自分にぴったりな出産方法は?理想的なお産のための方法紹介
一般的な出産方法は、大きく分けて「経腟分娩」と「帝王切開」の2種類です。
ですが近年、妊婦さんの負担を減らす目的から様々な種類の出産方法が考えだされるようになりました。
具体的には出産方法とはどのような種類があるのでしょうか?病院によっては選択できないものもあるので事前のチェックが大事です。
各方法にどのような特徴があり、メリットデメリットがあるのかを見て行きましょう。自分に一番合うと思う方法で元気な赤ちゃんを産みたいですね。
自然な出産である経腟分娩
経腟分娩とは、赤ちゃんがお母さんの産道を通って生まれてくる出産スタイルの事で、自然分娩とも呼ばれています。
自然分娩と呼ぶ場合は、出来るだけ医療技術の介助を行わずに分娩すること、と分類されます。
それが難しい場合にバルーンを入れたり陣痛促進剤を使うなど医療介入が行われるのですね。
経腟分娩で出産したい場合に知っておくべきお産の進み方
経腟分娩では、先ず陣痛が規則的に起こるようになり、それから子宮口が徐々に大きく開いて行きます。
子宮の入り口が8cm~10cmになると、いきんでもいいタイミングになります。注意すべきところはここです。
まだ子宮の入り口が充分に開ききっていないうちからいきんでしまうと、産道が割けてしまって大量出血する場合があるのです。
子宮口が全開になるタイミングは、出産を手伝ってくれる助産師さんや病院の先生がチェックしてくれます。
その指示に従って、いきむべき時期が来た時にしっかりお腹に力を入れるようにしましょう。くれぐれも、早くからお腹に力を入れないように気を付けてください。
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外科手術を行う帝王切開
帝王切開とは、麻酔を用いた外科手術を行ってお母さんのお腹を切り開き赤ちゃんを取り出す出産方法です。
手術は部分麻酔で行われるので、施術中にお母さんの意識はあります。でも痛みを感じることはほとんどありません。
術後は傷口を糸やステープラーという器具で縫合します。切開手術になるので麻酔が切れると痛みが強くなるのが辛い所ですね。
退院時期は、通常出産なら5日ですが帝王切開だと10日ほどかかる場合もあります。出産費用も通常の分娩より22万円ほど高くなってしまいます。
ですが、通常の出産よりもお産に掛かる時間が少ないため、母子ともに産後の消耗が少ないことがメリットと考えられています。
2種類の帝王切開
帝王切開には2種類の手法があります。
- 予定帝王切開
- 予め予定していた日時に手術を行って出産する方法。予定を立てるのは、医師の判断による。
逆子や妊娠中のトラブルのために胎児に負担が掛かる場合に採用される。また多胎児や巨大児の場合、前置胎盤などのケースにも予定帝王切開が行われる。
いずれの場合も胎児がしっかりと生育しているタイミングをみて手術の予定を組む。
- 緊急帝王切開
- 経腟分娩の途中、緊急的なアクシデントが起こって急きょ手術に踏み切ることを指して言う。
主な原因に、胎児の心拍の低下、常位胎盤早期剥離、陣痛が弱くなって赤ちゃんが外に出られない、臍の緒が胎児の首に巻き付いているなどがある。
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麻酔で痛みを抑える無痛分娩
麻酔を使って陣痛の痛みを和らげながら行う分娩を、無痛分娩と言います。陣痛に対して恐怖感がぬぐえない方を対象に実施されます。
麻酔は全身麻酔ではないので、出産中に意識はあります。通常の分娩とその点は変わりません。
麻酔には硬膜外麻酔と点滴麻酔の2種類があります。硬膜外麻酔では脊髄の近くからチューブで麻酔を入れます。点滴麻酔の方は術中に眠くなってしまう不安があります。
通常の分娩の様に経腟で出産します。日本ではまた認知度が低いですが、欧米の国では6~8割と多くの妊婦さんが無痛分娩で出産しています。
無痛分娩のデメリット
無痛分娩で注意すべきことは、麻酔をつかっているためにお母さんがなかなかいきめなくなってしまう、と言うことです。
そのため陣痛のタイミングを掴めずに、赤ちゃんがなかなか産道を降りてこられません。結局は帝王切開になってしまうと言うこともあります。
また麻酔を使用することから通常の分娩よりも10万円ほど余分に費用が掛かるほか、人によっては麻酔が効きづらく、痛みを消しづらいというケースもあります。
まだ調査中ですが、無痛分娩で生まれた赤ちゃんは出産後に光に対する反応が鈍かったり、自閉症になるという報告もあるようです。
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無痛分娩と基本的には同じ!陣痛の苦しさを和らげる和痛分娩
麻酔などの薬を使ったり、呼吸法を用いたりして陣痛の際の痛みを和らげる出産方法を和痛分娩と言います。
和痛分娩と無痛分娩は基本的に同じものです。これは医療機関によって呼び方が違うだけで、方法に大きな違いはありません。
強いて言うと、無痛分娩の場合は傷みを完全に消してしまうことを目的としています。しかしそれでも痛みが完全に無くなるわけではありません。
「無くすか」「和らげるか」とは言葉のあやの様なものです。どちらも麻酔を使用すると言う意味で同じものだと認識してください。
和痛分娩のデメリット
和痛分娩は、痛みを回避したい人ならすべて受けられるわけではありません。以下のようなケースでは施術が難しい場合があります。
- 血液が固まりにくいひとは硬膜外血腫が出来てしまう
- 背骨に変形がある場合は麻酔が上手く入らない
また母体だけでなく赤ちゃんにもこのようなリスクがあります。
- 赤ちゃんの呼吸が弱くなってしまう場合もある
- 赤ちゃんの頭にかゆみなどの症状が出る場合がある
赤ちゃんのリスクについては、麻酔による副作用と考えられていますが、自然に治って行くもので心配はいりません。
それに近年では麻酔の技術も進歩しているので、副作用自体が滅多に起こりません。注意事項程度に頭に入れておいてください。
これらのリスクをよく知ったうえで、無痛分娩に臨むかどうか判断してください。ご家族での話し合いが重要ですね。
器具を使って赤ちゃんを外に出す鉗子分娩
鉗子とは、トングのような形をした出産器具の事です。この道具を赤ちゃんの頭に直接ひっかけて、産道から引っ張り出すことを鉗子分娩と言います。
鉗子分娩が行わるのは以下のようなケースです。
- 陣痛が弱くなっている時
- 赤ちゃんの頭が骨盤に引っかかってしまっている時
- 母体の疲労が激しいとき
これらはいずれも難産になってしまうリスクがあり、赤ちゃんにもお母さんにも危険な状態になりかねません。
そのため、鉗子を使って人工的に赤ちゃんをお腹の外に出すのです。鉗子分娩になるのは医師の判断で、異常が起こって様子を見た後に行われます。
お産のトラブルの時に行われる吸引分娩
お産の時にトラブルが起き、赤ちゃんがなかなか外に出られない場合に行われます。この点は帝王切開や鉗子分娩と共通しています。
吸引分娩では、シリコン製のカップを赤ちゃんの頭に取り付けて、中の空気を吸い込む力によって赤ちゃんを外に引っ張り出します。
吸引分娩のリスク
吸引分娩を行う場合には、次のようなリスクが考えられます。
- お母さんの会陰、膣壁、経管などが割けてしまう
- 赤ちゃんの頭に血の塊が出来てしまう
- 赤ちゃんの頭がい骨の中に出血が起きてしまう
- 赤ちゃんの頭の形が変わってしまう
これらの影響は、吸引をおこなう場合の赤ちゃんの頭やお母さんの産道への圧力によって起こります。
赤ちゃんの頭の異常は、産後に時間が経過すると自然に治って行くので心配はいりません。
また頭がい骨内での出血も、近年では吸引分娩の技術が進歩しているので、発生頻度はかなり低く抑えられているようです。
お産をサポートする陣痛促進剤
陣痛をうながすための薬が、陣痛促進剤です。分娩の際に陣痛が弱くなってしまったり、妊娠中のトラブルで使用が適切と判断された場合に使われます。
陣痛促進剤が使われるケースは次のような症例です。
- 予定日を過ぎても陣痛が起こらない
- 破水しているのに赤ちゃんが下りてこない
- 陣痛が強くならなくて出産に時間が掛かる
- 妊娠中の母体の精神的肉体的疲労が大きい
出産予定日から2週間以上たってしまうと、胎盤の機能が低下してしまいます。その場合赤ちゃんへの酸素の供給が少なくなるので陣痛促進剤が使われます。
また陣痛が微弱な場合は、いきんでもなかなか赤ちゃんが産道を降りてくることが出来ず、出産に時間が掛かります。
こうした場合にも赤ちゃんが酸欠になる恐れがあるので陣痛促進剤でお産を促します。また出産前から妊娠高血圧症候群など母体に負担がある場合にも使われます。
出産を人工的に促す誘発分娩
経腟分娩が可能な状態で、陣痛が起こっていない場合に人工的にお産を進行させることを誘発分娩と言います。
方法は薬を投与することで子宮頸管を柔らかくしたり、陣痛をおこしたりして赤ちゃんが出てきやすい状態を作ります。
誘発分娩が適用されるのは以下のようなケースです。
- 出産予定日を過ぎてしまった
- 微弱陣痛になってしまいなかなか分娩に入れない
- 陣痛の前に破水が起きてしまった
出産予定日を大幅に過ぎると、赤ちゃんが大きくなりすぎてしまい産道を通りづらく、母子ともに危険な状態になります。
陣痛が弱い場合に薬の投与を行うのは、陣痛促進剤を使った分娩と同じ理由ですね。微弱陣痛でも難産になってしまうので母子の負担をなくすために行われます。
また、破水が起きてから24時間以内に出産しなくてはいけないと言われています。そのため陣痛の前に破水が起きてしまったら、誘発分娩が必要になるのです。
誘発分娩のリスク
誘発分娩では、子宮口が柔らかくなった状態でバルーンを使って子宮口を広げて行きます。そして充分に広がったらあとは自然分娩と同じ手順で出産します。
これは人によって個人差が大きく、数時間で終わる人もいれば、一日で陣痛が起きずに次の日にまた薬の投与を行う場合もあります。
そのため入院が長引くこともあり、母体への負担が大きくなるのが誘発分娩のデメリットとして挙げられます。
また誘発分娩は保険が適用されないので、通常の分娩よりも20万円ほど余分に出産費用が掛かってしまいます。そのため事前に医療保険に加入する必要があります。
パパが出産現場に立ち会う立ち会い分娩
妻の出産シーンに夫が参加する出産方法の事を、立ち会い出産と言います。かつてお産は女性のものだと考えられていたので、近年広まってきた出産方法です。
基本的には、赤ちゃんを産み落とそうとしているママの傍にパパが付き添っているスタイルを言います。
そのため、ママが精神的に安心出来たり、リラックスして出産に臨めたりするよというメリットがあります。
分娩室に入ってからは、いきみやすいように手を握る、陣痛の合間に水を飲ませる、顔を拭くなどママの負担が軽くなるように努めます。
「見ているだけ」は立ち会いではありません!
時折、立ち会い出産を「出産の見物」だと思っているというパパもあるようです。しかし見ているだけでは立ち会っているとは言えません。
出産はママ一人だけの物ではなく、あくまで家族で行うものだという意識がパパに必要です。そこには、赤ちゃんへのサポートという面も含まれています。
見ているだけ、ビデオで録画しているだけというパパは、産後にママとの関係に亀裂が入りかねないので注意が必要です。
反対に陣痛の間にママのために頑張ったパパは、産後でも感謝されたり、子育てに積極的に成れたという例もあるようです。
▼立ち会い出産についてはコチラも参考にしてみて!
気持ちを落ち着かせてお産に向かうソフロロジー式分娩
ソフロロジー式分娩とは、呼吸法を用いて妊婦さんをリラックスさせてお産への恐怖感と取り除く出産法の事です。
呼吸でリラックスするという点ではこれから説明するラマーズ法とも共通しています。しかしラマーズ法とは呼吸の仕方が違っています。
ソフロロジー方で行うのは、腹式呼吸です。鼻から吸った息を口からゆっくりと吐き出します。吸うのが3秒で2秒お腹にとどめ、それから5秒かけて吐き出します。
これにより深い呼吸が出来るようになるので、赤ちゃんの体にも酸素が行きわたり、安全に出産することが出来ます。
音楽を聴きながら瞑想することで出産の恐怖を乗り越える
ソフロロジー式分娩のもう一つのポイントは、イメージトレーニングです。出産を怖いものだと思わずに、明るいイメージを持つことで緊張をほぐします。
この方法はヨガや瞑想の手法に近く、イメージトレーニングの最中には妊婦さんがリラックスできるような音楽を掛けることもあります。
またソフロロジー方のためのトレーニングCDなどもあり、両親学級で取り入れられたりしています。
▼ソフロロジーについてはコチラも参考にしてみて!
呼吸でリラックスを目指すラマーズ法
人は、何か一つの刺激に集中していると、そのほかの刺激を感じにくくなるという特性を持っています。
その性質を利用して、フランスのラマーズ博士によって提唱された出産方法がラマーズ法です。
ラマーズ法の要は「吐く息」
ラマーズ法のポイントは、吐く息に重点を置いた呼吸法によって陣痛の痛みを逃がすことにあります。
呼吸の仕方は「ひっひっふー」という独特なリズムのもので、鼻から吸った息を口からこのリズムで吐き出します。
陣痛の際に、呼吸に集中することによって痛みに気持ちが集中するのを防ぐのが目的です。日本でも広く実施されていて、もっとも認知度が高い出産方法と言えるでしょう。
テレビドラマなどで、この方法が実践されているのを見た方も多いのではないでしょうか。それくらいよく知られた方法です。
他の出産方法の認知度が低く、選択肢が無い場合も
ラマーズ法はもっとも一般的な出産方法であり、最近では両親学級で、このラマーズ法の呼吸法の訓練を行う病院も多くなっています。
ですが、逆に言うとそのほかの出産方法があまり知られていないために、病院から言われるままにラマーズ法で分娩したというケースも多いのです。
しかしそうでな病院では、ラマーズ法以外の出産方法の技術を持っている医師が居ないなどで、選択の余地が無い場合もあるのです。
▼ラマーズ法についてはコチラも参考にしてみて!
ママが主役のフリースタイル分娩
フリースタイル分娩とは、病院の先生や助産師さんではなく、ママが主体となって出産する方法です。
自分が楽な方法で出産が出来ます
具体的な方法は、ママが自分の好きな姿勢になって赤ちゃんを産み落とすのです。アクティブバースなどともよばれています。
陣痛の苦痛を逃がすために、ママが自分の楽な姿勢を選べることにメリットがあります。場合によってはパパに後や前から支えてもらって出産することも。
楽な姿勢を考えるのは意外に大変です
しかしこの方法は、実際に赤ちゃんを産み落とすママが、どんなように出産をしたいのか積極的に考える必要があります。
自分で楽な姿勢を探さなくてはならないので、助産師さんの指導を受けながらの方がストレスが少なかったというデメリットもあるようです。
よく行われる姿勢として、両手両膝をつくものがあります。自然に骨盤が広がって赤ちゃんが産道を通りやすくなるからです。参考にしてください。
▼フリースタイル分娩(アクティブバース)についてはコチラも参考にしてみて!
浮力を利用して母体の負担を軽減する水中出産
お風呂やプールの中で行う出産方法です。ぬるま湯につかることで、陣痛に際して体がリラックスするように促すことを目的としています。
浮力を利用するので楽な姿勢が取れます
陣痛が始まっていきんでいる間は、自分の好きな姿勢でいることが出来ます。水中には浮力があるので、お腹の重さが軽減されて姿勢を変えやすいのがメリットです。
また、水の中で生まれた赤ちゃんを自分で抱き上げることが出来るという他では出来ない体験も可能です。一生の思い出になりますね。
日本では実施してくれる施設はわずかです
ただ、この方法は出産のための設備や準備に費用がかかるので、日本では実施されている施設に限りがあります。
そのため、病院で水中出産を希望しても断られるケースも多いようです。どうしてもという場合には遠方の病院に行かねばならず、母体に負担となってしまいます。
▼水中分娩についてはコチラも参考にしてみて!
気功の要素と取り入れたリーブ法
日本で近年開発された出産方法です。中国の民間療法である気功の要素を取り入れた呼吸法で、妊婦さんがリラックスできるように導きます。
呼吸のリズム取りやすいことが特徴
呼吸法でリラックスを促すという点は、ソフロロジー法やラマーズ法と共通していますね。でもリーブ法は特に吐く息のタイミングが取りやすいことにメリットがあります。
コツは息を吐くときに「ソーン」と自ら声を出す事です。自分の声を聴くことによって妊婦さんは冷静になりやすく、また呼吸のリズムも図りやすくなります。
並行して、出産までのイメージトレーニングも行います。これはお腹の中に居る赤ちゃんに思いをはせ、実際の出産を想像することで、本番であわてないという目的があります。
認知度が低く実践が難しのが現状
ですがリーブ法はまだまだ認知度の低い出産方法なので、正しい知識を持っている医師の方が少ないという問題点があります。
そのため実施している病院や助産院も少なく、地方では自宅の近所の院でリーブ法出産を受けられないことが多いのがデメリットです。
▼リーブ法についてはコチラも参考にしてみて!
重力に逆らわない座産
昔は出産の方法として一般的なものでしたが、最近では実施する病院は少なくなってきていいました。それが近年また注目され始めています。
座ったままなので赤ちゃんが産道を通りやすい
座産は椅子や布団の上に座ったままお産に向かう出産方法です、椅子に座っている場合には赤ちゃんは頭はまっさかさまに出て行くので、助産師さんが受け止めてくれます。
座産はアクティブバースの一方法でもあるので、アクティブバースを実践している病院な助産院で受けることが出来ます。
▼座産についてはコチラも参考にしてみて!
会陰が割けやすいというデメリットも
座ったままいきむので、自然と下腹に力が入りやすくなり、赤ちゃんが外に出やすいというメリットがあります。
反対に、陣痛が弱いうちから下腹部に力が入ってしまうと会陰が割けてしまうデメリットもあります。
実践する際には陣痛の様子に合わせて姿勢を工夫するように注意しましょう。また緊急時の対応をしてくれる病院との連携も大切です。
出産の方法は様々!自分で選ぶことも大切です
どの方法も共通して言えるのが、陣痛の痛みを軽減してお母さんをリラックスさせる目的を持っている事です。
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