妊娠初期(妊娠3ヶ月目)はつわりがピークに!赤ちゃんの様子と過ごし方

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2018/05/16

妊娠3ヶ月目の初期のママの様子

妊娠3ヶ月目(妊娠8週~妊娠11週)入った赤ちゃんは、足の指やまぶたなど細かいパーツまで徐々に人らしい姿へと変わっていきます。

妊娠8週から、ママが口に入れた物は赤ちゃんに直接影響し、また下腹部痛や不正出血も起こりやすい不安定な時期でもあります。

この時期は、つわりで食べれないイライラや気分の落ち込みなど情緒不安定になりがちですが、対処する方法もあります。

つわりのピークも長く続かないので、妊娠3ヶ月目を上手に向き合って乗り越えて行きましょう。

妊娠8週~妊娠11週の赤ちゃんの様子

妊娠8週目から、ママのつわりもピークになり栄養がうまく行き渡っているか心配になる時期ですが、赤ちゃんは少しずつママの栄養をもらいながら三胚葉の器官も形成され「胎芽」から「胎児」と呼ばれるようになります。

妊娠8週
胎児の大きさが、1.5cm~2cmになり、胎嚢は3cmほどまで成長します。まぶたや鼻、手や足もはっきり見えるようになります。

胎児となった赤ちゃんは、頭と胴体がはっきり別れ赤ちゃんの体型に近づいていきます。胎盤の完成はまだ先ですが、胎嚢の中の卵黄嚢から栄養をもらって成長していきます。

この時期から、ママが食べた物は直接赤ちゃんに影響を受けやすくなるので、バランスの良い食生活を心がけましょう。

妊娠9週
胎児の大きさは2cm~2.5cm程になります。頭や顔、眼や鼻、手足の指など細かいパーツまで形成され、人らしい姿になってきます。

心臓や器官は完成し、卵黄嚢という栄養の入った袋から胎児に栄養を全身に送ります。胎児の心拍数も確認することができ、ママのお腹の中で元気に動き始めます。

  • 出産予定日が変更…妊娠9週に、胎児の頭骨のてっぺんから、お尻の突出部までの長さを表す頭臀長(とうでんちょう)を測定します。測定結果から妊娠予定日を決定するので、変更になることもあります。
妊娠10週
胎児の大きさも3㎝~4㎝になりました。顔や頭も形成され三頭身になると、ますます赤ちゃんを実感できるようになります。

赤ちゃんは羊水を飲んで吐き出す呼吸の練習を繰り返し、徐々に回数が増えおっしこをするようになります。

手や足の指も動かせるようになり、4Dエコーでは細かく動いている姿も確認することができます。

妊娠11週
妊娠11週目になると個人差はありますがお腹が大きくなってきたと感じる人もいます。

赤ちゃんの大きさは、5㎝~9㎝までになり、人らしい3頭身が確認できます。歯や唇といった顔のパーツができあがり、エコーでは確認ができませんが、生殖器が発達し男女の違いが出てくる頃です。

ママのお腹の中で、歩くような動きを見せたり、身体を動かしたりする姿が見られることがあります。この動きを「原子反射」と言います。

妊娠11週になると、出生前診断が受けれるようになります。

  • 胎児超音波スクリーニング(NT)…超音波を使用して、ダウン症の染色体異常や心臓病を調べます。
  • 絨毛検査…胎盤の絨毛を採取し、染色体異常を調べます。検査を行うと、早産のリスクが0.5%ほどあるといわれています。
  • 新型出生前診断(NIPT)…ママの採取した血液の遺伝子を解析して、胎児の染色体異常の可能性を検出します。

▼出生前診断についてはコチラも参考にしてみて!

妊娠8週~妊娠11週のママの体の状態や変化について

妊娠8週からはつわりがピークになり、妊娠11週目になるとつわりがなくなり急に食欲が増します。

妊娠3ヶ月目は体調の変化が激しく、体重も増えやすい時です。ママの体の状態や変化を知って上手に妊娠生活を対処していきましょう。

妊娠8週
つわりがピークになり、食べ続けないと気分が悪くなる食べつわりや、食べ物で吐いてしまう、吐きつわりが出てきます。栄養が心配になる頃ですが、赤ちゃんはちゃんと成長しています。

妊娠初期に起こりやすい流産は、下腹部痛と共に出血の量や症状を見て判断します。自己判断で対処せず、出血が見られる場合は早めに受診しましょう。

  • 稽留流産…妊娠5週目で胎嚢が確認できても、妊娠8週目で胎芽と心拍が確認できなければ流産の確立が高くなります。流産の確立は、妊娠5~7週で22~44%と数値が高い時期になります。
  • 切迫流産…妊娠22週未満で流産をしかかっている状態で、子宮出血が長期的に続くことがあります。出血が止まるまで安静が必要です。

▼流産の種類や起こる原因についてはコチラも参考にしてみて!

妊娠9週
妊娠9週目は、子宮が大きくなることで臓器が圧迫され、マイナートラブルが増えていきます。症状が出ても、その都度対処しながら乗り越えていきたいですね。
  • 便秘…つわりの影響でご飯が食べれず便秘になるママも。こまめな水分補給を心がけ、便秘に良いとされる食物繊維や乳製品を摂りながら解消していきましょう。
  • 頻尿…子宮が大きくなると大腸が圧迫され、頻尿に繋がります。尿もれが気になる場合は、おりものシートや生理用品で対処していきましょう。
  • 腰痛…腰痛の原因も子宮が大きくなったことが原因です。こまめに休憩したり、楽な姿勢を見つけて対処していきましょう。
妊娠10週
ホルモンの影響で、母乳を作る乳腺や乳管が発達し、体質が変わることで様々な症状が出てきます。特に気をつけたい、急激な体重増加は母子共に悪影響を及ぼします。
  • モンゴメリー線…乳輪に色素沈着した黒ずみや小さなブツブツが現れます。赤ちゃんに飲ませるおっぱいの準備をしている証拠です。
  • 妊娠高血圧症候群…血圧が高くなると、尿たんぱくや臓器障害を引き起こし、胎児や母体の命に関わります。急激な体重増加に注意しましょう。
  • 乾燥肌…妊娠したことで体質が変わり、肌トラブルを抱えるママが多くなります。スキンケアを選ぶときは、低刺激のものを使うようにしましょう。

▼妊娠高血圧症候群についてはコチラも参考にしてみて!

妊娠11週
つわりが徐々に落ち着いてきて、少しずつ食べれるようになってきます。つわりがなくなってくると急に食べ始め、太りやすくなります。急激な体重増加は、妊娠高血圧症候群に繋がります。
  • 貧血…胎盤が完成するにつれて、ママの血液量が増えて貧血を起こします。妊娠中3~4割は、貧血になると言われていて、胎盤を作るためにママの体から赤ちゃんへ流れるためです。
  • むくみ…大きくなった子宮が下半身を圧迫し、身体にむくみができやすくなります。また、身体が冷えることで血行が悪くなりむくみになることも。

▼妊婦がむくみやすい原因と解消法についてはコチラも参考にしてみて!

妊娠3ヶ月のママの過ごし方と気をつけること

妊娠3ヶ月はママの体調変化も激しく、この時期は無理をしないことが大事です。つわりや妊娠中にある情緒不安定は誰もが経験することです。

仕事も無理をしないようにセーブし、家事もうまく手を抜いて周りの人にサポートをしてもらいましょう。

つわりがひどくても栄養は赤ちゃんに行き渡っている

つわりがピークになる8週前後は栄養が赤ちゃんに行き渡っているか心配になってしまいます。

しかし、つわりがひどい場合でもサプリで摂取したり、妊娠時に必要な鉄分やカルシウムも、牛乳と混ぜてグリーンスムージで飲んでも必要な栄養素は十分摂取できます。

また、肉や野菜をたっぷり入れてスープを作ればあっさり飲めるのでおすすめですよ。

妊娠12週までのお腹の張りと出血に注意

妊娠初期に多い、稽留流産や切迫流産は胎盤が形成される妊娠12週目までに起こることが多いとされています。

超音波検査で胎児の心拍が確認できないと早期流産の可能性もあるため、強いお腹の張りや出血は注意が必要です。

いつもと違うお腹の張りや、出血が続く場合は早めに産婦人科へ受診しましょう。

静脈瘤(じょうみゃくりゅう)は妊娠3ヶ月目に現れやすい

静脈瘤は、下半身の血管がボコボコ膨らんだ状態で妊娠中は特になりやすいと言われています。

妊娠で増えた黄体ホルモンが血管を固くし弁の働きを鈍くさせ、大きくなった子宮の重みで血管が圧迫され血液の巡りが悪くなってしまいます。

出産後は落ち着くことが多いので特別な治療は行わないことがあります。

母子手帳と同時に血液検査の交付をされる

胎児の心拍が確認できると、母子手帳をとってくるように伝えられます。つわりが落ち着いてくると、任意で血液検査も受けることができます。

母子手帳と一緒に交付されることが多く、無料や少額で受けることができるので自分の体質や母子トラブルを事前にチェックすることができます。

血液検査では、下記のことが分かります。

  • B型肝炎・C型肝炎の感染
  • 母体の血液型
  • HIV・梅毒感染
  • 赤血球・白血球、ヘモグロビンや血小板の成分
  • 風疹抗体やトキソプラズマ抗体、不規則抗体の有無
  • 成人T細胞白血病ウイルスの感染

血液検査は、妊娠初期、妊娠中期、妊娠後期の3回にわけられ、胎児や母体に起こる緊急時の対処や、妊娠中の生活にリスク要因がないかを調べます。

Rh-の血液型のママは、血液型不適合妊娠の検査を受けよう

母子に緊急が起きた場合、血液型の違う血液の輸血を防ぐために、Rh-の血液型であれば、血液型不適合妊娠の検査を勧められます。

分娩時の出血で抗体の違う血液が混ざると症状を発症することがあります。

特に、2人目の妊娠の場合は、1人目の抗体ができているので、血液型不適合妊娠として抗体の影響が現れやすくなります。

母性健康管理指導事項連絡カードを有効に使おう!

妊娠初期症状がひどく、仕事に支障が出る場合は「母性健康管理指導事項連絡カード」を職場に提出することで、労働条件の見直しが行われます。

職場環境の変更、勤務時間短縮などの申し出を、医師に記入してもらい配慮してもらえるようになります。

ネットから、用紙をダウンロードすることもできます。自治体によっては、母子手帳と一緒に交付されることもあります。

▼つわりで仕事を休んでいいのか?についてはコチラも参考にしてみて!

妊娠11週の終わりにお腹のふくらみが分かる人も

妊娠11週の終わり頃から、お腹のふくらみが出てくる人もいますが子宮の大きさは握りこぶしくらいになります。

子宮は大きくなり、どんどんお腹を圧迫し頻尿になるママも多くいます。この時期は、赤ちゃんも元気に動くことはありますが、胎動を感じるのはまだ先になります。

「お腹がふくらんできた」と感じたら下着で締め付けず、ゆったりとした服装を心がけ下半身を冷やさないようにしましょう。

激しい運動は中止!家でできる運動を始めよう

軽いウォーキングやストレッチは代謝もよくなり気分転換にもなります。妊娠3ヶ月はまだ安定期に入っていないため、体に負担がかかる運動は流産に繋がることもあります。

スポーツの習い事やジムに通っているママも妊娠中はお休みして、家で軽いヨガやストレッチをするなどこの時期から始めてみるのもおすすめです。

▼妊娠中におすすめのストレッチについてはコチラも参考にしてみて!

葉酸は妊娠3ヶ月まで積極的に摂取

葉酸は妊娠が発覚して妊娠3ヶ月までは積極的に摂るようにしましょう。妊婦に必要な栄養素と先天性異常のリスクを抑えることができます。

食品には、緑黄色野菜や豆類、卵などにも含まれていますが、つわりがひどい場合は葉酸サプリで摂取することが多いです。

▼つわり中の葉酸の摂り方についてはコチラも参考にしてみて!

アルコールやカフェインの摂取に気をつける

アルコールやカフェインを飲む習慣は妊娠発覚と同時に辞めることが望ましいです。妊娠8週目からは胎盤が形成され、ママが口に運んだものは直接胎児に影響を与えます。

アルコールやカフェインは流産や早産、脳機能障害、発育の遅れが指摘されています。

アルコール以外にもタバコも禁止し、タバコを吸っている家族がいる場合は外で吸ってもらうなど協力してもらいましょう。

▼妊娠中の禁酒についてはコチラも参考にしてみて!

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妊娠初期の薬や予防接種も慎重に

インフルエンザのワクチンは不活化ワクチンなので妊婦に影響がないとされています。

インフルエンザの予防接種は毎年受けている人も多くいますが、気をつけたいのが生ワクチンを用いた予防接種です。胎児や妊婦に影響があるため接種はできません。

また、風邪薬や頭痛薬は、含まれる成分によっては服用できないものもありますので薬を飲むときは病院で相談し、妊婦でも飲める薬を処方してもらいましょう。

▼妊婦の予防接種についてはコチラも参考にしてみて!

妊娠中は紫外線対策をしっかりしよう!

妊娠によって、女性ホルモンの分泌が活発になると、メラニン色素を合成するメラノサイトが刺激され、日焼けしやすく、シミやほくろができやすくなります。

色素沈着によって、乳輪が黒ずみ、手足の関節が黒くなるなど全てホルモンの影響で、出産後は落ち着くとされています。

紫外線は1年中降り注いでるので、妊娠中は特にUV対策を忘れないようにしましょう。

▼妊婦の紫外線対策についてはコチラも参考にしてみて!

妊娠3ヶ月目は周りのサポートを上手に活用しよう!

妊娠3ヶ月目はつわりがひどく、栄養も十分に摂れないため情緒も不安定になりがちです。

また、体は便秘や頻尿、下腹部痛など色々な症状が現れてくるので外に出るのも億劫になってしまいます。

この時期は、食べれるものを食べて、3食から5食に小分けして食べるなど、工夫をしてみましょう。

水分補給も大切で、つわりがひどい時はレモン水やアセロラドリンクなどは、さっぱりしてビタミンCも同時に摂ることができますよ。

個人差はありますが、つわりのピークも妊娠11週目ではだいぶ落ち着いてきます。逆に、食べれるようになると一気に太ってしまうので注意が必要です。

この時期は体調の変化が著しいので周りのサポートをうまく活用しながら上手に妊娠3ヶ月目を過ごしていきたいですね。

妊娠4ヶ月目からは、基礎体温も下がり妊娠初期症状が徐々に治まり始めます。赤ちゃんの胎盤も完成し、しっかり栄養が届くようになりますよ。

体調は良くなる半面、妊娠12週からは、後期流産が起こる可能性もあります。引き続き、必要な栄養を摂りながら無理しない生活を送っていきましょう。

▼妊娠4カ月目についてはコチラも参考にしてみて!

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