どうしても引き受けられない場合ももちろんあります。そんな時にカドが立たない上手な断り方を場合別に紹介していきます。
転勤族で引っ越しの可能性がある場合
「そろそろ転勤なので…」といって、実際に転勤にならなかった場合。嘘をついて役員を逃れたのでは!?と思われてしまっても仕方がありませんよね。
しかしながら、本当に転勤になって自分に代わる新しい役員を立てなければならないと迷惑になってしまうのも事実。
こんな場合には、以下の断り方がおススメ!
転勤の可能性があるので無理です!と言い切ってしまうのではなくて、それでもよければ引き受けますよと前向きな気持ちを打ち出すと、よい印象を受けます。
「転勤族であること」が役員を免除の理由として当てはまるか否かは幼稚園や他のママ達の考え方によります。
短期間でも引き受けてもらいたいという場合には、思い切って引き受けましょう!
妊娠初期で引き受けられない場合
妊娠中の場合、役員は免除されるという幼稚園が多いようです。そうでない場合も妊娠中や産後の苦労など乗り越えてきたママ達ですから、配慮してくれる方も多いですよね。
ですが、周りから見てもまだ妊娠しているとわからない安定期前の妊娠初期の場合は、まだ公言したくない場合もありますよね。
そんな時は、役員決めの前に先生や園長先生に正直にお話ししておきましょう。
このように相談という形でお伝えするのがおすすめ。先生も役員決めの際に配慮してくれることと思います。
妊娠初期だけではなく、持病がある、家族の介護をしているなどプライバシーに関わることが理由で引き受けられない時は、事前にきちんと園にお伝えしましょう。
下の子が小さくて引き受けられない場合
下の子が小さい場合も、免除の対象になっている幼稚園が多いようです。そうでなくても産後間もない赤ちゃんを連れてきているママにお願いするのも気が引けますよね。
実際に私は免除していただいたことがあります。上の子が入園したての役員決めの時下の子は3か月。
抱っこひもで抱っこしていたものの泣くのでずっと立ちっぱなしの状況を見て、先生も他のママも「大変ですよね…」と免除してくれました。
幼稚園に通っている時だと、まだ小さな子どもがいるママもたくさんいますよね。免除の理由として認められるかどうかは、難しい場合もあるでしょう。
こんな断り方はいかがでしょうか?今回は無理でも将来的に引き受けますよという姿勢を見せると好印象を与えられると思います!
自分の言ったことがウソにならないように、次の年以降、なかなか決まらない!といった状況に陥ってしまった場合は、快く引き受けましょうね!
困ったときはお互い様!役員のすすめ
基本的にボランティアの幼稚園の役員。ついつい、どうやったら役員をやらずに済むかを考えてしまいがちですが、実際にやってみると、楽しかった!というママがたくさんいます。
私の友人は仕事をしながら役員をしています。しぶしぶ引き受けた彼女が感じた役員のメリットは以下の4つ!
- 子供が喜ぶ
- 幼稚園での子供の様子が見れる
- 先生と話しやすくなった
- ママ友ネットワークが広がった
幼稚園行事の他にも役員として幼稚園に行く機会が多くなって、子供がとても喜ぶそう。参観日じゃないのになんできたの?とニコニコ笑顔で話しかけてくるそうです。
また、幼稚園に行きたがらなくなってしまって心配だった時期にも、役員の仕事があって子供の様子を見ることができてよかったと話していたこともありました。
先生ともよく顔を合わせるようになったので、子供のことも相談しやすくなったそうですよ。
他にも、学年やクラスの枠を超えて、いろいろなママと知り合えるのもメリットだそう。上の学年である行事や準備するものなど、リアルな情報を得ることもできます!
しかしながら、どうしても引き受けられない時には、断る勇気も大切です!その時には、丁寧な説明で周りの理解を得られるようにしましょう!
困ったときはお互い様!自分が役員をできる状況になったら、ぜひ引き受けてみてくださいね!
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