生後3ヵ月の赤ちゃんが母乳やミルクを嫌がる…飲まない原因と対処法

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2017/06/09

授乳している様子

赤ちゃんが産まれて慣れない授乳で四苦八苦しながら、やっと3ケ月が過ぎるころに、急に母乳を飲まなくなったとパニックになるママもいますよね。

母乳の出も安定してきて、赤ちゃんの飲み方も上手になって一安心していたところで、授乳拒否されると自分自身が拒否されている気がして辛くなることもあります。

あんなにおっぱいが大好きだったのに、「もう、いらないの?」「卒乳はまだ早すぎるよね…。」と、悲しくもあり、原因が分からないことに悩んでしまいますよね。

完母のママだと、栄養が足りているのかどうか、水分が足りているのかどうかも気になります。

生後3ケ月過ぎて、急に母乳を飲まなくなるのにはどんな原因があるのでしょうか?

いつも通りに飲んでくれるようになり、ママのストレスを軽減するために、いくつかの原因と解決方法を紹介します。

2017.06.09加筆修正

【遊び飲み】飲むことになかなか集中してくれない

3ケ月過ぎた辺りから、急に母乳を飲んでくれなくなったというママは意外と多いです。

生後2~3ケ月を過ぎた辺りから、遊び飲みが始まります。少し機嫌が悪いと全く飲んでくれないこともあります。

無理やり飲まそうとしたり、イライラして怒ってしまうと赤ちゃんはますます飲まなくなってしまう可能性があります。

なんで真剣に飲んでくれないのか、赤ちゃんは話すことが出来ないため、ママは手探りで原因を一つ一つ究明していくしかなくなりますよね。

原因が分かれば、遊び飲み止めてもらえる方法も分かってきます。赤ちゃんの様子を観察してみて遊び飲みの原因を突き止めましょう。

  1. 他のことに興味が出てきて集中して飲んでくれない
  2. 赤ちゃんがおっぱいを飲みにくい姿勢になっている
  3. 授乳間隔が近すぎて、あまりお腹が空いていない
  4. 母乳の分泌過不足により赤ちゃんが飲みにくい

赤ちゃんが遊び飲みをする、考えられる4つの原因について説明しますね。

他のことに興味が出てきて集中して飲んでくれない

「おっぱいが欲しい」というそぶりをしながら、準備しても飲まずに遊んだり、周りを気にしてキョロキョロしたりするので、「早く飲んで!」とママもイライラしますよね。

生後間もない赤ちゃんは飲むことに集中してくれるのですが、飲み方が上手になった2ケ月を過ぎた辺りから、視野も広がり、食事以外にも興味が湧いてきます。

「飲みたい時に飲んでくれれば良いや」くらいの気持ちで、遊び飲みに付き合っても良いですが、集中して飲んでもらうために下記の方法も試してみて下さい。

  • 眠そうなそぶりをした時に授乳
  • 起きてすぐなど寝ぼけている時に授乳
  • 授乳している時はテレビなどを消し静かに授乳

ちょっと眠い時は、甘えたい気持ちも入り、すんなり母乳を飲んでくれることもありますよ。

赤ちゃんが集中して飲めるように、気になるものを視野に入れないようするのも、対処法の1つです。

集中して飲んでくれない時は「スマホやタブレットをしながら授乳」も止めてみて下さいね。

授乳間隔が近すぎて、あまりお腹が空いていない

出産後3ケ月以上経ち、ママと赤ちゃんの授乳間隔のリズムも整ってきて、安心していたところに始まった遊び飲みもありますよね。

赤ちゃんが一回の授乳でたくさん飲めるようになってきていて、授乳回数を少し減らしても良い時期になっているのかもしれません。

時間が来たからと今まで通りにあげていたけど、実はお腹があまり空いていないために、遊び飲みをしている可能性もあります。

  • 少し遊んで時間をおいてお腹が空いてから授乳
  • お風呂にいれるなどして気分を変えてから授乳

育児書などを読むと生後○ケ月では何時間おきにと、目安が示してある場合がありますよね。でも、分泌量や子供の哺乳力はそれぞれ違います。

お腹が空いている時に、集中できる環境で飲ませることで解決できることが多いので、少し様子をみて気分を切り替えてから再度授乳してみて下さいね。

授乳間隔があくことでママのおっぱいが張ってくるようでしたら、軽く搾乳(圧を抜く程度)して、次の授乳に備えましょう。

赤ちゃんがおっぱいを飲みにくい姿勢になっている

遊び飲みと思っていたら、赤ちゃんがおっぱいを飲みにくくて怒っている可能性もあります。飲みにくいと乳首を噛まれて、痛い思いもしてしまうかもしれません。

  • 同じ方向から飲ませず抱き方をかえる(縦抱き、横抱き、ラグビー抱き)
  • 赤ちゃんがアヒルの口になるようにしっかりくわえさせる
  • 赤ちゃんの頭と体がまっすぐになるように授乳(ひねらない)

ママと赤ちゃんの体勢や、授乳するときの姿勢に問題がないかも確認してみましょう。

母乳の分泌過不足により赤ちゃんが飲みにくい

母乳が出過ぎて飲みにくい場合は赤ちゃんにくわえさせる前に、少し搾乳(あく抜き程度)してから、授乳してみて下さいね。

逆に母乳が出ににくくなっていたり、乳首が固くなっている可能性もあります。

  • 乳首やおっぱいのマッサージ
  • 赤ちゃんにしっかり乳首をくわえてもらう
  • ママも水分や栄養をしっかりとって休養をする
  • 赤ちゃんを抱いたり、遊んだりしながらスキンシップを十分にとる

赤ちゃんとのスキンシップをしっかりとることでも、母乳が分泌されます。母乳の出方は個人差があります。

ストレスと睡眠不足は母乳の分泌を抑制してしまう可能性もあります。眠れる時に赤ちゃんと一緒に眠って、しっかり体を休めることも大切です。

【母乳の味】母乳の変化に赤ちゃんが気付いた場合

飲まなくなった原因としては、母乳の味も関係している可能性があります。赤ちゃんが母乳の匂いや味の微妙な変化を感じ取っていて飲まないのかもしれません。

  1. 乳腺炎などの乳房トラブルの前触れ
  2. 生理再開または生理再開前
  3. ママの食べ物が原因

この3つについて説明しますね。

乳腺炎などの乳房トラブルの前触れ

乳腺炎などのママの乳房トラブルを感知して、母乳を飲むのを嫌がる赤ちゃんもいます。トラブルのある片方だけを拒否するなんてこともあります。

乳腺炎、または乳腺炎の起こす前に、赤ちゃんが母乳の味の変化を感じて、授乳拒否を起こしているという秋田大学の調査結果もあります。

赤ちゃんが授乳拒否を始めた時に、「もしかして何かおっぱいにトラブルがあるのかも」と考えて、母乳外来などに相談してみて下さいね。

乳腺炎にならないためのケアも大切
    乳腺炎にならないために、ママが自分で出来るケアもしておきましょう。少ししこりがあるなと感じたら、しこりを押しながら授乳もしてみてください。

  • 搾乳しすぎない(搾乳機は使用せず、手で軽く圧を抜く)
  • しこりがある場合は、しこりを押しながら授乳する
  • 腫れている時は冷やす
  • 授乳する体制を一日のうち何度か変えてみる(まんべんなく飲んでもらう)

上記の方法によって、乳腺炎にならないためのケアができます。自分でケアする自信がない場合は、分娩をした病院や母乳外来などに相談してみて下さいね。

生理中または生理再開前

生理中や生理前、または生理が再開する前は、母乳の量が減ってしまうこともあります。母乳が少し薄くなるので美味しくないと、赤ちゃんが感じるのかもしれませんね。

突然の授乳拒否後に生理が再開したというママの声も良く耳にします。母乳も血液からできているので生理の再開は、少なからず母乳にも影響しているようです。

  • 母乳の味の微妙な変化
  • 母乳の温度の変化
  • 母乳の分泌量の低下

赤ちゃんなりママの変化に気付き、授乳拒否をしている可能性はあります。

生理後は飲むという赤ちゃんが多いので、生理中、生理前は眠くなるタイミングで授乳するなど、赤ちゃんが飲みたいタイミングを見計らって挑戦してみて下さい。

ママの食べ物が原因

ママの食べたもので、母乳の味やにおいが変化したということも考えられます。

  • 辛い物やカフェインなどの刺激物をとった
  • お酒を飲んだ
  • 脂質・糖質がの多いものを多くとった

母乳の味にママの食べたものが関係するという、科学的根拠は今のところはありません。何を食べてもトラブルにならず、赤ちゃんが順調に飲んでくれる場合もあります。

でも、母乳を舐めて確認すると食べたものによって、味が変わっているというママの声も多く聞かれます。

味やにおいに敏感なグルメな赤ちゃんは、母乳の味の変化に気付いたのかも…。食べたものが原因と心当たりのあるママは、少し食事を見直してみましょう。

食事を変えた時に、本当に味の変化があるのか確認してみるのも良いですね。ただし、ママの負担の無い程度にしてくださいね。

「母乳はママの血液だから食べ物は関係する!」「食べ物が母乳に影響するという根拠はない!」と意見は真っ二つに分かれています。

食べ物はママの体を作るものであることには変わりがありません。ママの健康のためにも、バランスの良い食事を心がけることは大事ですよね。

母乳育児の極端な食事制限で、ママがストレスをためるのはよくありません。

美味しいものをバランスよく食べることが大切で、食べ過ぎはダメですが、好きなものを我慢ばかりするのも良くありません。

ママの食事がそのまま母乳の成分に影響することはありません。でも、匂い成分は母乳にもある程度うつることが分かっています。

【不安・病気・環境変化】赤ちゃんの不快感の訴え

いつもと違う環境の変化や、授乳中に感じた不快な思いから、赤ちゃんが授乳拒否をしている可能性もあります。

  1. 【環境変化と恐怖】大きな音に敏感な赤ちゃん
  2. 【乳頭混乱】人口乳首と母乳の違いに赤ちゃんが戸惑う
  3. 【赤ちゃんの体調変化】口の中が痛い、鼻づまり

この3つについて説明します。

【環境変化と恐怖】大きな音に敏感な赤ちゃん

敏感な赤ちゃんは、ママがシャンプーを変えたり、香水を変えたりしただけで、母乳を嫌がることもあるようです。

大人からしたらちょっとしたことでも、赤ちゃんがストレスに感じてしまうこともあります。

  • 授乳中に乳首を噛みママに叱られた
  • 引越しや旅行、人に預けるなど場所の変化により不安を感じた
  • 授乳中の大きな音や声により、びっくりして怖くなった

授乳中に乳首を噛まれたら、痛くて怒ってしまうこともありますよね。乳首を深くくわえさせることで噛まれにくくもなります。

噛まれて痛い時は赤ちゃんの鼻をつまむなどして「痛いからやめてね」と、少し落ち着いた声で伝えて下さいね。

また、授乳中に上のお子様が走り回ったりなどして、大きな声で注意したことでも、自分が怒られたと赤ちゃんが勘違いしてしまうときもあります。

赤ちゃんに言葉で、「○○ちゃんに怒っていないよ。おっぱい安心して飲んでね。」など、繰り返し語り掛けるなどして、安心させてあげて下さいね。

分からないと思っていてもママが一生懸命伝えようとした言葉は、赤ちゃんも感じ取ってくれます。焦らずに落ち着いて、赤ちゃんの目を見て語り掛けてあげてください。

ご兄弟がいる場合は、授乳中は静かにしてほしいと予め伝えておいて下さいね。また、ご家族にも赤ちゃんに授乳中は静かにしてもらうように、協力してもらいましょう。

【乳頭混乱】人口乳首と母乳の違いに赤ちゃんが戸惑う

母乳を拒否する理由として、ミルクを哺乳瓶から飲むのになれてしまったり、おしゃぶりを与えたので、乳首に違和感を感じて、乳頭混乱を起こしている可能性もあります。

  • ミルクを与える場合は母乳訓練用乳首を使用する
  • おしゃぶりはやめる
  • ミルクをあげるまえに母乳をあげるようにしてみる

ミルクと母乳の混合の場合は、ミルクをあげる前に母乳をくわえさせるようにしてみて下さい。お腹が空いている時、眠たい時を見計らって試してみて下さい。

ミルクを与えるときの哺乳瓶の乳首も重要で、赤ちゃんが吸うとすぐに出てくるタイプを使用していると、「ママの乳首からはすぐに飲めない」と感じているかもしれません。

ピジョンから出ている「母乳相談室」という赤ちゃんが母乳を飲むトレーニング用に開発された乳首を使用し、乳頭混乱がなくなったとい声も聞かれます。

母乳相談室は「桶谷式乳房管理法研鑽会」という母乳育児のサポートを行っている団体が母乳を飲む訓練用として使用しているもので市販はされていません。

母乳を飲むときと同じように吸啜(きゅうてつ)力や顎の力を使って飲めるので、混乱が少なくなるとされています。

母乳相談室を使用して改善されたという口コミも多いですが、中にはやはり改善しなかったという方もいます。

母乳を飲ませようと焦っていると、赤ちゃんに焦りが伝わって落ち着いて飲んでくれないかもしれないので、飲ませようと頑張りすぎなくても大丈夫です。

「ミルクから母乳」と飲ませ方を逆に試してみたら、上手く飲んでくれるようになったというママもいます。

そのうち飲んでくれたら良いやというくらい、気楽に構えていた方が上手くいくこともあります。「美味しいから飲んでね」と優しく語り掛けて下さいね。

【赤ちゃんの体調変化】口の中が痛い、鼻づまりなど不快感

なかなか飲んでくれないと思っていたら、赤ちゃんが鼻づまりで息が苦しくて飲みにくいなどという、赤ちゃん側の「体調の変化」も考えられます。

寝ている時に口呼吸をしていないか確認してみて下さいね。口呼吸をしている場合は、鼻水を吸い取るなど、鼻呼吸が出来るようにしてあげて下さい。

また、口の中が痛くて飲めない場合も考えられます。口の中に異常がないかも確認してみましょう。

乳歯が生え始めた違和感からも、赤ちゃんが乳房を噛んだりすることもあります

その場合は歯がむずがゆいのが原因と考えられるので、歯固めのおもちゃを与えることで回避できる場合もあります。

原因が赤ちゃんにある場合は、赤ちゃんの不調を取り除いてあげましょう。体調が悪くて飲めない、口の中に異常がある場合は医療機関を受診して下さい。

焦り過ぎは禁物…原因を知ってママのストレスを軽減

授乳拒否されるとママ自身を拒否された気持ちになって、落ち込むことも多いですよね。母乳拒否は半数以上の育児中のママが経験しています。

私も少しの間ですが、息子に授乳拒否をされました。おっぱい星人だった息子が、生後4ケ月頃に突然、おっぱいを避け始めたのです。

「え?もう卒乳?」と慌ててしまいました。もちろん離乳食もまだでした。でも、眠たい時に飲まそうとすると普通に飲んでくれていました。

しばらくその状態が続いたのですが、少し授乳間隔をあけて、「美味しいよ」と語り掛け、眠くなったら母乳を繰り返していたら、母乳拒否をすることが減っていきました。

授乳拒否の原因は様々なので、ママも不安ですし、その間のストレスがきついですよね。赤ちゃんに語り掛けながら、慌てず授乳をするようにしてくださいね。

授乳拒否などの母乳トラブルが、なかなか解決しない時は産院や母乳外来を受診したり、助産師などの専門家のアドバイスを受けるのも良いですね。

但し、体重減少やおしっこの回数が減る(脱水)など、赤ちゃんの体調がおかしいと感じたら、小児科を受診しましょう。

子育ては進んでは戻り、解決してはまた次々と問題が起こってくるものです。

ママの悩みは尽きることがありませんが、必ず解決するときがくるので焦らずに子供の成長と、一緒に過ごす時間を大切にして下さいね。
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