妊娠後に保育士は続けられる?周りの理解を得るために注意すべきこと

コメントを見る0
2018/09/13

本来、子どもを持ちたいと考える女性にとって、妊娠は喜ばしいことです。

しかし、働く女性、特に保育士の仕事をしていると、妊娠のタイミングや職場へかけてしまうことになる迷惑を考えると、なかなか簡単に踏み切れない人もいるのではないでしょうか。

妊娠希望だけれど、妊娠してしまうと職場の居心地が悪くなるのでは?と気にする保育士さんに向けて、周りからの理解を得やすくするにはどうすれば良いか?ということについてお話したいと思います。

これから、妊娠前、妊娠中にしておいた方が良いことを紹介します。

妊娠する前にしておくべきことは?妊活中であるという報告!

子どもが欲しいと思っていても、働いている以上、自分の都合だけで妊娠しても良いのか?という気持ちがよぎることがあるかと思います。

筆者も妊活をしながら働いていた身なので、やはりこのような感情をもっていました。

実際に働いていない女性よりも、いろいろ考えなくてはいけないのは事実だといえます。誰しもが、できるだけ迷惑をかけないタイミングで妊娠したいと考えるのではないでしょうか。

とはいえ、授かりものなので、いつ妊娠するかは予測できませんよね。

そこで、妊娠する前にしておくべき大切なことがあります。それは、前もって妊活中であることを周りに打ち明けておくことです!

一緒に働く同僚たちにとっても、妊娠する可能性があると知っておくことで、事前からフォローの体制を整えられます。

保育士の場合、年度途中で産休に入ったり退職することは子どもたちや同僚に与える影響が大きいのは事実です。

子どもは環境の変化に敏感です。いつも顔を合わせていた先生が急にいなくなると情緒不安定になったり、今までできていたことができなくなったりする子がいます。

子どもの心のケアはかなり大変ですが、それを全部周りの同僚がおこなうことになります。

そういった事情もあり、いきなり妊娠報告されると怪訝そうにしてくる同僚も少なくありません。

もし産休に入るタイミングが年度末という時期にたまたま妊娠できたとしても、産休までの時期に妊娠経過が常に順調とは限りません。

つわりがひどい場合や、早産の危険がある場合など入院が決まることがあります。入院までいかなくても、自宅安静の指示がでることもあります。

妊娠のタイミングだけが重要というわけではなく、妊娠前から言っておくことに重要な意味があります。

施設によっては、クラス担任を持たずにフリーという立場で働くなどの配慮をしてくれることがあります。

事前に報告しておくことは自分自身にとってもメリットがあり、いざ妊娠が分かって職場の仲間に報告する際にも、言いやすくなります!

実際に妊娠がわかった後の、行動について

ここからは、妊娠が発覚してからの話をしたいと思います。

妊娠していることをすぐに報告!

妊娠していることが分かったら、すぐに職場の仲間に報告しましょう。具体的なタイミングは、病院での検査で妊娠していると分かった時点で伝えるのが良いといえます。

安定期になるまで言わずにいよう…という人もいますが、あまりおすすめできません。というのも、妊娠を経験したことのある人なら、ちょっとした行動から意外とすぐに妊娠していることを見抜いてしまうものです。隠そうとしても隠せないこともじゅうぶんあり得ます!

また妊娠初期などに無理をすると、取り返しのつかないことになる危険性もあります。特に保育士という仕事は、子どもを抱っこしたり走ったりなど体力を使いますよね。

早い段階で報告を受けていれば、そのような仕事は同僚たちが代わってくれたりするものです。

ただし、妊娠していることを保護者に伝えるかどうかは、園長に相談してから決めましょう。自分の判断だけで、行動しないように気を付けてくださいね。

保護者への報告のタイミングは園長の考えによりますが、安定期に入ってから報告することが多いです。

妊娠を機に担任を外れるとなれば、その報告も合わせてします。

無理はできないけれど、子どもたちへの関わりは変わらず大切にしていくという姿勢を見せましょう。

保護者も妊娠を経験しているので、妊娠中身体に負担がかかることはよく知っています。日ごろから保護者との信頼関係ができていれば、妊娠に対しても理解を示してくれるでしょう。

保育士ならではの体力仕事は極力控えよう

保育士の仕事は体力仕事が多いですよね。

妊娠したなら、これらについてもよく考える必要があります。
プール
特に妊娠初期はやめておく方が無難です。長い時間プールに入っていると身体が冷えてしまいますし、体力も消耗します。急な体調変化もあり得るので無理はやめましょう。
抱っこ
抱っこはお腹に負担がかかります。絶対に抱っこをすることがダメというわけではないものの、お腹が張るなどした場合は、控えた方が良いでしょう。そういった症状は周りの人には分かりません。自分からSOSを出してフォローを求めるようにしてくださいね。
では、安定期に入れば大丈夫なのか?というとそうでもありません。安定期というのは、妊娠初期に比べて流産の確率が減るものの安全と言い切れるものではないのです。体力を使うような仕事をする場合は、担当医に相談しながら無理のない範囲で行いましょう。

何より無理は禁物!頼れるところは頼らせてもらう気持ちも必要

周りに迷惑をかけてしまうから…と無理をすることは禁物です!もし自分の身に何かあってからでは遅いのです。

万が一、流産してしまったら「あのとき無理したせいで…」と自分を責めてしまうことにもなりかねません。たとえそれが胎児側の問題で母体が原因でないとしても、そう考えてしまうのではないでしょうか。

妊娠・出産の経験は人生において数回あるかないかの貴重なものです。自分の身体を優先しましょう。

つわりは個人差が大きいですが、入院するまではいかないものの辛い症状に悩まされることが多いです。そのときは周りの保育士にフォローしてもらってください。

なかには、家にいるよりも仕事をしている方が、気が紛れるという人もいますが、こればかりは人それぞれです…。

妊娠すれば、様々な行動に対してどうしても制限がかかりますし、どうしても周りに頼らざるを得なくなる場面は多々あります。頼れるところは頼って良いと思います。

ただし、その分書き物や製作の作業など、妊娠していても問題なくできる仕事は進んでしましょう。

産休育休を取得するか退職するか決める

仕事を続けるか、辞めるか。働く女性にとって、出産と同じくらい大きな選択ではないでしょうか。

復帰ができそうな環境の場合、産休育休を取得すると良いと思います。過去に産休育休の取得実績があれば、取りやすいでしょう。

基本的に休んでいる間も収入がありますし、経済面での安定を求めて取得する人は増えてきています。

ただし、復帰することが前提での取得です。復帰後のプランを想定し、本当に両立が可能であるか?ということについて考えなくてはいけません。

育休を取得しても、子どもは1歳。まだまだ小さい我が子を預けて保育士を続けることは想像以上に大変なことといえます。

保育士だけでなく、小さい子どもを預けながらフルで働くお母さんは本当に忙しいのです。筆者も経験者なので、分かります。毎日慌ただしい毎日を過ごしていて、とにかく時間がありません!

保育士は一年を通して行事の前など忙しい時期はなかなか休めませんよね。

しかし、小さい子どもは、急に発熱したり体調を崩すものです。預け先からお迎えの連絡がくることもしばしばです。体調不良が祟って、入院することも珍しくありません。

そんなとき、周りが協力してくれる環境にあるかどうかは仕事を続けることができるかどうかに大きく影響します。

夫の協力はもちろんのこと、祖父母に頼ることも可能なのか?と考える必要があります。正直、周りの協力なしでは仕事と家庭の両立は厳しいと思うのが経験から感じることです。

また保育士特有の悩みになるのが、我が子を他人に預けながら、他所の子どもを預かるという矛盾しているような状況になること。

仕事だと割り切ることができれば良いですが、この状況が心苦しいと感じる人も多いのは事実です。

復帰する場合のプランに不安を感じる場合や小さいうちは自分の手で育てたいと考えている場合などは、退職を選択するのもひとつかな、と思います。

保育士資格があれば、就職は引く手あまたなので再就職への心配はしなくて良いでしょう。子育てが落ち着いた頃に、パートという勤務形態に変えて保育士に復帰する人も多くいます。

もちろん、産休育休を取って、現場復帰している保育士もいるので、自分のライフプランに合わせて、後悔のない選択をしてほしいです!

妊娠前から良好な人間関係を築いておくことが大切

妊娠しながら働くことは大変ですが、意外と周りも助けてくれます。特に女性社会の保育士界は、妊娠出産を経験している人が多くいます。

妊娠出産の大変さがわかるからこそ、力になってくれますよ!

周りが協力的になってくれるかどうかは、妊娠する前の働きぶりも関係してきます。当たり前ですが、妊娠前から一生懸命に仕事に取り組んでおきましょう。

普段から同僚同士で積極的にコミュニケーションをはかって、人間関係も良好に保てるようにしておくことも大切です。

妊娠前からできる限りのことはしておき、妊娠の準備をしてくださいね。

みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ


マーチについて

MARCH(マーチ)では、妊娠や子育ての先輩たちが、ためになる情報を毎日配信しています!新米ママ&パパはぜひご覧ください♪