高齢出産に後悔する理由…妊娠期~産後の子育て中にふと思うかも!

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2017/07/31

高齢出産に後悔してしまっているママ

35歳以上で出産した「高齢出産」を経験した女性の中には、生むことができて良かった!と思う反面、「もっと早く産んでおけばよかった」「予想以上にリスクが大きかった」と後悔の念に苛まれる方も少なくないようです。

なかなか子供を授かれず不妊期間が長くなってしまって高齢出産になってしまったという場合もあるでしょう。

高齢出産=後悔という訳ではないので誤解しないでください!高齢出産にはもちろんメリットもあります。

高齢だからこその問題もあるということを先に知っておくことで、もし自分もそれを感じた時に、「あっあの時あー言ってたよーな、他の人も同じだから大丈夫!」と思えるはずです。

高齢出産ならではの兄弟の問題、お金の不安、ママ友などの人間関係、老後の生活等々…。妊娠してからふと気づいた、産後にこんな感情が生まれたなど、「高齢出産を○○の点で後悔した」という声をまとめました。

色々な意見をまとめたものなので、1人の高齢出産の方がこれだけの後悔をしているという訳ではありません。

2018.3加筆修正

「マタニティライフ」で不安を抱えて過ごす可能性

35歳以上で妊娠すると、病院の先生から妊娠のリスクについて様々な説明があります。

流産・早産・妊娠糖尿病などの妊娠トラブルから、ダウン症などの先天異常のリスク増加など…そんな数々の見えないリスクのせいで不安に駆られ、ストレス過剰になる場合も。

でも、こういったトラブルは高齢だからということだけが理由ではありません。

産まれるまでどうなるかは分からない!

妊娠初期による流産の確率は35歳以下で15%~20%の割合で起こり、40歳以上になると40%と飛躍的にリスクが増加します。

長い妊活の末に恵まれた待望の妊娠でも、数々のリスクについて病院の先生から淡々と説明を受けます。赤ちゃんが先天異常である確率も増加するという医師の忠告もあります。

分かっていたはずなのに余計に不安を与えられ、そのせいでストレスを抱えたままマタニティライフを過ごすケースもあるようです。

しかし、流産や早産の可能性は誰にも分かりません。高齢だからという理由だけではないですし、若かったら大丈夫!という保証もありません。

出生前診断の実施に悩む…

35歳以上の妊娠だと出生前診断についての説明があります。35歳未満の妊婦さんでも種類によっては出生前診断を受けられますが、積極的に紹介される事はほとんどありません。

高齢出産の妊婦さんが出生前診断を受ける理由は、先天異常のリスクが増加するからです。でも出生前診断を受けられるからと言って簡単に実施できるわけではありません。

「もし陽性だったら?」「そもそも知ってどうしたいのか?」といった悩みもあり、出生前診断を受けるか否かの問題に葛藤する妊婦さんも多くいます。

安易に受けると命の問題に悩まされる事になるため、検査に伴うカウンセリング体制の見直しも進んでいます。

「体力不足」若いころのようには動けない!

産まれた後もトラブルがある場合もあり、「高齢出産の大変さ」を目の当たりにする妊婦さんも多くいらっしゃいます。

壮絶な出産経験をして後悔

高齢出産の場合、妊婦さんの体力不足や子宮口が柔軟性に欠けることが原因で難産になるケースもあります。

出産時に大きなトラブルを抱え、母子共に命に係わるような壮絶な出産を経験する妊婦さんもいらっしゃいます。

思いがけない壮絶体験をして「もうこんな経験は嫌…」と、妊娠恐怖症になるママもいるようです。

2人目の妊娠を検討する際に、1人目出産時の辛さを思い出して「もう若くないし、2回目は無理かも…」と考え、2人目を諦めてしまう場合も。

産後の回復が遅い場合はヘトヘトに

高齢出産は産後の回復が遅い傾向があるようです。「こんなに大変なの?」と度肝を抜かれる新米ママさんも多いようです。

加齢によって体力が落ち、産後の回復力が低下している事が一因です。通常よりも長い期間、腹痛があったり出産後の傷が痛むことも考えられます。

そんな中でも、赤ちゃんは夜中に何度も目を覚ましますし、なかなか泣き止まない時もあるでしょう。

「若かったらもっとスムーズにこなせたかも…」と思うお母さんも少なくありません。今からでも遅くないので、体力をつけておくにこしたことはありません。

腰痛やひざ痛・腱鞘炎などの不調が出るかもしれない

産まれたばかりの赤ちゃんはまだ体重は軽いですが、毎日のように抱き上げたりあやしたりするので、自分が思っている以上に体へ負担がかかっています。

抱っこしながら立ったり座ったりを繰り返す事も多いので、人によっては慢性的な腰痛やひざ痛に悩まされるママもいます。ひどい場合には腱鞘炎になってしまったというママも…。

抱っこ紐や周りのサポートを受けるなどして対応すれば、負担も軽減できますよ!

兄弟問題…二人目不妊で高齢出産を後悔

子供が2~4歳程度になると同い年のお友達に妹・弟ができて「お兄ちゃん・お姉ちゃん」になる子がでてきます。

「僕はいつお兄ちゃんになるの?」と無邪気な質問をしてくる子供も少なくありません。

なんて答えればよいか分からず戸惑うママも多く、その時初めて「2人目問題」に突き当たります。

2人目は体力的・年齢的に無理が生じる

高齢出産のママの中には「2人目は考えていなかった~」という方も多いようですが、子供からの「赤ちゃん欲しいな!」という言葉にどう答えようか悩むかもしれません。

現実的に考えるとママ自身の年齢的な問題・リスク増加・体力的な問題があり、2人目は厳しい…という判断になるケースが多そうです。

「ママの体力が…」と言ってもよく分からないかもしれないので、「パパとママにとっての宝物は○○ちゃんだから、ずーっと○○ちゃんを見ていられれば幸せなんだ~」などと伝えてあげるのはどうでしょうか。

2人目不妊になってしまう可能性も…

「1人でも子供が欲しい」と不妊治療を続けて誕生した待望の赤ちゃん。

産まれる前は一人っ子で十分と思っていたご夫婦も、あまりの可愛さに「もう1人欲しい」と考えてしまったり「子供のためにも兄弟がいた方がいい」と、思いに変化がある方も珍しくはありません。

しかし、「2人目不妊」に悩むママは高齢出産に限らず多いです。

1人目の時よりも勿論、2人目の妊娠の方が歳をとっていて体の機能が衰えていますし、育児疲れなどによる体力消耗、ストレス過剰、夫婦生活の減少なども原因になります。

1人目は自然妊娠だとしても、2人目には不妊治療を行い体外受精を実施したご夫婦も少なくありません。

日頃から、子供を授かりやすい体作りを実施して乗り切りましょう!

ママ友など人間関係に悩んで後悔する

最近は高齢出産が増えているので同年代のママを探しやすくなっていますが、それでも高齢出産のママが少ない地域もあります。

その場合は、保育園・幼稚園のママ友との交流や、児童館や公園でのママ友探しに苦労するママさんも多くいらっしゃいます。

ママ友の輪に溶け込めない

例えばママ友が20代、自分が40代だとすると共通の話題や感覚が大きく異なる可能性が十分あります。

20代のママ友に溶け込もうと必死に話題を作ってみても、向こうから距離を置かれてしまったり、なんとなくグループから外れてしまったりと、馴染めない息苦しさを感じるママもいるようです。

ママ友同士のコミュニケーションの機会が少なかったり、もともと人見知りな性格である場合、さらなる苦手意識を生んでしまうきっかけになってしまうかも…。

ママ友は絶対に作らなければならない訳ではありません。

逆に、年を気にしての無理なお付き合いをしているママ友とは、トラブルに巻き込まれる可能性があります。

子供主体で考える親同士、本当に気の合う仲間であれば、ママ自身の年齢を気にした付き合いにははならないと思います。

祖父母に間違えられる

高齢出産をしたご夫婦が保育参観や授業参観に参加した際、おじいちゃん・おばあちゃんに間違えられてしまった…というケースもあります。

「間違えられた自分も辛いですが、子供自身も恥ずかしかったのではないか」と悩まないように出来るだけ見た目と気は若く持っておきたいですね。

自分の親との関係性も問題に…

自分が歳をとれば、自分の親も歳をとります。子育ての手伝いや資金面でのフォローも難しく、さらに介護の問題もすぐに訪れる可能性もあります。

親の子育てフォローが受けずらい場合も

自分の親もしくは夫の両親に子育てを手伝ってもらう方は多いですよね。現実的にも子育てをフォローしてもらえるのとしてもらえないのは雲泥の差があります。

夕食の準備をしている時に少し面倒を見てもらうだけでも全く違いますよね。

しかし、もし親が足腰が弱っているなど体に不調を抱えている場合、積極的な子育てフォローは難しくなります。

走り回る子供を相手に危険から守るためには、相当な体力が必要だからです。

親のフォローが期待できない場合は、ベビーシッターや外部サービスを使用したり相談するといいですよ!

子供の反抗期と親の介護が重なる

自分の親が高齢の場合、子供が10代の反抗期を迎える頃に、ちょうど親の病気や介護が重なる方もいます。

子供の反抗期は、産まれたばかりの赤ちゃんよりも接し方が難しいとよく言われます。

子供と向き合う時間が一番必要な時期に、親の介護にも追われて余裕がなくなってしまう事もあるよう…。

「10年、20年先の出来事もしっかり想定しておけばよかった…」と後悔しないように、小さい時から子供のことをしっかりと把握しておく、何でも話せる家庭にしておくなど環境面を整えておきましょう。

子供の未来が心配で後悔してしまう

赤ちゃんが生まれるまでは、目先の事ばかりに気を取られがちで、将来の事など考えもしないかもしれませんが、いざ子供が産まれると将来の事ばかり気になってしまうママも多いようです。

子供の思春期と更年期障害が重なる

女性の更年期とは、一般的に閉経する前後約10年間の時期を指し、この間に女性ホルモンが減少し様々な不調が生じる事を更年期障害と呼びます。

更年期障害と子供の思春期のタイミングがちょうど一致すると、コミュニケーションが難しくなる場合もあるよう。

更年期障害はほてりや多汗症状の他、だるさやイライラ、睡眠障害など精神的な負担も大きくなります。

家族に対して怒りっぽくなったり、家事や子育てがままならないケースも。すれ違いが大きくなる可能性も十分にあります。

家族間で大きな問題に繋がる場合には、積極的に婦人科で更年期障害の治療を受けるのがベストです。

自分の老後に対する子供の負担が心配

自分が介護の必要な年齢になるタイミングは、子供がまだ働き盛りの30代である可能性もあります。

高齢出産だと、子供がまだ若いうちから親の介護負担をかけてしまうかもしれない…と不安になるご夫婦も多いようです。

高齢出産の子供は、親の介護をするタイミングが早かったり、死別するタイミングも早い可能性も否定できません。

日頃から、子供のことはもちろん、自身や夫の健康管理に努めましょう!

お金の問題を考えると後悔してしまう

高齢出産のご夫婦は、20代の夫婦よりもキャリアを積んでいて、比較的年収が高く貯金もあるケースが多いようです。

しかし、定年退職後の年金生活に対する不安や、子供の教育費には依然不満を抱えています。

教育費ピークの時期に定年退職する年齢に

貯金はあっても、入学費や授業料がピークになる大学生になる頃に自身は定年退職する年齢になっているご夫婦もいます。

その後は、子供の結婚式の資金や孫ができればさらにお金の援助が必要になるかもしれません。

年金はいくらもらえるのか?自分の医療費はどのくらい必要なのか?などのお金の不安を抱える事も多くなります。

子供が生まれる前から、地道にコツコツと貯金したり、投資型の貯蓄を考えたり、保険の見直しを行うなど「お金を貯める・増やす」という事を常日頃から意識しておきましょう。

あと何年子供と生きられるだろう…と後悔する

子供が成長すれば自分も歳を取ります。高齢出産すると、子供が成人する時には結構なおばあちゃんおじいちゃんに…。「いつまで生きられるだろう」と不安に思う人も少なくありません。

長生きしたい!もっと子供といたい!と思う

子供が産まれる前は「子供に会えればそれだけで幸せ」と思っていたのが、子供がいざ生まれると欲が出るもので「もっと子供と一緒にいたい…」と誰でもそう願いますよね。

自分が歳を重ねている分だけ一緒にいられる時間が短いというのは現実です。でも、一緒に居られる時間をより濃い時間にしていくことで埋まる悩みなのではと思います。

子供の結婚・出産を援助してあげられるか

結婚や出産という人生の一大イベントはできるだけ親に見守っていてほしいですし、子育ての手伝いや資金面でのフォローもあると助かりますよね。

できるだけ自分の子供が結婚・出産を迎える時には、しっかりフォローしてあげたいと思うのが親心!ですが、年齢的にも問題が多いのも事実。

子供が成人して結婚するようなタイミングには、自分の年齢が70代80代になっているという計算に。

「孫の面倒を見れるだろうか…」「貯金は十分に残っているだろうか…」そんな不安が山ほど出てきます。

子供が成人しても様々な人生の分岐点でフォローしてあげたいと思いますよね。子供が生まれる前から、体力増強、節約を頑張って将来へ繋げてみましょう。

後悔の声だけでなく、メリット面もある

今回は、「高齢出産で後悔した部分がある」という方の意見をまとめました。

高齢出産の方がこの全ての項目を感じたという訳ではなく、色々な人の意見をかいつまんで紹介したので、「えーこんなに高齢出産ってデメリットだらけなの?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。

でも、可能性としてこういった感情を持つときがくるかもしれないという事は頭に入れておくと心構えができていると思います。

妊娠して後悔する事、出産してトラブル続きで後悔の連続となった場合、それが全て「高齢出産だから」という理由だけではありません。

また、高齢出産にはメリットも沢山あります。

20代の若いご夫婦よりも仕事でキャリアを積み人生経験も知識も豊富、子供に教えられる事がたくさんあります。さらに経済的にも余裕がある夫婦が多いと思います。

仕事の経験や心の余裕は、歳を重ねてきたからこその強みです。自分の生きてきた道を活かして子育てに自信を持って過ごしたいですね。

▼高齢出産のメリットについてはコチラも参考にしてみて!

みんなのコメント
  • さん

    他人事すぎて笑える。

  • 無記名さんさん

    かんがえすぎ!

  • 無記名さんさん

    最後のフォローが少なすぎて笑った

  • 無記名さんさん

    ばかにしすぎ

  • あほさん

    皆さんがおっしゃる通り、高齢出産をバカにし過ぎ!

  • ぽんさん

    だから?という感じです。
    高齢出産で産後鬱になった私にとっては辛い記事でした。
    書かれた方は、高齢出産された方ですか?

  • greenさん

    この記事、酷すぎ!

  • さん

    ちょっと想像してみた。この記事を書いた人は高齢出産したけど幸せそうにしている特定の誰に嫉妬か妬みを持っていて、この記事を書いて気持ちをスッキリさせたのでしょう。

  • ぽんたさん

    絶対高齢で産むのはやめようと思った!
    20代のうちに妊娠できてよかった〜!

  • しおさん

    35歳で出産しましたが高齢出産に該当します。
    現在娘が8歳。8年間奮闘して育てたのは事実だし、これからは親の介護と子供の学費や老後資金の問題ともっともっと奮闘するのも事実と思います。
    ですが、幾つで産んだから楽な人生だったなんて人どこ探しても居ないと思うし、みんな生きるのに必死ですよ。
    必死に生きるから生きてる意味があると思うし。
    娘とは1日でも長く一緒に生きていきたいからタバコも止めたしお酒も控えて健康志向になりました。
    それだっていつ死ぬかなんて誰にも寿命は分からないし、とにかく毎日を大事に生きているから後悔なんてありませんね。

  • さん

    最低な記事でしたね。少し読んだだけですが嫌な気持ちになりました。

  • 無記名さんさん

    誤字脱字の多さが拍車を掛ける胸糞の悪い記事だった。
    読んで損した。

  • 無記名さんさん

    そんなにひどい記事でしたかね。。。高齢出産経験者ですが、内容自体が断定的な書き方ではないので、一つの考え方として読みました。

  • なわとびさん

    決して間違いでは無い現実の1つ。

    • 無記名さんさん

      そう思う。現実的に起こり得ることが書かれてるだけだし。まぁ高齢出産者が多いのかな?反発するということは。、

  • じいちゃんさん

    お金の無い人の高齢出産はメリットなしって事かー。

  • 無記名さんさん

    子育て応援のサイトのはずですが…

  • さん

    そんな怒らないで…。
    たしかに『適齢期』はあるからね。
    高齢出産で、なにごともなく無事に産んでも、産んだらゴールじゃない。その1.2年後、歩いたり走り回る子供と一緒に遊べる体力が必要だよ。
    年齢が高めで完全についていけず、子供を放置気味の母親って結構多いからさ。

  • 無記名さんさん

    少子化を問題視する割には、高齢出産に向かない世の中が悪い。もっと色んな福祉や支援が整えばなんの問題もない。

  • 無記名さんさん

    40歳で第二子を生み、今ちょうど50歳になりました。上の娘は17歳、下の息子は10歳です。正直今しんどいです。恥ずかしながら産んだときは、この状況をしっかり想像できておりませんでした。
    だからこそ若い方たちに言いたいのです。10年後、15年後のことを考えてみてください。
    周りの友人は子育てに一段落ついて、はたまた病気をする人も増えています。我が家も親の介護の必要が出てきました。
    それなのにうちの息子はまだ10歳です。後五年早く産んでいれば…といつも思うのです。早いに越したことはありません。

  • 無記名さんさん

    残念ながら事実だなーとぐさりと来ることばかり。私も36歳で産みましたが、この子が〇歳のとき自分はこの歳かーと計算ばかりしています。高齢でも出産は出来るけどやっぱり子供と長く居たいし、子供も親にはずっといてほしいものです。
    孫が生まれた直後に父が亡くなった時、遅くなってごめんねと心から悔やみました。

  • あおいさん

    命の奇跡
    いくつで授かったとしても
    身体を鍛えて
    命に感謝しながら
    いきていきたいですね。

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