子供の習い事で習字は根強く人気!魅力や始めるタイミング

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2017/11/20

お習字を習っている子供

習字(書道教室)は、習わせたいランキングで毎年10位以内に入るほど、昔から人気のある習い事のひとつです。

子供にはきれいな字を書けるようになって欲しい。そんな親心はパソコンが普及した今でも変わらないのですね。

でも、習字の人気は字がきれいになるだけではなさそうです。他にはどんなメリットがあるのでしょうか。デメリットは?

お教室の選び方や習うタイミング、必要な物なども紹介します。

親にも子にも良いことが沢山!習い事に習字を選択するメリット7つ

書いた字がきれいだと、とても好印象ですよね。

  • 頭が良さそう
  • 品が良さそう
  • 育ちが良さそう

自分の子供もそんな人になって欲しい!きれいな字を書けるようにと習字へ通わせてみると、他にも意外な良い影響があるようです。メリットいっぱいの習字の魅力はなんなのか、ご紹介します。

きれいな字は一生ものの自信になります

パソコンが普及した今、字を書くことはめっきり減りました。履歴書もパソコンで書く時代です。では、社会に出てから字を書くのはどんな時でしょうか。

  • 冠婚葬祭での芳名帳やお香典袋・ご祝儀袋など
  • 婚姻届け
  • 子供の入園・入学時の名前付け
  • 年賀状
こう見ると、字を書くときは大事な時がほとんどです。こんなとき、字にコンプレックスを抱えていると、本当に恥ずかしい気持ちになりますよね。

芳名帳は受付の方にじっと見られながら書くことになります。自信を持って書けたらカッコイイですよね。婚姻届けは写真に残す方が多いと思います。できればきれいな字を残したいものです。

子供の名前付けは、いたるところに名前を書きます。先生やお友達のママの目線が気になります。子供のためにもきれいな字で書いてあげたいですよね。

目上の方への年賀状は、宛名を手書きで書くのがマナー。きれいな字のお手紙が届いたら、それだけで好印象です。他にも、契約書のサインやお中元・お歳暮に添えるお手紙など、大事な場面では直筆が必須です。

習字では、字のバランスの取り方や正しい書き順など、字を書くことの基本を繰り返し練習して、きれいな字を書くコツを身に付けていきます。

字を頻繁に書く子供のうちから習っておけば、褒められることも増えて自信に繋がりますね。

子供に良い習慣がたくさん身に付きます

習字では、きれいな字を書くために、静かに正しい姿勢で座り、集中して字を書くことを教えてくれます。そんな環境に身を置く時間を持つことで、良い習慣が身につくようです。

  • 集中力がつく
  • 姿勢がよくなる
  • 落ち着きが出る
  • 考える力がつく

これらが身につけば、勉強にも大いに役立ちます。成績UPにも繋がりそうですね。

集中している時間は、自分と向き合う時間。自分に集中する時間を持つことで、感性が磨かれ、養われていくそうです。集中すると、余計なことを考えなくなり、ストレス発散にもなります。

そんな時間を子供にあたえたいと思う時、習字はとても良いお稽古ですね。

学校での勉強に役立ちます

小学校入学の少し前から習字を始めると、学校生活の心強い支えとなります。

1年生は「あいうえお」を書くことからはじまります。そのとき綺麗な字を書けると、できる自分に自信が持てて、他の事にも積極的になれます。

そうなると、学校生活もより楽しめますよね。

1年生の後半になると漢字も勉強するようになり、書き順も難しくなります。習字でも正しい書き順を習うので、予習・復習になって着実に身に付きます。出来ると楽しくて、次の新しい漢字も自ら覚えようとする。そんな好循環が生まれます。

字に興味を持つことで本が好きになり、国語力アップも期待できます。国語力はすべての勉強に必要な力。そこを伸ばせるのはとても心強いですね。

履歴書の資格欄に記入できます

一般的に10級(初心者)~10段(最高レベル)まであるランク付け。

書道教室・書道団体・流派でレベルの差があるので、公的な資格ではありませんが、自己アピールのひとつとして書道団体名と共に履歴書に書くことができます。

履歴書の字が綺麗な上に、書道〇段と書かれていたら説得力がありますよね。今では手書きの履歴書も減ってきているようですが、書道を習っていたことを記すことで、字が綺麗な事をアピールできます。

古き良き日本を身近に感じるられる習字

世界からみると、日本はとても独特な文化を持っています。そんな文化に興味を持つ外国の方がたくさん。それだけステキな文化ということですよね。

習字(書道)はとても身近な日本的文化・芸術です。姿勢を正し静かに紙に向かう様は、とてもカッコイイですよね。

日本の心、日本の文化に日本人として触れておくことは、これから世界に出ていく子供たちの大きな武器になります。

外国の方に「日本の事を教えて」と言われた時、筆ペンでさらっと漢字や言葉をきれいに書くだけで、コミュニケーションが生まれるはずです。

世界に通じる人を目指すとき、英語ももちろんですが、日本文化を身に付けることも大切なことです。

礼儀作法に厳しいお教室も多いようです。

  • 脱いだ靴をそろえる。
  • はじめと終わりにはしっかりあいさつ。
  • 道具を大事にする。
当たり前のようで、なかなか教えられない大事なことです。身近な習字で、字だけでなく日本の心も学べるなんて、なんだかお得な感じがしますね。

安くて楽チンが親にはうれしいポイントです

習字は他の習い事に比べてお金がかかりません。

月謝 3,000円~5,000円程度
墨・半紙 月に0円~100円程度
筆先が割れたりして使えなくなったら購入

墨・半紙などの消耗品は、月謝に含まれるところもあります。

筆の値段は手ごろなものから、数千円する高価なものまでありますが、習字で使う分には300円~1,000円くらいのもので十分なようです。

人気のお稽古サッカー、ピアノ、水泳などは週1回で6,000円~7,000円。テキストやユニフォーム、水着などの初期費用もなかなかのもの。

習字は書道セット1,500円~3,000円程度の準備で済むことがほとんどです。

家での練習がないことも、親にはうれしいポイント。ピアノのように練習が必須だと、練習させるのにも一苦労です。

習字は安くて手が掛からない、親にもうれしいお稽古ですね。

小学校にあがったときに夏休みや冬休みの宿題に困らない

長期のお休みには、宿題として毛筆が出ることがほとんどです。自宅で新聞紙を広げて、道具を出して…なかなか腰の重い作業ですよね。

おうちを汚されてしまうのが気になって、思い切り書かせてあげられないかもしれません。

習字ではお稽古中に毛筆の宿題を仕上げてくれるところが多いと思います。家ではできない指導もしてくれるので、綺麗な字を提出できます。親はいつものようにお稽古に送り出すだけ。これはとても助かります。

デメリットは墨の汚れと字をきれいに書きすぎること

デメリットこそ、あらかじめ知っておくと安心です。習い始めるまえにしっかりチェックしましょう。

洋服に墨を付けて帰ってきます

高学年にもなれば手に付くくらいで済みますが、小学校低学年だと洋服を汚すこともしばしば。服についた墨はとれません。

お洗濯で落ちる墨も売っていますが、時間が経つと薄れてしまうことがあるようで、習字では使わないようにと指導されることがあるようです。

汚れを気にせずのびのびと書いてもらうためにも、習字用の服が必要になってきます。

道具のお手入れを自宅でするお教室もあります

墨で汚れた筆やすずり。お教室で洗ってくるところもあれば、自宅で洗う場合もあります。

お道具の手入れは子供が自分でするべき事。物を大切にすることを覚えます。

でも、子供が道具を洗った後は、墨がいたるところに飛び散っています。そうなるとどうしても、親が最後に後始末しなければなりません。

字を丁寧に書くことに集中してしまう

まじめな子ほど習ったことに忠実です。学校での授業のとき、字をきれいに書くことに一生懸命になりすぎてしまう子がいるようです。

綺麗に書こうとペースがどうしてもゆっくりになってノートが間に合わなかったり、文の意味を理解しないでただ書き写すことに集中してしまったり。子供の性格によりますが、そんなデメリットもあるようです。

習い事を習字に決めたらお教室選びと習うタイミングをチェック

習字を習わせよう!そう決めたら、お教室選びをしましょう。ママ友や周りの評判も大切ですが、実際に見て、体験して選ぶことが大切です。

習い始めるタイミングも重要です。本人の意欲、興味がある時期にはじめられるといいですね。

子供に合ったお教室を選んであげましょう

お教室を選ぶポイントは5つです。

  • 教室の場所
  • 先生の字が好きな字かどうか
  • 先生の指導力
  • 人数・クラス編成
  • 時間・費用

まずは、場所です。通いやすい場所でないと、続けづらいですよね。数件の目星を付けたら、見学に行きましょう。体験コースがあるとなお良いですね。

見学に行ったら、先生の字、指導力のチェックです。

習字の先生なので、字は上手で当たり前。でも、字の大きさやバランスなどそれぞれ微妙に違います。先生のお手本があなた好みの教室を選ぶといいでしょう。

指導力は子供にはとても大切なポイントです。自分の子供に合った指導をしてくれそうかどうかをチェックしましょう。

暴れん坊のうちの子をうまくコントロールしてくれるか、内気なうちの子の気持ちをちゃんと汲み取ってくれそうか、親がしっかり確認することが大切です。

子供によっては大人数が苦手という子もいるのではないでしょうか。クラスの人数や雰囲気なども要チェックです。

無理のない時間帯に通わせられるのか、費用の詳細などもしっかり確認しましょう。

雰囲気が気に入り勢いで入ったものの、こんなはずじゃなかった!なんて事にならないようにしたいですね。

仲良しのお友達が一緒なら、より良いかもしれません。楽しく通いながら切磋琢磨できます。

浮かれて集中できない、なんてことになるかもしれませんが、そこは先生の指導力に期待しましょう。

習字教室や書道教室でなく、学習教室・書き方教室・通信講座などで字を習うこともできます。その場合、毛筆ではなく、硬筆(鉛筆やペン)になりますが、綺麗な字を目指すのなら、選択肢のひとつになりますね。

字に興味が出てきたら習い出すタイミング

字を書きだしたら、習字に通いだす絶好のタイミング。どんなことでも興味があると楽しく学べるものです。早ければ、幼稚園の年中頃、4,5歳から通えそうですね。

ただ、毛筆は小学生からのお教室もあります。それまでは硬筆のみか、受け付けてくれない場合もあるようです。幼児や未就学児の場合は、どのような対応なのかを確認しましょう。

メリットでも書いたように、小学校入学のタイミングで通い始めるのもオススメです。1年生になってすぐは、字を書くことが授業のほとんどです。

習字へ行けば、学校と平行して字の練習もできます。習字の成果を学校で発揮できれば、先生に褒められて、子供の自信になりますよ。

習字を始めるために必要な物

習字に通うために必要なものは、書道セットです。

  • すずり
  • 文鎮
  • 下敷き

これらがまとめて専用のかばん入って売られています。お教室によっては、半紙も必要になるかもしれません。

必要なものは、書道セットと半紙。それだけです。お教室も、ご近所に数件はあるのではないでしょうか。昔から人気の訳は、身近で始めやすいとういのが理由かもしれませんね。

習字は子供の成長を手助けしてくれます

単純に子供が綺麗な字を書いてくれたら嬉しいですよね。子供自身も、綺麗な字を書けたら嬉しいはず。

字だけでなく、姿勢や気持ちまで綺麗になれて、成績アップも期待できるなんて、想像以上ですよね。

身近で気軽にはじめられる習字。ぜひお子様の習い事に選んでみてください。

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