子育てしやすいマンションとは?一戸建と比較したメリット!
赤ちゃんが生まれて、新居を購入される方や、新しい住まいに引っ越される方も多いですよね。
これからマンションでの子育てを検討している方に向けて、一戸建てと比較したマンションの良し悪しや、子育てしやすいマンションについて紹介します!
すでに、マンションで暮らしてらっしゃる方は、子どもの人数が増える時にどうするか悩みますよね。3LDKで4人、5人家族が暮らす場合の間取りについても考えてみました。
この記事の目次
一戸建てと比較したマンションの長所・短所
新居を購入する時に、マンションが良いのか一戸建てが良いのか悩みますよね。お金の面や、実際に家族が暮らす上での生活面で、両者を比較しました。
金銭面での比較
購入価格は、都心のタワーマンションの高層階というのでなければ、一戸建てよりも分譲マンションの方が安い傾向にあります。
東京都心では戸建ての価格の方が高いですが、場所によってその差がほとんどない場合もあります。
毎月、数万円を何十年も払い続けるとなると、結構な金額になりますよね。
戸建住宅でも、長年住んでいると不具合が出てきて修理やリフォームが必要になります。修理が必要になった時に備えて、自分でリフォーム資金を用意しておかなければなりません。
将来的な資産価値を考えた場合は、戸建住宅に軍配が上がります。
戸建住宅が古くなっても、取り壊して土地だけを売却することが出来ます。
生活環境のメリット・デメリット
一戸建てと比較したマンションのメリットはこちらです。
- 駅から近く中心部にあるなど立地が良い物件が多い
- ワンフロアで階段がないので掃除などの家事が楽
- 建物のメンテナンスを自分でしなくて良い
- 管理人や防犯カメラなどセキュリティ面が安心
- 庭の草むしりなどの手入れの必要がない
- 高層階だと日当たり・眺めが良い
- 24時間ゴミ出しが可能
- 宅配ボックスで留守でも荷物が受け取れる
- 子育て世帯が多いと、ママ友や子どもの友達が出来る
マンションは、中心地のアクセスの良い場所に建てられる傾向にあります。子どもが小さいと、駅近で、近所に公園や病院、スーパー、幼稚園などがある住環境は有難いですよね。
しかし、メリットばかりに目をやってはいけません。もちろんマンションならではのデメリットもあります。
- 子どもを家の庭で遊ばせられない
- 育児中は特に騒音に気を遣う
- 収納スペースが物足りない
- 自由にリフォームがしづらい
- 犬や猫などのペットを飼うことが難しい
鉄筋コンクリートは、防音性に優れているとはいえ、密接した住居では足音や生活音が響いてしまいます。
苦情を言われてトラブルになったり、酷い場合は裁判にまで発展したケースもあるので、気を付けたいところです。
普段から同じ階の人に会ったら挨拶して、「子どもがうるさくてすみません」となど断っておくことで、トラブルに発展することを防ぎましょう。
新築マンションか中古マンションか?も悩みどころ!
平成28年度の国土交通省調査では、新築分譲マンションの平均購入価格が4,423万円、中古分譲マンションの平均購入価格が2,656万円でした。
新築マンションを選ぶ理由
- 最新の便利な設備が備わっている
- メンテナンスの費用が中古よりもかからない
- 子どもが生活するならば新しい住まいの方がよい
- 新築の方が後々売却しやすい
- 耐震性・断熱性が高い
ディスポーザーなどの家電が備え付けてあれば、家事の負担も減りますね。
中古マンションを選ぶ理由
- 購入価格が安い
- 自由にリフォームしやすい
- 住みたい街に気に入った新築物件がない
- 比較的すぐに入居することが可能
- 新築マンションは購入価格が他の人にわかってしまう
新築マンションだと、売り出し中で価格が大々的に宣伝されているので、いくらのマンションに住んでいるか、友達などにも知られてしまうことがあります。中古だとそういったことが少ないので良いですね。
中古マンション購入で、住宅ローンを申し込む際の注意点
中古マンションであれば、新築よりも住宅ローンの金額も抑えられます。
短い返済期間でしかローンが組めないと、毎月の返済額も大きくなります。子どもが生まれて新居を購入すると、ママが専業主婦になることもあるので、毎月返済していける金額内でローンが組めるか確認が必要です。
子育て世帯に優しいマンション
子育てしやすいマンションとは、どんな設備を備えているのでしょうか?
墨田区、埼玉県、大阪市などでは、子育て応援マンション認定制度により、子育てに配慮したマンションを選定しています。
- バルコニーから子どもが転落しないように配慮されている
- 上下階へ音漏れ防止対策をしている
- リビング・キッチンから子どもの姿が見える
- 近隣の保育施設や医療施設と連携したサービスがある
- ドアなどに指を挟まないような措置がされている
- ベビーカーを収納するスペースがある
自治体の認定制度があると嬉しいですね!マンションを選ぶ際の、よい判断基準になります。
子育て向けマンションの設備例を紹介!
- 充実した共用スペース
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応接セットのあるマンションのエントランスや、集会室で、自分たちの部屋に集まることなく気軽におしゃべりできます。
プレイルームや、住民専用の公園があるマンションだと、安心して気軽に子どもたちを遊ばせることが出来ますね。
- 入居者だけに向けた専用のWEBサイト
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近隣地域の情報やマンションの掲示板機能のある住んでいる人専用のサイトを備えたマンションもあります。
忙しくてなかなかコミュニティに参加できない会社員のママでも、情報を気軽に知ることが出来ます。
- 建物に診療所や託児所がある
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数は多くはないですが、マンション内に託児施設や、クリニック、コンビニが入っているマンションもあります。いざという時に利用できれば便利ですね。
子どもの人数が増えた時のマンション生活を想像してみて!
現在マンション暮らしをされている方だと、お子さんが増える時にどうするか悩みますよね。
子供の人数が増える度、広い部屋へ引っ越すことが出来るかというと、なかなかそうはいかないです。
ファミリータープのマンションで、最も選ばれているのは3LDKです。3LDKは、部屋が3室に、リビングダイニング、キッチンという間取りです。
しかし、3LDKでも、1部屋の大きさも様々で、全体の広さも約70㎡の所もあれば80㎡超の所もあります。
家族4人で3LDK
夫婦2人、子ども2人の家族4人であれば、十分3LDKで生活出来ると思います。
- 子どもが就学前
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親子4人で、1部屋で就寝。子供の遊びや勉強は、目の届くリビングで!リビングには飾り棚収納を付けるなどして、大事なものを触られないような工夫をしたいです。
- 子どもが小学生になった時
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夫婦2人で1部屋、子ども2人で1部屋を使う。1部屋に、子どものベッドや勉強机を置くとかなり狭さを感じます。
学習机を2つ置けない場合は、一つの長机に椅子を2個置いてシェアするなどの方法で対応します。
- 子どもが中学生になった時
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個室を欲しがる頃です。夫婦2人で1部屋、子どもたちがそれぞれ1部屋ずつ使えます。
家族5人で3LDKも工夫次第ではOK!ただし子供それぞれに個室は無理
夫婦2人、子ども3人の5人家族の場合です。
子どもが小さいうちは2段ベッド・3段ベッドを使う、中学生頃まで勉強はリビングに長机を設置して行う、などの工夫が出来ると思います。
思春期に子どもが個室を欲しがった時や、子どもの性別がバラバラで同じ部屋を嫌がる場合に、子どもたちそれぞれに個室を与えることは難しいです。
子育てしやすい環境を選びましょう
マンションは部屋が密集しているので、一戸建てよりも騒音に気を遣いますが、子育てしやすい立地や設備を備えています。
同じ子育てファミリーが集まっていたり、駅や病院などのある中心地に近いといった環境であれば心強いですね。
生活や育児の中心となる住まいなので、ストレスなく暮らせる所を選びたいものです。
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