保育士の就職先はたくさんある!求人の選び方のポイント

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2018/09/13

保育士の人材不足が深刻化している今、保育士の就職は引く手あまたの状態が続いています。実際、保育士はたくさんの求人が出ています。

保育士の就職先No.1は保育園ですが、保育園といっても本当にいろいろな施設がありますよね。できれば誰でも長く働ける職場を見つけたいと思うのではないでしょうか。

そのためには、自分に合った就職先を見つける必要があります!

求人を探す際の参考になれば嬉しいです。

働き方をイメージしておこう!

ただ漠然と就職活動をすることはおすすめできません。

自分は、どういった働き方がしたいのか、妥協できる点・できない点などを自分の中で明確にしておくことが大切です。

具体的にどのようなことをはっきりさせておいた方が良いのか、これから紹介します。

給与面は高い安いだけで決めるのはNG!

自分の中で、○○円以上と決めておきましょう。あらかじめ線引きをしておきます。ただし、安易に給料が高いところを選んでしまうと危険です!

業務量が異常に多かったり、職員の入れ替わりが激しかったり…そういった事情が隠れていたりするので、高給だからという理由だけで選ぶことは避けておきましょう。

私立保育園か公立保育園か?

保育園にも、私立と公立とがあります。

私立保育園は、保育士の資格を取得したのち、就職先として最もポピュラーな選択肢です。公立保育所の民営化などもあって、求人数はとても多いです。たくさんの求人の中から自分に合って就職先を探すことができます。

公立保育園の保育士は、公務員のため公務員試験に合格する必要があります。近年は、公務員が人気であることと、採用人数が減少していることによって倍率は高く、10倍を超えるところも珍しくありません。

新卒の初年度の給与は、私立でも公立でも大差ないのですが、定期昇給が見込めるため、長期的に見ると私立との給与は大きく違ってきますよ。

また、産休育休も公務員の方が取得しやすいといえるでしょう。

勤務地は通勤手段とともに考慮を!

勤務地は、長く働くことを考えると非常に大事です。あまりに遠い場合は、体の負担になってしまいます。自転車で通えるところが良いのか、通勤時間〇分以内までならOKとするのか決めておきましょう。

家から近すぎるとプライベートで保護者や子どもたちと会うことがあって気まずい思いをするので、あえて少し離れたところで働いている先生もいましたし、自転車で通える範囲で!と決めている先生もいましたよ。

雇用形態は自分がどう働きたいか?を考えて決めよう!

正社員、パート、または派遣社員といった雇用形態によってもいろいろな面で違いがあります。

正社員
正社員の場合は、なにより給与が安定しています。賞与や社会保険が完備のところが多く、福利厚生も充実しているでしょう。住宅補助が出るところもあります。給与の水準も、パートに比べて高くなっています。

クラス担任を持つことがほとんどで、やりがいを感じることができるでしょう。しかし、業務量は多岐にわたり、責任も重くなります。月案や週案などの書類業務、行事の計画など保育業務以外にもたくさん仕事があります。

労働時間も一日8時間、週5~6日と長いです。シフト制を取っていて、朝番や遅番などが交代でまわってくるので、会社員のように毎日決まった時間に出勤することはできないでしょう。

多くの保育園が土曜保育に対応しているので、土曜出勤があります。ただ、翌週などに振替休日として休めるかもは園によって異なるので、事前に確認しておくことをおすすめします。

休めるかどうかで年間の勤務数が大きく変わってきますよ。

パート
平日のみや週に〇回などの勤務日数、また早朝のみや夕方のみなど時間の融通が利くのがメリットです。扶養範囲内で働くこともできます。子育て中の方、ブランクのある方はパートで働くことが多いです。

正社員よりも業務量が少なく、残業することもないので、無理せず働くことができます。

ただし、時給制であり実働時間で収入が計算されるので、月によって収入が変動します。安定性には欠けます。

短時間で働く場合、保育補助の役割を担うので雑務が多く、本来やりたい仕事は任せてもらえないということもありそうです。

派遣社員
扱いとしては、パートと変わらないことがほとんどです。所属が施設ではなく派遣会社となり、時給がパートより若干高く設定されています。

大規模保育園か小規模保育園か

保育園によって、もちろん違いがあるでしょうが、大規模保育園と小規模保育園のおおまかな特徴をお話したいと思います。

    大規模保育園

    行事に力を入れていることが多く、仕事量が多いでしょう。体力がかなり必要です!子どもの数が多いため、ひとりひとりに対してきめ細やかな保育は難しいといえます。保育士の人員配置に余裕があることが多く、休みに対しては融通が利きやすいです。

    小規模保育園
    アットホームな環境です。子どもの数が少ないため、ひとりひとりとじっくりと関わって保育することができます。行事が大規模に比べて少ないので、業務量の負担が少ないことが多いです。

    0~2歳と小さい子どもが相手なので、大規模保育園ほど体力を必要としないでしょう。

    また、子どもだけでなく保護者との関係も密になりやすく、相談に乗ったりすることも多くあります。その分、保育士としてのスキルやコミュニケーション能力は高度なものが求められます。

    保育士の配置にあまり余裕がないことが多く、1人が休むと他の保育士の負担が大きくなるため、休みづらい雰囲気があります。

    保育園の特色をチェック!

    保育園によって、何に力を入れているのかなどが異なりますし、施設ごとのカラーがあります。

    英語教育に熱心なところ、外遊びを積極的に行っているところ、地域との交流を盛んにしているなど…さまざまです!

    ホームページなどで確認しておきましょう。

    求人探しの方法を限定しないで

    求人を探す方法もたくさんあります。どんな方法があるか挙げてみます。

    • 保育士専門求人サイト
    • ハローワーク
    • 求人雑誌、広告
    • 区役所からの募集
    • 学校にくる求人

    ここで注意してほしいのが、このなかのひとつだけの方法で探さないことです!幅広く探して、色んな保育園を比較することが、就職先とのミスマッチを防ぐことにつながるからです。

    最低でも2通り以上で調べることをおすすめします。

    自分にとって最適の職場で長く働こう

    いかがでしたか。せっかく働くなら、気持ちよく仕事ができる環境が良いですよね。的を絞って、納得いく職場が見つけられるようにしてくださいね。

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