子どもと思いっきり楽しく過ごそう!思い出に残る「季節行事」にするポイント
ひなまつりや五月のお節句、七夕など、昔から大切にされ楽しまれてきたイベント。
大人も子供も楽しめる物が多いのですが、そのイベントにはどんな意味が込められているか答えることはできますか?
各それぞれのイベントには、昔の人が厚く深い思いを込めた意味のあるものがほとんどです。これを機に、見直してみましょう。
子供と楽しめる四季折々の主なイベント
四季折々の顔を見せてくれる日本のイベントは、海外からも注目を浴びています。
季節の花や独特の空気を生かしたその繊細さはまさに誇りです。また、日本のイベントは子供が中心になっているものも多いのも魅力ですね。
今一度、どんなイベントがあるのかを季節ごとに確認してみましょう。
春のイベント(3月~5月)
- 3月3日 桃の節句
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女の子の健やかな成長と幸せを祈る“ひなまつり”としてよく知られています。災いを代わりに引き受けてくれることから、雛人形を飾るのが一般的です。
ちらし寿司や蛤のお吸い物、ひなあられなど、春を感じさせる華やかな食事がテーブルを彩ります。
- 5月5日 端午の節句
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男の子の健やかな成長を祈願する日であるとともに、国民の休日“こどもの日”となっています。
身体を守ってくれる強い道具の象徴である鎧や兜を飾ったり、生命力に満ち溢れている鯉のぼりを飾ったりします。
縁起のよいものとして柏餅やちまきをいただくことが主流です。菖蒲湯に入ることもこの風習の一部と考えられています。
夏のイベント(6月~8月)
- 7月7日 七夕
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願い事を短冊に書き、それを笹に飾る風習。織姫と彦星が、年に一度逢うことを許されている日で、天に向かい願い事をすると叶うと言い伝えられています。
澄み切った夜空の日には、織姫=琴座のベガと彦星=鷲座のアルタイル、そしてその光り輝く2つの星に挟まれキラキラと流れる天の川を見つけてみましょう。
秋のイベント(9月~11月)
- 9月中旬(その年によって日付が変わります) 十五夜
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中秋の名月とよばれ、新暦9月15日前後で見られる満月を楽しむ日です。ススキとお団子を供え、秋の収穫を感謝しましょう。
子供と一緒に、ウサギが餅つきをしている姿を月の表面に見つけてみてはいかがですか。
- 11月15日 七五三
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男の子は5歳、女の子は3歳と7歳で、これまでの成長を喜び、今後の幸せと成長を願い祝います。いつまでも長生きするようにと作られた千歳飴や縁起物であるお赤飯をいただきます。
冬のイベント(12月~2月)
- 12月25日 クリスマス
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イエス・キリストの誕生を祝うお祭り。日本発祥のイベントではありませんが、今やその定着ぶりは確実なものです。
子供達の大好きなサンタクロースがプレゼントを配ります。モミの木にきらびやかなオーナメントを飾りつけたら、クリスマスツリーの完成です。
- 1月1日 お正月
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新たな1年の始まりです。無事今年も新年を迎えられたことに感謝し、家族や親戚同士で笑顔を見せ合い、元気なことを確認し合いましょう。
だて巻きや昆布締めなど縁起物をふんだんに使ったお節料理を囲み、お雑煮を食べる地域が多いです。
子供と一緒だとこんなにも楽しめる!
子供を中心としたイベントが多く、たいていは子供の笑顔を期待し、大人が丹精込めたお料理作りや飾りつけの準備に励みます。
準備を着々と進めておいて、当日サプライズイベントにするのももちろん楽しいですが、あえて何日も前から子供と一緒に手作りしたり飾ったりすることで、準備の段階から子供の楽しむ笑顔が見られますよ。
雰囲気作りを大切にするだけでそれぞれの特徴が生かされるイベントがほとんどなので、手作りするにしても意気込まず簡単でいいのです。
例えば桃の節句。ちょっと桃の花を添えるだけでグッと華やかになり、ひなまつりらしさが出ます。
お花屋さんに子供ととっておきの桃の花飾りを探しに行きましょう。
十五夜も同じです。子供と一緒にススキの原探しから楽しみ、部屋にススキが一本あるだけで風情溢れる空間が出来上がります。
そこに、秋の七草や秋の代表花コスモスなどを添えるとさらに秋らしくなりますね。
大切なことは、一緒に準備しながらそのイベントの由来などを子供に話すことです。子供はただ座って話を聞くよりは、一緒に準備をしながら必要な飾りや食べ物を実際に手に取りながら聞くことで頭と心にスッと入っていきやすくなります。
今、人気急上昇のイベントはこちら!
数年前までは知らない人もたくさんいましたが、今ではその時期がくると街の賑やかさがアップします。
4月のイースター(その年によって日付が変わります)
イエス・キリストの復活祭であり、春の訪れを祝います。
ポップで可愛らしくペイントされた卵“イースターエッグ”とウサギがこのイベントのモチーフになっていて、部屋の飾りつけはもちろん、鉢植えの根元にさりげなく飾ってもオシャレです。
子供も毎日の水やりが楽しくなり、春ならではの植物の成長を一緒に楽しめるでしょう。
卵を割らないようスプーンで転がし運ぶ“イースターエッグロール”や、いたるところに隠された卵を探し出す“イースターエッグハント”といった遊びで盛り上がります。
10月31日のハロウィン
悪霊を追い出し、秋の収穫を祝う民族行事。おばけなどの仮装をすることから、ちょっと怖いイベントと思われがちですが、子供達が仮装したおばけは可愛らしくほほえましいですよね。
「トリック・オア・トリート(お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ)」と言いながらお菓子を集めて回ります。
カボチャおばけ“ジャック・オー・ランタン”の飾りがハロウィンイベントのシンボル。
魔女やコウモリ、おばけ、カボチャなどハロウィンにちなんだクッキー型が店頭に並ぶことも増えましたので、子供とクッキー作りを楽しむのも、お菓子つながりでハロウィンならではですね。
季節のイベントは楽しいだけではなく、心を育てます
季節のイベントは、近づいてくるだけでワクワクドキドキしますよね。
飾りで彩られた街中を子供と歩くだけで、自然と笑顔になり気持ちが盛り上がってきます。
しかし、季節のイベントは誰もが楽しく過ごして終わりではないんです。それぞれの季節の風習が大切に守り続けられると共に、人とのつながりも深くします。
パパママから子供へ、おじいちゃんおばあちゃんから孫へ、イベントの由来や大切さが受け継がれていき、楽しみながら幸せや健康、成長を願うことで、自分だけでなく周りの人達もその幸せのループに巻き込んでいきます。
本屋さんや図書館などで、時期になるとそのイベントにちなんだ本を集めたコーナーが設けられます。
詳しく載っている本、子供に分かりやすく書かれている本、可愛いイラストつきの本だったり…それを是非読み聞かせてあげてみて下さい。
イベントには昔の人々が厚く深い思いを込めたものばかりです。なので、本当の意味をしっかり伝えることで、子供の心を育むことが出来るでしょう。
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