妊娠超初期の妊娠1ヶ月目って?生理前の体調との違いや気をつけたいこと

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2018/05/16

妊娠超初期(妊娠1カ月目)の可能性がある女性

「妊娠超初期」とは、まだ妊娠がはっきり出ていない妊娠0週、妊娠1週、妊娠2週、妊娠3週(妊娠1ヶ月)をまとめた期間を言います。

この時期は、妊娠検査薬でも反応が出ないので、後から「飲酒をしてしまった!」と気づいたりすることも少なくありません。

妊娠がまだはっきり分かっていない時期でも、基礎体温の変化やおりものの量など、普段と違う体調の変化を感じる人もいます。

妊娠超初期の赤ちゃんの状態やママの症状、この時期に気をつけたいことなど、1つずつお話します。

妊娠週数の数え方と妊娠検査薬の反応が出る時期

妊娠期間は、超初期、初期、中期、後期に分けられています。超初期はまだ妊娠が分かっていない状況なので、この時期は妊娠検査薬の反応も出ません。

妊娠週数は最後の月経開始日を0日目と考える

妊娠週数は、最後の月経が始まった日にちを0日目と考えて、7日ずつを1週としてカウントしていきます。

最終月経から出産日までは280日あり、十日十日(とつきとうか)や妊娠40週、との言い方もあります。妊娠1ヶ月とは、最終月経から数えて28日(4週間)として考えていきます。

人によって月経の周期が違うので、出産予定日を指定されても必ずその日に出産するとは限りません。

あくまでも出産予定日は目安として考えていきます。

妊娠検査薬の反応が出やすい時期

月経周期が28日の場合、生理開始後約2週間後に受精卵になり、3週目に子宮内膜に着床します。

この時期はまだ卵子をつくる期間なので、妊娠検査薬の反応は出ません。反応が出やすいのは、妊娠4週目を過ぎてから、ということになります。

分かりやすく言うと、生理予定日の1週間後に反応が出やすくなります。詳しくは、こちらの記事も参考にしてくださいね。

▼妊娠検査薬の使用や検査日の算出方法についてはコチラも参考にしてみて!

妊娠検査薬は「hCGホルモン」を検知して妊娠判定を決定する

妊娠4週目を過ぎて反応が出やすくなりますが、妊娠すると胎盤の一部から「hCGホルモン」が分泌されます。

受精卵が着床すると少しずつ分泌され、尿と一緒に排出されます。妊娠検査薬は、このhCGホルモンを検知して妊娠しているかを判定します。

フライング早期妊娠検査薬で生理開始前から使用が可能

妊娠を少しでも早く知るために「早期妊娠検査薬」があります。生理開始予定日から使用が可能で、標準の検査薬より1週間前に使うことができます。

早く妊娠を知りたくても、hCGホルモンの分泌は個人差があるため濃度によっては陰性になる場合があります。妊娠していても、陰性になる場合は下記になります。

  • 生理周期が一定はないため生理が始まらない
  • 生理予定日の1週間前に検査をした
  • 生理予定日の日数を間違えていた
  • 検査薬を使う前に大量の水分を摂取し、尿中hCGの濃度が薄くなった

妊娠0週~妊娠3週目、赤ちゃんの状態と母体の変化

月経が28日周期の場合、月経開始予定日の2週間後に妊娠のための準備が始まります。
妊娠0週~妊娠3週目は、月経→卵胞期→排卵→受精卵→着床のプロセスを経て妊娠に繋がっていきます。

妊娠0週目…月経期間中、新たな周期の始まり
妊娠0週目はママが生理期間中になります。受精卵が子宮に着床せずに子宮内膜がはがれ落ち、血液と共に排出され、新たな月経周期が始まります。

妊娠週数は、生理が始まった日を「妊娠0週0日」と考えていきます。

妊娠1週目…排卵が起こり妊娠しやすい時期
1週間の生理が終わり、卵巣の中にある原子卵胞を発育し卵子を成熟させていきます。この時期を「卵胞期」と呼び、子宮内膜の壁を厚くして妊娠の準備を整えていきます。

生理が28週期の場合、生理が終わった日から、1週間後に排卵が起こると考えます。この排卵日の1~2日前に性交渉を行うと妊娠の可能性が高くなります。

妊娠2週目…卵子と精子が受精卵となり着床準備へ
卵子と精子が受精すると「受精卵」となり、着床するために卵管を通って子宮へ向かっていきます。

卵子が出た後の卵胞は、プロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンが分泌され、子宮内膜の壁が厚くなり着床しやすい環境をつくります。

その間にも、受精卵は「桑実胚」から「胚盤胞」と形を変えながら着床準備を進めていきます。妊娠2週目に受精しても、妊娠の超初期症状はまだありません。

妊娠3週目…受精卵が子宮内膜へ着床、高温期へ
受精後7日目に着床し、12日目にようやく受精卵が子宮内膜へ着床します。排卵が始まった前後から基礎体温は高温期に入り、妊娠するとこのまま高温期の状態が続きます。

妊娠3週目で高温期が続いても、妊娠検査薬ではまだ反応が出ないことがほとんどですが、着床によって、まれに眠気や倦怠感を感じる人もいます。

このまま高温期が続いていると、妊娠判明の基準となります。妊娠3週目では、赤ちゃんの元になる細胞は「胚」と呼ばれ、超音波検査でも確認することができません。

妊娠超初期症状に起こりやすい変化と兆候について

妊娠超初期(0週~3週)の時期に感じられる体の変化や特徴について紹介します。この時期の特徴は、妊娠がまだ判明していない頃なので人によって出かたは様々です。

高温期に基礎体温が下がるインプランテーションディップ

基礎体温はホルモンのバランスが影響しているので、体を動かす前の起床時に測定するのが一般的です。

妊娠すると基礎体温が高温のまま一定になりますが、妊娠超初期に、高温期の基礎体温が下がることがあります。

この現象はインプランテーションディップと言われ、妊娠の兆候とも考えられています。基礎体温が下がっているときは着床時とされ、2日間下がることが一般的です。

▼インプランテーションディップについてはコチラも参考にしてみて!

妊娠5週目までに起こりやすい科学流産

化学流産とは、妊娠検査薬で妊娠反応を確認できたにもかかわらず、エコー検査で赤ちゃんを包む胎嚢の袋が確認できないことを言います。

妊娠検査薬で陽性反応が出ても、胎嚢が確認されていない場合「子宮外妊娠」の可能性も否定できません。

胎嚢が確認されるのは妊娠5~6週なので、この時期に化学流産が起こることもあります。

化学流産も初期流産もはっきりとした原因は解明されていませんが、ほとんどは胎児による染色体異常だと言われています。

▼化学流産の原因や症状、その後の処置法についてはコチラも参考にしてみて!

おりものの量が増えにおいに変化も!

妊娠するとホルモンのバランスによっておりものの量やにおいが変化します。

生理前のおりものはサラッとして量が少なく透明ですが、妊娠超初期にあるおりものは、女性ホルモンのエストロゲンの分泌により量が多く水っぽくなったり、臭いが強くなることもあります。

また人によっては、着床出血によっておりものの色が薄茶色になることもあります。妊娠の兆候とも考えられていますが、医学的には不正出血と捉えられているので妊娠の基準とはなりません。

着床痛やホルモンによる下腹部痛

妊娠超初期にある下腹部痛は、受精卵が着床したことによる「着床痛」やホルモンバランスの変化などが原因と考えられています。

主に、子宮のあたりにチクチクした痛みや生理痛のようなズキズキした痛みなど、人によって様々です。

下腹部痛を感じない人もいますが、痛みがなくても妊娠をすることもあるのであまり心配しすぎないようにしましょう。

受精卵が子宮壁を摩擦して起こる着床出血

妊娠2~3週目に、受精卵が子宮内膜に着床し、子宮壁を摩擦することで軽い出血を伴うことがあります。

生理との違いは、量が少なく色も薄い茶色や薄い赤色になります。出血の期間は、1~3日が多く、1度しか出なかったという人もいます。

着床出血は全ての人にあるわけでなく「着床出血がないから妊娠はしていない」と心配する必要はありません。

微熱や寒気など風邪のような症状

妊娠超初期に現れやすい風邪のような症状は、妊娠前の兆候として経験している人がほとんどです。

高温期が続くと微熱や寒気、倦怠感を感じるようになるので風邪だと思っていたら、後から「妊娠前の兆候だった」と気づくママもいます。

女性ホルモンや自律神経が乱れると、喉の痛みや鼻づまりなど敏感に反応することがあります。

▼妊娠超初期症状と風邪との違いについてはコチラも参考にしてみて!

ホルモンの乱れで便秘や下痢になることも

受精卵が着床したことでホルモンバランスが崩れると、便秘や下痢を引き起こすこともあります。

生理前の症状と良く似ているので分かりずらいですが、いつも便秘なのに下痢になったりと、体質が変わって症状が出てくることもあります。

下痢がひどくなると流産を心配するママもいますが、妊娠超初期はまだ妊娠が分かっていない段階なのであまり心配をしすぎないようにしましょう。

下痢が酷い場合は、病院に受診して薬を出してもらいましょう。

月経前のような眠気や吐き気の症状

月経前に現れやすい眠気や吐き気も妊娠超初期症状としてよく似ています。高温期が長く続くと、眠気やつわりのような吐き気が出たり味覚に変化が出てくる人もいます。

倦怠感として感じる人も多く、ホルモンのバランスが整い始めると少なくなっていきます。

あまり強い眠気は私生活にも影響が出てくるので、しっかり体を休めてこの時期は無理をしないようにしましょう。

胸が張り、チクチクした痛みが出る

生理が始まる前は胸の張りを感じる人が多くいますが、生理予定日を過ぎても胸の張りが続いたり、強い痛みを感じる場合は妊娠初期症状として現れているかもしれません。

人によっては、チクチクした痛みを感じる人もいます。妊娠すると、ホルモンの影響で母乳をつくるために乳腺が発達し、胸の痛みを感じやすくなります。

食欲が増し、食べる物や匂いが敏感に

つわりが始まると、味覚の変化で何も食べられないことが多くなりますが、妊娠超初期症状の1つとして赤ちゃんの成長を促すために体が栄養を取り込もうと、普段よりも食欲が増加することもあります。

反対に、味覚の変化によって今まで食べれた物が食べれなくなったり、匂いに敏感になることもあります。

イライラなどの感情変化

生理前や更年期もホルモンのバランスによって感情の変化がありますが、エストロゲンやプロゲステロン(黄体ホルモン)と言ったホルモンの分泌によって、情緒が不安定になることもあります。

初めての妊娠であれば、不安や心配事が増えて感情の浮き沈みや精神的なプレッシャーなどを感じやすくなります。

運動をしたり、人と会って話をするなど気分転換をして対処していきましょう。

妊娠超初期の注意点や確認したいこと

妊娠超初期は、まだ妊娠反応が出ていないので気づかないことがほとんどですが、生活習慣によって胎児に与える影響も大きいと言われています。

妊娠を考えている場合は、普段から意識することが大切です。

妊娠を希望するなら風疹の予防接種は必須

予防接種には、不活性化ワクチンと生ワクチンの2種類があります。妊婦が受けても良いとされる、季節性インフルエンザや日本脳炎は不活性化ワクチンです。

一方で、受けられないとされる生ワクチンの、風疹、麻疹、水疱瘡、おたふく風邪のワクチンは接種が受けられないので、妊娠を考えたころから早めに接種するようにしましょう。

妊娠発覚後、もしママが風疹の予防接種を受けておらず、パパや家族も風疹の接種を受けていない場合も、予防接種を受けてもらう必要があります。妊娠前の風疹ワクチンは必須で、ワクチン接種後の2ヶ月間は避妊をする必要があります。

▼妊婦が受けられる予防接種についてはコチラも参考にしてみて!

妊娠を意識する前までにクラミジア検査を受けよう!

クラミジアは、性器から体の内部に進行し、女性ではおりものの量が増えることが多く無症状で気づかない人も多い感染症です。

治療せずに放置すると、不妊症の原因にもなります。クラミジア検査は、妊婦健診にも組まれていますが、できるだけ早期に治療ができると様々なリスクを抑えることができます。

刺身や生ハムは胎児に影響が…生ものに注意

マグロや金目鯛の生ものは水銀が含まれており、過剰に摂取すると胎児の発育に悪影響が出てきます。

また生肉や生ハムにはトキソプラズマ菌に感染する恐れがあります。妊娠中にトキソプラズマに感染すると、脳症や低体重、精神障害、視力障害などを引き起こす可能性があります。

生もの以外にも、レバーやうなぎの過剰摂取は胎児の成長に大きな影響があります。

▼妊婦が食べてはダメな食べ物についてはコチラも参考にしてみて!

アルコールは影響がなくても長期の場合は注意が必要

妊娠の反応が出ていなくても、仕事やお付き合いでアルコールを飲むことがあり、後から気づくことも多くあります。

妊娠超初期は受精卵が着床してから妊娠が判明するまで、アルコールの影響はほとんど無いとされていますが、アルコール摂取の期間が長くなると、胎児の器官形成に重要な時期は飲酒をやめたほうが安心です。

▼胎児性アルコール症候群についてはコチラも参考にしてみて!

妊娠前から葉酸を積極的に摂取しよう

葉酸を超妊娠初期に摂取することで、赤ちゃんの先天的リスクを大きく減らすことができると厚生労働省も伝えています。

妊娠1週目から4週目は妊娠発覚前でもとても大事な時期で、葉酸を摂取することで先天性異常の発症率が大きく変わると言われています。

食品に含まれるほうれん草やアボカド、葉酸サプリを積極的に摂取しましょう。

▼葉酸サプリがおすすめの理由ついてはコチラも参考にしてみて!

すぐに禁煙をすれば影響も少ない

妊娠に気づかずにタバコを吸ってしまったり、周りの人の副流煙が気になることもあります。

タバコには、ニコチンや一酸化炭素が含まれています。ニコチンは血液を収縮させ一酸化炭素は血液の運搬機能を低下させます。

もちろん、ママや周りの人がタバコを吸うことで、酸素や栄養が渡りにくくなり低体重や流産や早産に繋がります。

超妊娠初期はまだ胎盤ができていない状態です。すぐに禁煙をすれば赤ちゃんの影響は比較的少なくなります。

▼妊娠中の煙草の害についてはコチラも参考にしてみて!

病院で処方してもらった薬を飲む

ホルモンのバランスによって風邪っぽい症状が出たら解熱剤や風邪薬を服用することもあるでしょう。

妊娠が判明していな時期に薬を服用しても、長期的に飲んでいなければ影響はありません。

市販の薬にも妊娠中に服用してはいけないものもあるので、妊娠の可能性がある場合は必ず病院で処方してもらって薬を飲むことが大切です。

妊娠発覚前にインフルエンザ予防接種は影響しない

冬になると毎年流行するインフルエンザも予防接種を受けた後、妊娠が発覚することも珍しくありません。

インフルエンザワクチンは「不活性化ワクチン」で、細菌やウイルスを殺して毒性をなくしたワクチンなのでインフルエンザの予防接種は、妊娠発覚前や妊娠中も胎児に影響がなく接種することができます。

しかし、流産につながる可能性を心配する声も少なからずあるので、病院によっては予防接種を断るところもあります。もし心配なら、病院に確認してみるほうが安心です。

激しい運動は注意!気分転換になる運動はOK

妊娠0~3週はまだ妊娠に気づかないことが多いので、いつも通り運動をしているママも多いのではないでしょうか?

運動が原因で直接流産に繋がることはありませんが、激しい運動は注意が必要です。

長時間の運動も疲れやすくストレスになるので気分転換になるウォーキングや散歩程度の運動は取り入れても問題ありません。

妊娠超初期はレントゲン撮影も胎児の影響はない

赤ちゃんの発育に影響がないレントゲンの量は、100ミリシーベルト未満と言われています。

妊娠超初期では、レントゲンによって胎児の器官形成に影響することはありません。しかし、妊娠が分かる前に歯の治療でレントゲンを撮ることもあります。

影響はないと分かっていても、事前に病院で確認して聞いてみると安心です。

▼妊婦さんにレントゲンは?についてはコチラも参考にしてみて!

妊娠超初期は冷えを改善する対策を!

妊娠超初期は、排卵が始まり受精卵が着床する準備を始める大切な期間です。下半身の冷えは、血行を悪くし子宮に影響することも。

身体を冷やさないように、レギンスを穿いたり重ね着をして保温を高くし、高いヒールや身体を冷やす食べ物は控えて妊娠しやすい体つくりに努めましょう。

妊娠超初期の体の兆候を知って妊娠しやすい体つくりを整えよう!

妊娠超初期は、妊娠がまだ判明していないので普段と変わらない生活をしていることが多いと思います。

しかし、妊娠を望むなら、妊娠しやすい体つくりを目指して日頃から意識すると違います。

妊娠1ヶ月目は、受精卵が着床してから胎児の器官形成が進んでいきます。この時期は「まだ大丈夫!」と安心せずに、食生活を見直し、妊婦に良いとされる葉酸をしっかり摂取しましょう。

妊娠兆候は人によって出かたは様々ですが、もし生理前とは違う体の変化や体温をメモするなど、しっかり管理をしていくことも大切です。

妊娠4週~妊娠7週目(妊娠2ヶ月)は、いよいよ胎嚢の確認ができ、胎児の重要器官も形成されます。

さらに、ママの妊娠初期症状も本格的になる頃です。妊娠2ヶ月目の赤ちゃんの様子やママの体の変化について、合わせてご覧ください。

▼妊娠2カ月目ってどんな状態なのか?についてはコチラも参考にしてみて!

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